ありがたい膝痛

カラダを通して感じるシビレ、痛みにどのように向かい合うか・・・・という、ありがたい機会をこの半年いただきました。

膝痛、腰痛、首痛などと無縁だった私。
71才になって、やっと向かい合うようになりました、最初は左膝痛。当初は、すぐに治るだろうと高(たか)をくくっていたのですが、正座ができないという状態が数ヶ月続きました。その後、仙腸関節(オシリの出っ張り)あたりからシビレを感じるようになりました。その感覚が強くなるにつれて、膝痛がなくなっていきました。そして、今は普通に正座ができます。

ここで、色々調べてみました。どうやら、仙腸関節がキーとなるようです。チャットGTPからの引用です。

『2. 仙腸関節の特徴
普通の関節とはちがいます。
動き
動きは 非常に小さい
約 1~3mmくらい

しかしこのわずかな動きが

歩行
立ち上がり
体重の伝達
にとても重要です。

3. 役割
主な役割は 上半身の重さを脚に伝えることです。
流れは、背骨 → 仙骨 → 仙腸関節 → 骨盤 → 股関節 → 足
つまり
体重を脚に伝えるクッションの役目をしています。
4. 仙腸関節が悪くなると
仙腸関節の機能が落ちると次の症状が出ることがあります。
腰痛
お尻の痛み
足の付け根の痛み
太もも裏の痛み
坐骨神経痛に似た症状
※実際に
腰痛の15〜30%は仙腸関節由来と言われています。』
現在は、このことを意識して、新たな操法を開発しています。おかげで、腰の調子が良くなっています。これを、ゆくゆくは患者さんに指導していくつもりです。

治療点の修正


この3〜4年間、膝診を行いオデコに見つけた治療点を基礎治療として施術しています。当初は、その治療点を環状縫合上に見つけていたと思っていたのですが、実際には環状縫合上ではありませんでした。

頭の治療点を見つける際、中指の指紋あたりを頭皮付近に近づけるのですが、その時、指紋が感じる場所は、環状縫合より1〜2cm手前にあります。そこが、治療点です。

私が、なぜこの治療点を見つけたかというと、基本中の基本であるオデコの中央部にあるA点で治療点を見つけるのが下手くそだったからです。あまりにも広くて私には難しいのですが、E点という眉毛の上にある治療点は眉毛という基準線があるから簡単だったのです。

このように、簡単に見つけることができないだろうか?と考えたわけです。
そこで、気になったのが環状縫合。環状縫合と対応する後ろ側にはラムダ縫合というラインがあり、そこには治療点が存在します。だとすれば、環状縫合にもあるはずだと考えるのは、自然です。

そこで、環状縫合というラインをイメージして中指をかざすと感じる個所があり、そこが治療点となったわけです。解剖学的に、スーパーフィシャル・バック・ラインという足底から始まる筋膜の流れが膝で一旦止まり、再び膝ウラから大腿部内側、背中、首、後頭部そして、オデコを流れます。

つまり膝ウラの診断点は、下から筋肉と上からの筋肉がせめぎ合いカラダの歪みが圧痛点として現れるのです。その治療点が、オデコの環状縫合のラインと同じように現れるのは、ごく自然に思えます。
今回は、治療点の修正のお話でした。

外出するモモ・・

最近のモモ(メス猫)は、朝早くから外出することが、多くなりました。幸い、我が家の玄関は、権現山に面ており、モモは山で半日過ごしているため、交通事故にあう心配は全くありません。

機嫌よく遊んで帰って、ネコタワーの円形ハンモックベッドで寝るのが、至福の時間のようです。今日も、午後7時頃に帰ってきたのですが・・・・その、2〜3分後、聞き慣れない「ギャーオ!」というオス猫の声。声のする玄関に行ってみると、オスのキジ猫!

いや〜、困った!・・・・不妊手術をしているのですが、ちょっと心配。

ストッパーとして大活躍!


