明徳義塾高校惜敗

9回のウラでの逆転負け・・・・・四国の牙城が崩れていきました。近畿勢がベスト4に残るという珍しい大会となりましたが、明徳義塾高校の馬淵監督が、下記のように述べておられました。

『この近畿勢の4強独占について問われた明徳義塾の馬淵監督は「第一にこれだけ雨で延びたら我々は練習する所がないんですよ。地元の学校は自分の所で雨天練習場でやれる。地方から来ている学校は、雨が降ると、なかなか思うように練習会場を確保できない。その環境の違いがある」と持論を展開。調整面で甲子園に近い近畿勢が有利だったと指摘した。

さらに「もう1つは近畿のレベルが高いということ」と実力の高さも認めた。』

確かにこれだけ雨が続き、選手達はどこで、練習をしていたのか・・・・考えてもみませんでした。宿舎の大広間で素振りくらいは出来るでしょうが、キャッチボールも出来なかったかもしれません。関西地区に人脈のある監督が、懇意にしている高校の雨天練習場を借りれれば良いのでしょうが・・・

監督業は、大変なんですね。

笑顔いっぱい女子高校野球

 

昨日、全国女子高校野球(硬式)の決勝が甲子園で行われました。神戸弘陵高校VS高知中央高校の素晴らしい試合。とにかく笑顔が可愛い・・・これは、絶対人気が出ます。優勝は神戸弘陵高校が優勝したのですが、負けた高知中央高校にも笑顔がありました。

試合前、神戸弘陵高校はベンチメンバーとそれ以外のメンバーがグランドと内野席を使って大きな輪を作り、元気で可愛い気合いを入れていました。男の野球しか見ていなかった私には、野球に対する概念が根本から崩れていった瞬間でした。

ルールも男子高校野球とはかなり違います。1試合が9回ではなく7回。投手は投げるのが専門で、打者にはならずDH制となります。ベンチ入りのメンバーは25人と多くなっています。また、背番号は1~99のどの番号をつけてもいいのです。

今後、女子サッカー以上に人気が出てくるような予感がします。当院の近くにある新田高校も女子硬式野球部があります。その内に全国大会常連校になると思いますので、その時は応援よろしくお願いします(2年前の日米大学野球大会の坊ちゃん球場での始球式では、新田高校の女子ピッチャーが、豪速球のストライクを投げました)!

ウイリアムズポート

リトルリーグの聖地がペンシルベニアのウイリアムズポートである事をご存知でしょうか?

アメリカでは高校野球よりリトルリーグの方が人気があります。私が家族(妻、子供)を持っているころ、アメリカに引っ越しました。最初に着いたのがロサンゼルス。そこで見た新聞の一面がカラー写真のリトルリーグの少年野球シーンでした。どうやら、リトルリーグ・ワールドシリーズに出場するロサンゼルスチームが決まった日だったようです。

そして、ペンシルベニアに移動して再び、新聞に極東代表チームの武蔵府中チームの紹介が大きく取り扱われていました。極東代表チームは常に優勝候補です。記事を読んでみると近くの環境教育を目的としたセンターで合宿をし、娘が入学する小学校のグランドで練習をするとありました。早速、家族で練習を見学。チームの監督さんも日本語(我々の会話)が聞こえるので、驚いた様子でした。選手の中で豪快なホームランをかっ飛ばし、豪速球を投げる選手がいました。

見学者は、ゾロゾロと増え始め、全ての人々が彼の一挙手一投足に釘付けでした。彼の名を、「中山怜大(れお)」といいます。リトルリーグ・ワールドシリーズの決勝はABC放送で全国放送されます。主要な選手は、CM放送にも出演し、前日のホームラン競争もテレビ中継されるというお祭りなのです。このホームラン競争で確か「中山怜大(れお)」は、優勝したはずです。残念ながら武蔵府中は、優勝を逃したのですが、客観的に見て実力はナンバーワンでした。武蔵府中の試合は全て応援に行ったのでその実力は、目に焼き付いています。

大会は、現在、アメリカの代表8チームがアメリカナンバー1を決定、海外の代表8チームが、海外ナンバー1を決定し、ナンバー1同士が世界一を決定します。この方式だとアメリカチームが必ず決勝戦に残ります。それでも、優勝回数が一番多いのは台湾の17回優勝です。ところが、現在中国が参加したことから、台湾は参加していません。また、2007年からは、アジア太平洋代表から日本は独立して、日本チャンピオンになると参加出来るようになりました。多分、リトルリーグでは日本のレベルが世界一だと思います。

