若いって素晴らしい!

20才代のスポーツ選手、2〜3日前から右肘に痛みがあり5ヶ月ぶりの来院です。この2〜3ヶ月前から見つけた頭部の治療点を早速使うことにしました。

「ここ、今まで打ったこと無かろう?」

「ここは、無かったですね・・・・それから、見つけ方変わってません?以前と随分違う気がするんですけど・・・・」

「そうそう、頭に触れんようにして、指先で感じるようにしとるんよ。この方がやりやすいんよ・・・日々進化しとろう?」

「そうですね。」

こんな会話をしながら治療が進んでいきます。結局、9本の置鍼で肘の痛みがほぼ無くなり、最後は右肘に対応する右膝外側に3本置鍼で終了。

「どの鍼が1番効いた?」

「これです(右膝外側の1本)」

これで、肘の痛みが全く無くなったそうです。若いって素晴らしい!

OKグーグル

「OKグーグル、タイマー30分お願いします」
と言って、置鍼(鍼を頭に刺すことです)してからの時間を機械にお任せしていたのですが、最近、上手く働いてくれません。そのため、グーグルに頼らず「適当30分」でやっているのですが、その方がいいように感じ始めました。

この30分は、患者さんがゆっくり過ごす時間。たとえ15分でもゆっくり過ごせれば、効果がある様に思います。必然的に多くの患者さんは、私と会話をすることになりますが、お疲れ気味の患者さんは、ベッドでゆっくり休んでいただきます。頭に置鍼すると、血流が良くなり眠気が襲ってくるので、置鍼後のお昼寝を楽しみにしている患者さんも、かなりいらっしゃいます。

また、話好きの患者さんには、私がしっかり話を伺うようにします。患者さんの話がやはり面白いのです。私の知らないことをドンドン教えてくださいます。

「私の息子は、50才になるのだけど・・・・ずいぶん昔から、1日1食にしているのよね。それで、頭に白髪が一本もないの!真っ黒。

「ううううん、凄いな!・・・・そういえば、ボクも1日1食にしてから、白髪が少なくなって黒髪がずいぶん増えた!胃や腸に行く血液が少なくなって、その分、頭に血液がたくさん行っとるんじゃろうね・・・きっと!」

などと、気づくことが多いのです。いい仕事にありつけました!

漫画本

医師・真弓定夫先生の「空腹健康法」をしっかり読んで、毎日空腹を楽しんでいます。おかげで、健康そのものです。私は患者さんに触れて治療をします。最近では、触れる前に指先で感じる感覚が大切であると分かり始めました。そんなに触れるか触れないかの微細な感覚は、空腹だと感じやすいのです。

満腹で血液が消化器系に集まっていると、指先の感覚は間違いなく鈍ります。3食それぞれ満腹にしている中高年の人達は余った血液で脳、肝臓、肺など重要な器官に回すため、十分な活動は出来なくなります。機能が低下し体温も低下していくのです。そうすると、免疫力も低下。病気になるリスクが増えます。

この様な単純明確なことを、真弓定夫先生は、薄っぺらい漫画本にしておられます。今回は、真弓定夫先生の漫画本が待合室に8冊揃いました、いつでもご覧ください。

遠視

楽譜が読めなくなり、遠近両用のメガネを作りに行きました。すると、

「乱視に老眼、それから遠視が入っていますね。」

「ええええっ、遠視!」

ちょっと驚きましたが、納得出来ました。裸眼で遠くの山をみると、くっきり見えるのに気づいてはいたのです。夕方から夜になると、乱視が優っているのか、ぼやけますが、昼中は遠くがよく見えるのです。69才になってこんな経験が出来るとは思ってもみませんでした。

