ムチ打ちによる頭痛の治療例

12年前に交通事故に会いムチ打ち。

それ以来、頭痛に悩まされ最近、仕事をやめたBさんが来院。

2回の治療で徐々に良くなり、今回は3回目。

ところが、あいにくの雨。低気圧になると、血管が膨張し血流が悪くなり、発痛物質が滞り頭痛をおこしやすくなります。Bさんは、左右側頭部が痛いそうです。

 

天城流では、頭部血流、リンパの流れは、左首から左側頭部、右側頭部から右首とし、左首に滞りがあると血流が悪くなり、絶えずチンチンとした頭痛(陽性の頭痛)となります。

右首に滞りがあると血液、リンパ液が溜まり押すとブヨブヨした感じの頭痛(陰性の頭痛)。

 

これは、解剖学的には、解明できないと思います。ただ、これを感じ、実際やってみると、治ります。

Bさんの首を触ると、明らかに右首が硬く詰まった感じです。

 

「右の方が痛い!」とBさん。

 

そして、頭皮に触れると、確かにブヨブヨとした感じです。血流が良くないので、左右の側頭部に滞りがあると考えられます。

 

そこで、Bさんに右肩を上にしてベッドで横になってもらいます。

耳の後ろから鎖骨、胸骨にかけて長い筋肉が走っています(胸鎖乳突筋)。

 

耳の後ろの圧痛点(完骨穴といいます)に、鍼を刺し置きます。

そして、この筋肉の圧痛点3箇所にお灸を3壮づづ。そして、鎖骨の上の最大圧痛点に、しっかりお灸5壮。

これで、右側頭部痛が、なくなりました。

 

次に、左右の大胸筋、左右の肩甲骨、左右の腋窩(脇の下)の圧痛点に3~5壮のお灸。

手首、足首の圧痛点にお灸3壮。

 

ところが、まだ右鎖骨の上に「つまり感」は残っています。そこで、柔らかくなるまでお灸。

すると、左側頭部痛がなくなりました!

 

次回、Bさんが来院されるのは、3ヶ月後。かなり、改善されたようです