『男子高校生A君は、3週間前から右肩の後ろの部分(三角筋後部繊維といいます)が痛くて、ボールを投げることが出来ません。初めての来院で少し心配顔です。いきなり頭に鍼を刺すより、指圧をする方が関係作りとしては良いと判断し、奥のベッドで痛い右肩を上にして横向きになってもらいました。』

という冒頭で紹介したA君の続報です。心配顔から笑顔になったA君は、2回目の来院は、全くの笑顔です。前回と同じようにベッドで横向きになってもらい、臀圧(でんあつ)と環跳(かんちょう)を押圧すること10分〜15分。

これで、前回の肩痛を10として、全く痛くないのが0とすれば、1になったそうです。

「そうしたら、鍼をするね!」

オシリの2カ所に長めの鍼を刺し雀啄(じゃくたく=スズメがエサをつつくように鍼を上下に動かします)をして、置鍼。

これで、肩の痛みは全くなくなったそうです。その後、同じチームメイトの男子患者A君から、すっかり肩が良くなりストッパー(試合をしめくくる重要な投手)として活躍しているという情報が入ってきました。本当にうれしい!

肩は腰で治す


一年前から、右肩が痛い高校男子C君。ボールを投げる時、肘を前に出すと肩の三角筋中部繊維が痛いそうです。三角筋中部繊維は、上腕を真横に上げる働きがありますが、肘を前に出すのは、大胸筋と三角筋の前部繊維の働きです。

私が考える肩の三角筋後部繊維の治療点→大臀筋、三角筋中部繊維の治療点→中臀筋、三角筋前部繊維の治療点→小臀筋の理論でいうと、中臀筋と小臀筋をほぐすと、肩の三角筋中部繊維と前部繊維がゆるむとなります。

実際には、そんな理屈は考えないで「臀圧(でんあつ=東京呉竹医療専門学校が見つけている治療点で、中臀筋と小臀筋を同時に刺激)と環跳(かんちょう)をねらおう!」とC君を見た瞬間感じました。ベッドで右を上にして横向きになってもらいます。

「痛いところを教えてくださいね。」

臀圧ねらいで痛い個所を教えてもらいます。そして、痛気持ちいい程度の状態をしっかり味わってもらいます。つぎに環跳をねらって同じように味わってもらいます。

「はい、これで肩はどうですか?」

「・・・・・えっ、痛くないです!」

「そしたら、同じところに鍼を刺しますね。」

と、鍼を刺して20分ほど横になってもらい終了となりました。C君曰く、

「全く痛くない!」

6日後にもう一度来てもらうようにしました。

腰痛は肩で治す

高校生男子患者B君、3日前から、左臀部の中央部に痛みあります。特にサイドステップをすると、痛みが生じるそうです。ベッドで仰向けになってもらい、右脚が1cmほど短くなっているのを確認します。全体のバランスをみると、両肘に張りを感じます。その肘を軽く押圧して肘の張りを少しずつとっていきます。すると、両脚差がほぼなくなりました。

次に、山元式新頭鍼療法(YNSA)の治療理論「腰は肩で治す」の実践。

骨盤と肩甲骨は、骨格が構造的によく似ています。B君の左臀部の中央部の痛みは、肩甲骨の中央部にある「天宗=てんそう」を軽く押圧することで、軽減できます。

大臀筋、中臀筋、小臀筋と、肩の三角筋の後部繊維、中部繊維、前部繊維が構造的に似ています。そこで、B君の左臀部の中央部の痛みは、肩の三角筋を押圧することで軽減できるのです。

「どうですか?オシリの痛み?」

「・・・・・いい感じです。」

次に、座椅子にすわってもらいます。膝診をして頭に6本置鍼しました。これは基礎治療であり、脊柱を整えたのですが、オシリの痛みがサイドステップをしても、軽減しました。そして、B君の左臀部をねらって耳のウラに1本置鍼。

「これで、どうですか?」

「もう、いいと思います。」

B君自ら、治療の終了を教えてくれました。ありがとうございます!