さて、「中山怜大(れお)」」ですが、かれは日大三高に入学し3回甲子園に出場しセカンドを守っていました。残念ながら身長が伸びず、高校生では小柄な選手になっていました。その後、彼は立教大学に入学し野球部キャプテンとしてチームをまとめたそうです。

リトルリーグの聖地ペンシルベニアのウイリアムズポートで今日、大谷翔平選手のエンジェルスとインディアンスの公式試合がありました。その試合を、アメリカのリトルリーグ代表チームが見学していました。残念ながら、今年は海外チームは参加していません。2017年からリトルリーグ・ワールドシリーズの時期には、ウイリアムズポートで、メジャーリーグの試合を企画するようになったそうです。

世界中の野球少年が憧れの大谷翔平選手に会える・・・・なんとも素敵な企画なのでしょう!

大谷翔平という生き方

ご両親が、野球とバトミントンに才能があるスポーツマン一家。3人兄弟(兄、姉、本人)、兄が7才年上で野球少年であったため、幼い頃から野球が生活の真ん中にある生活を送っていましたが、水泳も大好きだったので同時にやっていたそうです。

小学校2年生からリトルリーグに所属すると、社会人野球をしていたお父さんもコーチに就任。仕事の合間をぬって翔平選手と一緒に野球をしたそうです。中学校になってもやはり、コーチとして指導しましたが、スパルタ方式ではなく楽しくノビノビと指導したそうです。才能のある翔平選手は、投手としては豪速球、バッターとしてはホームランという現在メジャーリーグで活躍している通りの雛形(ひながた)野球をしていたようです。

ご両親の育て方には、特に家訓のようなものもなく、ただただ深い愛情を注ぎ込むご家庭だったようです。そして、翔平選手に自らの進む道は決めさせ、ご両親は多く口を挟むことは無かったようです。人一倍負けん気の強い翔平選手が、高校まで一度も日本一になることが無かったことが、探究心を持って練習に励む原動力になっていったようです。

ベーブルース以来100年もこの世に現れなかったスーパースター大谷翔平選手を見ることが出来る幸せに感謝、感謝です・・・怪我だけはしないでください!

5ALA

※転売目的での購入をお断りしております。 転売目的でのご注文が発覚した場合は、ご注文をキャンセルさせ...

5ALAというサプリメントをご存知でしょうか、長崎大学の北潔教授を中心とした研究グループがマラリア治療薬として開発したサプリメントです。今年2月9日のTBSニュースによると、5ALAは、新型コロナウイルスの増殖を100%阻害することが出来たと報道されています。赤ワインや納豆などに含まれるアミノ酸だそうです。

これが事実なら、政府はしっかり予算を計上して支援していただきたいものです。以下、5ALAに関する説明書です。

『この度、国立大学法人長崎大学*1(長崎県長崎市文教町1-14、学長 河野 茂:以下長崎大学)とネオファーマジャパン株式会社*2(東京都千代田区富士見2-10-2、代表取締役 河田聡史:以下NPJ)は、NPJが研究・開発・製造を行う5-アミノレブリン酸*3(以下、「5-ALA」)を用いて、新型コロナウイルス感染症(以下、「COVID-19」)患者を対象とした特定臨床研究を開始することになりましたのでお知らせいたします。

5-ALAは、天然に存在するアミノ酸であり、ヒトや動物、植物の細胞内で作られています。また、食品中にも含まれており、日々の生活の中で摂取しているアミノ酸の一つです。また、高い安全性と機能性を備えていることから、すでに10年以上前から各種ヘルスケア製品に活用されております。

長崎大学熱帯医学・グローバルヘルス研究科長 北 潔 教授らとNPJは、この5-ALAの機能性に着目し、マラリア治療薬の開発を進めてきました。現在、国立国際医療研究センターの狩野繁之部長らとラオスでの臨床研究を進めております。5-ALAには幅広い感染症に対する効果が期待されるため、熱帯感染症研究に長い歴史を持つ長崎大学と5-ALAの熱帯感染症抑制効果を広く検討しております。