明日の音楽練習は、100均で買った老眼鏡で何とか楽譜を読みますが、明後日には、遠近両用メガネが出来るので楽しみにしています・・・・興居島で一服しながら。

紫雲膏モドキ

なんと、「紫雲膏」が300円も値上がりました。980円→1280円・・・・もう、限界です。

紫雲膏の成分であるシコン(ムラサキという植物の根)が、取れなくなって来ているのでしょう?何せ、ムラサキは絶滅危惧種になっているのですから。

そこで、友人から頂いた蜜蝋を精製して、紫雲膏モドキを作る覚悟ができました。今、YouTubeで蜜蝋作りを勉強しています。純度の高い蜜蝋をどう作るかがポイント。

紫雲膏モドキを作って、お灸をする際の皮膚とモグサの緩衝剤・・間接的なお灸治療をするのです。出来た暁(あかつき)には、ご紹介いたします。

ギックリ腰の急患さん。

「先生、今日空いてます?」

「はい、今日は一日空いてますよ。」

と、電話での会話。

「そしたら、知り合いがギックリ腰になったんで、お願いします・・・・午後1時で大丈夫ですか?」

「はい大丈夫です。午後1時、13時でお待ちしています。」

ということになり、50才代の男性患者Aさんの治療が始まりました。

「明日から稲刈りが始まるのに、ギックリ腰をやってもうて・・・階段上りが、痛とうて、痛とうて・・・若い頃、ギックリやった時は、手と足の指を揉んでもろうて、治ったことがあったんです。」

と、以前の経験を語ってくれたAさんには、足の刺激が効くようです。そこで、頭に14本置鍼。

「これで、どうですか?」

「・・・・だいぶ、良うなった・・・けど、まだ怖ごわ歩く感じは、残っとる感じ。」

というので、足に見つけている治療点を鍉鍼で押圧することにしました。この治療点は、学会で発表していないし、認められるかどうかも分からないので・・・どうなるのでしょう?

Aさんのギックリ腰の痛みが10→2となり、終了しました。

明日どうする?

 

今日は、朝から夜8時まで仕事ができました。ありがたいことです。

1日1食の生活をしているので、昼休みを必要としないのです。12時(正午)が来ると昼食という生活ではないので、連続して患者さんを診ることが出来るのです。

ですが、明日の日曜日は、治療予約無し。

この現実を楽しんでいます

お尻がゆるむと・・

「今日は、問題あり!左肩を上げると痛い。」

普段は、健康管理で週1回来院されている60才代の男性患者Cさん、五十肩ではないようです。肩はスムーズに上がります。ただ、痛みがあるのです。

「そうですか・・・・そしたら、お尻に鍼を刺しましょう。」

「ええ?お尻・・・・」

「そうです。肩の三角筋は、お尻の筋肉と対応していて、お尻の筋肉がゆるむと、肩の三角筋もゆるむんです。」

ということで、お尻に9本置鍼。

「どうですか?」

「・・・・痛くない。」

Cさん、イスに座りパソコンと向き合うことが2~3日続いたようです。それが原因で肩が痛くなったと考えられます。お尻がゆるむと、肩がゆるむってよくあります。

足にも治療点あり

「今週の7日土曜日までに、腰を治せと先生に言われました。」

と昨日来院の男子高校生A君。2日連続の来院となりました。そのため、前もって悪い右腰の治療点に、右腕あるいは右肩甲骨辺りをイメージしていました。回転式座椅子に座ってもらい肩付近の三角筋と肩甲骨の筋膜をはがし・・・

「どうですか?」

「・・・・あまり、変化ないです。」

「そうか・・・・今日は、前もって準備してみたんじゃけど・・・やっぱり、この職業・・・直感が、やっぱり大事なんよね。」

と、いつものように膝診から始めました。今回は、耳ウラに7本打つも、

「立ち上がる時の痛みはなくなりなした。」

「・・・そしたら、足を診ましょう。」

と、見つけた足の治療点を鍉鍼で押圧。

「痛い痛い痛い・・・・・_」

「これで、どう?」

「・・・・・痛くない!」

とA君、ニッコリ笑顔。

A君には、自分で足の治療点を刺激するように指導して、終了となりました。

恩師

今日は、10時過ぎまで治療ができ、充実した時間を過ごせました。ありがたいことです。今日は患者さん8名中3人は野球関係者。大学時代、本当にお世話になった故功力(くぬぎ)監督に何一つ恩返しすることが出来なかった私。芸術専門学群に籍を置きながら、野球をやっていることを大変喜んでいただき、Tシャツのデザインや、ウインドブレーカーのワンポイントデザインを任されたり・・・・本当にありがとうございました。

「功力先生、野球では本当にお世話になりました。お陰様で、野球関係者の患者さんが来院されることが多くなりました。これも、全て功力先生の注がれた愛情のおかげです。愛媛野球のお役に立つ様、残りの人生を治療家として過ごし、功力先生に恩返しいたします。」