膝挫傷


高校生の男性患者A君。今年の1月、左膝下の脛骨という大きな骨が骨挫傷と診断されました。骨挫傷をチャットGTPで引用してみます。

『骨は硬いですが、内部はスポンジ状の海綿骨と血管でできています。強い衝撃を受けると
骨の内部の微細構造がつぶれる
骨の内部で出血(内出血)が起こる
骨髄が炎症を起こす
という状態になります。「つまり骨の内部の打撲」です。回復には、中程度なら1〜2ヶ月、強程度なら3ヶ月以上』
とありますので、A君の場合、中から強くらいの程度だと思っていいでしょう。A君には、仰向けになってもらい骨盤の歪みをチェック。多くの患者さん同様、右脚が左脚より1.5cmくらい短いため、どうしても左足に重心が移り左膝に負担がかかりやすくなります。これを、肘(足ではありません)の圧痛点を押圧することで、左右差を少なくします。その後、操体法で同じ長さにして座椅子に戻ってもらいます。膝診をして膝ウラの圧痛点を確認します。そして、オデコの上にある冠状縫合あたりに中指を近づけ、頭からの波動を感じとります。そして押圧。
「ここ、痛くないですか?」
「痛いです!」
「膝ウラの圧痛点を押したら・・・・どうですか?痛いですか?」
「痛くないです。」
「ということは、ここ(オデコの上の環状縫合)にはりを刺すと、ここ(膝ウラ)がゆるむことになりますね。」
などと、説明をしながら治療。その後、左膝に対応する頭の治療点に5本置鍼。
「どうすると痛いの?」
「走ると痛いんです。」
「そしたら、この状態で走ってみて。」
A君は、靴を履いて走ってきました。
「どうだった?」
「痛くないです。」
どうやら最後の5本の置鍼が効いたようです。3日後の本日も治療に来られましたが、膝の痛みはないそうです。本日をもって治療終了となりました。

「えっ」の続報


昨日に続いて、3週間前から右肩の後ろの部分(三角筋後部繊維といいます)が痛くて、ボールを投げられない男子高校生A君の話です。

「調子は、どう?」

「それが、いいんですよ!」

と、ニコニコ笑顔。

「う〜〜、そしたら奥のベッドで仰向けになってもらおうか?」

前回、右腰の押圧でほぼ右肩痛が無くなったため、今回も迷いなく同じ施術をすることにしました。押圧すること10分。

「これで、どう?」

「・・・・・・また、軽くなりました。」

「もう少し、やろうか?」

と、もう10分ほど右腰の押圧施術。その後は、雑談をしていたのですが、

「もう一度、肩の調子を教えてください。」

「・・・・・・ちょっとウデ(上腕)のウラに何んかあります。」

「そしたら、鍼(はり)でやろうか?」

と少し長めの鍼を4本刺してしばらく置きます。すると全く右肩の痛みがなくなりました。明日から普通にボールを投げられのではないか、と思います。

えっ!

男子高校生A君は、3週間前から右肩の後ろの部分(三角筋後部繊維といいます)が痛くて、ボールを投げることが出来ません。初めての来院で少し心配顔です。いきなり頭に鍼を刺すより、指圧をする方が関係作りとしては良いと判断し、奥のベッドで痛い右肩を上にして横向きになってもらいました。

A君には、臀圧(でんあつ=東京呉竹医療専門学校だけで使用されているツボです)、環跳(かんちょう)、次髎(じりょう)などというオシリの重要なツボに指圧をしました。

「さあ、これで肩はどう?」

「・・・・・・えっ、いいです!えっっ?」

と、「えっっ」のオンパレード。これで、信頼関係が出来たようです。次に座椅子で座ってもらいます。そこで、4本の置鍼。

「さあ、これどうですか?投げる動作は?」

「・・・・・えっっ!いいです!」

「今日来た時の痛みが10で全く痛くないのが0だったら、どれくらいです?」

「1です。」

「それは良かった!」

と本日の治療は終了。あとは、牛乳を飲むとカラダはどうなるか?とか、なぜ大腸ガンと肺がんが増え続けているのか・・・・などの話をしたのです。

餅まきと御神体

「先生、小富士(興居島の山)に石鎚山神社の支所みたいなんがあってな。このあいだの3日(みっか)の日なあ、餅まきがあったんで。ウチのお父さんは、1日(ついたち)の日神社に行ってお餅ついたんよ。」

「おおう、それは大変じゃったねえ。」

「それで、3日(みっか)の日は、ついた分取りに行かにゃいかん、ちゅうて二人で取りに行ったんよ。」

「それは、楽しそうじゃね。」

「そこには、3つの神社があってな、それぞれの御神体が人間のような格好しとって、それを公民館で寝っ転がってカラダに当ててもらうんよ。それが、気持ち良ええんでな・・・ツボに当たるんよ。若い男の人が3人一所懸命してくれるんよ。」

「それは、いいですね・・・初めて聞いた.そんな面白いこと!」

「本当に面白いじゃろ」

などと、話しながら施術をするのは、本当に楽しい・・・・ありがとうございます!