このような背景から、社会的要請の高いCOVID-19に関しましても研究を開始しました。原因ウイルスであるSARS-CoV-2ウイルスを用いて、試験管内における細胞の感染試験を行った結果、5-ALAに強い感染抑制効果を見いだしました。』

 

初めてのスタジオ

楽器を奏(かな)でることなど、全く縁が無かった私。スタジオなどという空間に足を運ぶことは、ありませんでしたが・・・・ついに、ベースギターを抱(かか)えて踏み入れました。立派なスピーカーがセットされ、まるでプロミュージシャンの空間です。

「参った・・・・全く慣れん・・・・」

そんな様子を察知したメンバーが優しい言葉がけをしてくれるうち、徐々に慣れていきました。私が弾く曲は、2曲だけですから大したことないのですが、楽譜も読めない私が本当にできるのでしょうか?

9月14日(火)と日程は決まりました。あとは練習あるのみ・・・・何で、こんなことに・・・

BURT’S BEES

「先生、ノミに咬(か)まれて、痒くないですか?」

「だいぶ良くなってきたけど・・・・まだ、ちょっと痒いことは痒い・・・」

「そしたら、これがいいですよ。」

と、患者さんから紹介されたのが「BURT’S BEES」。これは、アメリカで口コミから普及した塗り薬です。下記に「BURT’S BEES」に関する説明書を記載します。

『使用している成分は、植物や花からの抽出物、塩などのミネラル、蜂蜜や蜜蝋など、天然のものがほとんどで、自然界に存在しない合成化学物などは可能な限り使用していません。

製造工程においても、加水分解や水素化、エステル化など自然なプロセスを採用、環境や人体に悪影響のある自然でない工程はないのだそう。

詳細な使用・未使用成分や工程はバーツビーのウエブサイトに記載され、誰でも閲覧できます。

実は化粧品業界において、「ナチュラル」に関する基準はまだ確立されていません。

だからバーツビーズでは自らナチュラルの基準を以下のように明示しています。

95%以上天然成分で作られていること

人間の健康に危険である可能性のあるものは一切使用していないこと

天然成分の効果や純度を著しく変えてしまう製造工程は採用していないこと

ブランド名の由来は、バートさんという蜂蜜屋さんと協力して蜜蝋から作ったキャンドルを販売したのが起源であることから、「バートさんちの蜂」と名づけたそう。

1984年にメイン州の小さな蜂蜜屋さんが作ったキャンドルが、口コミで全米に広がり、次第に石鹸や香水、そしてバーツビーズの代表商品であるリップバームへと商品の幅も広がっていったのだとか。

本当に良いものは口コミで広まっていくものなのですね。』

このように限りなく天然に近づく塗り薬が一般に普及する背景には、アメリカの医療費高騰という経済的理由があるように思います。医療に関して訴訟が多く、医療従事者の責任分業化のため職種が多くなり人件費が上がるようです。保険料に関しての記事があったので記載します。

『●診療費は病院や保険会社との交渉で決まる!

保険料は、基本的に医療機関と保険会社の交渉によって決定します。

たとえば昨年の検査時、胃カメラや麻酔薬も医療保険で全額支払われたが、今年は半額しか支払われず残りは自費になる、といった事象も頻繁に発生します。

自己負担額に不満がある場合はクレームも可能で、受け入れられれば医療費が減額になることもあります。

アメリカの医療費が日本より高い理由は、医療保険の仕組みと医療システム

アメリカの医療保険は、保険料により受けられるサービスが異なります。

保険料が高いほど、より良い医療を受けられ、病気やけがなどの受診時は負担を軽くできます。

つまり、より良い医療、病院への支払いを少額にするには普段から高い掛け金を払う必要があります。

医療を受ける上での人件費は日本よりも高い傾向にあり、サービスに対する対価に関しても患者側から不服を申し立てることができます。

そのため、医療費が高騰し、また医療保険会社が民間経営のため、掛け金も高くなります。

アメリカにおいて、医療はビジネスとしての要素が大きい印象です。』

アメリカで高額医療費を払えない人々が、出来るだけ天然材料のカラダに優しい薬や療法にシフトを変えて行くのは、自然な流れだと思います。

最も降水量の少ない県は?

「50年に1度の豪雨」と毎年耳にしますが、「その地域にとって50年に1度」という意味だそうです。しかし、最近では同じ地域で連続して豪雨に見舞われているような気がします。これは温暖化の影響なのでしょうか・・・・専門家ではないので、よく分かりません。2018年の調査で、最も晴れの日が多い県を示していました。

第1位:香川県
第2位:愛媛県
第2位:徳島県
第4位:高知県

何と、四国4県が上位独占でした。ところが、降水量が最も多い県は、

第1位:高知県
第2位:鹿児島県
第3位:宮崎県

高知県は、晴れの日が多いのに、一旦雨が降ると豪雨(台風の通路)になることが、よく分かります。
降水量が最も少ない県は、

第1位:長野県
第2位:香川県
第3位:岡山県

最近豪雨に見舞われている長野県が降水量が最も少ないのは意外でした。長野県の北部や中部の盆地は、雨の少ない地域。理由は、この地域が海から遠く離れて、周囲を山脈に囲まれているため、台風、低気圧、前線などの影響を比較的受けにくいからだそうです。

四国には石鎚山、剣山という高い山脈があるため、高知県で雨を降らし香川県や岡山県に雨をもたらさない様になっています。私の住んでいる愛媛県、降水量の順位は15位。これは、高知県に近い南予地方に雨が多いからで、中予(松山市周辺)、東予(新居浜市、四国中央市周辺)は、香川県並みの降水量のはずです。

不謹慎かも知れませが、今後仮にこのような豪雨が、毎年全国で続くようだと、どの地域が最も安全に住めるのか、真剣に考える人が増えてくると思います・・・・生き延びるため・・・・

レジージャクソン(その2)

2000年にペンシルベニア州のステートカレッジという街に住んでいる時のことです。そこで日本人の奥さんを持ったアメリカ人と親しくなりました。彼のお祖父さん(あるいは曾祖父さん)は、野球のメジャーリーグ選手で、最初のワールドシリーズで、5試合投げ3試合勝利した選手でした。調べてみると、デイーコン・フィリップという投手で、サイ・ヤングにも初戦では投げ勝っています。そんな野球一家なので、彼のお父さんは、メジャーリーグでキャッチャーをし、引退してからは、高校の野球選手の指導をしていました。その中に、何とあのレジージャクソンがいたのです。

「ええええ・・・あのレジージャクソンを指導したんですか!私は、レジージャクソンの大ファンなんです。どんな選手でした?」

「やはり、才能があった・・・・いい奴で、初めてメジャーリーグで試合に出ることになった時、チケットを送ってくれたんだ。」

と懐かしそうに語ってくれました。
それにしても、広い広いアメリカ大陸でレジージャクソンの指導者に会うことが出来るなんてと思っていると・・・・いつの間にか、アメリカ大陸で離婚にはめられ・・・

「アメリカの女は、気をつけろ。徹底的に戦ってくるから・・・」

と、お父さんには、色々相談に乗っていただきました。本当にありがとうございました。

レジージャクソン(その1)

大谷翔平選手が39本のホームランを打ちました。エンジェルスの歴史で39本のホームランを打ったのは、ニューヨークヤンキースで活躍したミスター・アクトーバと呼ばれたレジージャクソン以来だそうです。レジージャクソンは私が20代にニューヨークにいた時のヒーロー。当時家賃が225ドルの安いアパートに住んでいると、同じ専門学校の同級生からの電話がありました。

「ヒロム(私の名前)、テレビが歩道に置いてある。映るかもしれないので、運んでみようか?」

私がテレビを持っていないのを知っていたので、わざわざ教えてくれたのです。2人で真空管仕込みの重いテレビを、3階のアパートまで運び、スイッチをつけると白黒の画面が浮かび上がりました。これで、大好きなニューヨークヤンキースの試合が見れるようになったのです。友人のTさんに大感謝です。それからは、ヤンキースの試合を毎日見る日々。レジージャクソンの豪快なスイングに魅了されっぱなしでした。私にとって野球のヒーローは長嶋茂雄選手、その次のヒーローがレジージャクソンでした。そんなある日、やはりヤンキースの試合を見ているうちにだんだん画面が狭まってきました。

「あれ?どうしたんじゃろ・・・・・」

などと、思っているうちにもう少し縮まってきました・・・・そして、一本の線になったとおもったら、スーっと線が消え暗い画面となり・・・・ただの箱になってしまいました・・おしまい。

(次回はレジージャクソンの話その2となります)