左膝痛

1ヶ月前から、左膝内側に痛みを感じていた男子高校生B君。屈伸運動をしたり、左に体重をかけると痛みがあるそうです。たまに、イスに座っている時でも痛みがあります。
頭に見つけた脊柱の治療点に5本置鍼。その後、左膝及び左下肢の治癒点に3本置鍼。

「これで、屈伸しみて!・・・・・どう?」

「痛くありません!」

「うう〜ん、そうか・・・・そしたら左腕に鍼とお灸をしよう!」

と、山元式新頭鍼療法(YNSA)の定番、膝は肘で治す。左肘内側の圧痛点に細い鍼を刺した後、お灸を10壮して終了となりました。膝の痛みはなくなったのですが、5日後に治療予約をして帰宅されました。その翌日には、病院のリハビリ、そのまた翌日には、MRIを撮るそうです・・・・・果たして、どうなるのでしょう・・・

若いエネルギー

高校のスポーツ選手にとって、冬場の筋トレは、春夏の活動を左右する大切な作業です。具体的に聞いてみると、「デッドリフト」「ベンチプレス」「スクワット」と名前が上がりました。調べてみるとこれらが、ビッグ3といわれるトレーニング方法のようです。

それらのトレーニングには疎いので、今回は語りません。そのトレーニングの最中に、右足首に違和感を感じた男性患者A君。半年ぶりの来院です。高校生のスポーツ選手の場合は、首が痛いという時以外、首診(内臓状態の診断)をしないことの方が多いです。理由は、外傷が多いためです。

A君は、コンクリートや砂の上を走ったための右足首痛。いつものように、膝診を行い、頭に見つけた治療点に7本置鍼。その後、右足首狙いで4本置鍼すると、右足首の痛みが随分なくなりました。後は、右足首の患部に対応する右手首の圧痛点を探します。見つかった右手首の圧痛点にお灸を13壮。改めて言います・・・・足首痛は、手首で治す・・です。

お灸施術を終えた後、指先を同じ治療点に添えて、野口整体のような「気を通す」施術を行い終了です。後日、A君のお父さんが来られ、

「家内が驚いていました・・・・翌日から、普通に走っていましたから。」

若いエネルギーは、素晴らしい!

朗報

昨日、私が開業しているビルのオーナーからの朗報がありました。それは、駐車場に石積みして作った畑を使用していいということになったのです。今のオーナーになって、畑は一切てを加えてはならないと言われ、放置。畑の土を缶に入れて、そこに人参、大根を植えていたのですが、春からは畑に野菜を植えることができます。今は野菜が高いので、気合いを入れて作ろうと思います。

今、人参と大根を植えている缶にヒマワリを植えてみよう思います。春からの楽しみが増えました!

敷布団と羽毛の洗濯


我が家の近くに布団丸洗いができるコインランドリーがあります。酔っ払って、味ぽんをひっくり返したので、敷布団と羽毛布団をお洗濯。午前中は、布団丸洗いのプロが出勤しているので、11時過ぎから洗濯すると、最終仕上げ時にはプロがいないことになります。そこで、プロの話をよく伺ってから、自分でどれだけプロに近づけるかに挑戦。

羽毛布団の乾燥は40分。羽毛は洗濯時に玉状になっているので、それが残っているかどうかで、乾燥の度合いがわかるそうです。乾燥機に入っていた羽毛布団が、急にふっくらし始めたのが、35分ころなので、ちょうどいい感じがします・・・・で、チェック!・・・バッチリです。

敷布団もちょうどその頃に乾燥終了・・・・これも、バッチリ!さすがプロ!2700円でした。

体温37.2℃

現在、1月21日18時20分。私の体温を測ると37.2℃。これが私の平熱です。

専門学校に通っていた時、2ヶ月間約1時間おきに体温を測った時がありました。その頃は1日2食でしたが、起床時は35.6℃くらいが1番多く、徐々に上昇し、16時には37.0℃になり、夜になると36℃の前半になり酒を飲んで寝る・・・・朝早く起きて、早朝誰よりも早く専門学校に行って勉強するというパターン。勉強している時、徐々に体温が上昇し36℃代になっていきます。そして18時で再び37.0℃となるのです。体温の変動、1.4℃が私のパターンでした。

当時は、1日2食でしたが、現在は1日1食。それが原因かどうかはっきりとは言えませんが、10年以上前と変わらず、あるいはそれ以上に体温を維持しているのは、良いこと。そこで、「石原医学大全」の一節をご紹介します。

『鶏は抱卵するときは21日間もほぼ絶食する。卵は熱で温めなければ孵化しない。十分な熱を産生するのに最適なのは空腹であると本能的にわかっているのである。さて、空腹が体温というパワーを生み出すことを知っている人はどれだけいるだろうか。

ドイツの医科大学のイセルス博士だったか、「世界には2人の名医がいる。それは食欲不振と発熱だ」と言う名言を残している。

空腹になり、体温が上昇すると免疫を担う白血球が活性化する。体温が1℃上昇すると、一時的に免疫力は4~5倍になり、逆に1℃下がると免疫力は約30%減衰するといわれている。体温を上昇させる「空腹」は風邪からガンまであらゆる病気の予防につながるのである。』

マスクをするより、「空腹」を味合うことがインフルエンザには良いと思います。

開業9年目

あじさいの杜鍼灸院を開業して、今年で9年目になります。開院直前まで「あじさいの杜鍼灸整体院」と看板を作っていたのです。理由は、鍼灸治療と操体法を併用することを念頭においていたからです。

しかし、国家資格でない整体は、厚生労働省に認められていないので、「あじさいの杜鍼灸院」と現在の看板名となったのです。その結果、鍼灸を中心の治療となりました。当初は、杉本練堂先生の天城流湯治法を基礎に独自の鍼治療を行っていたのですが、時間がかかりすぎるのが最大の悩みでした。結果は出るのですが、治療時間に1時間30分から2時間と長時間を要しました。そんな時出会ったのが、山元式新頭鍼療法(YNSA)です。

天城流湯治法からYNSAに移行すると、治療効果、時短ともにアップ。YNSAを極めようと4~5年鍼治療に専念した結果、頭や足に治療点を見つけ始めました。今後は、これらの治療点と操体法を少しずつ融合して私なりの治療法を見つけてみよう・・・かな?

右足甲の痛み

男子高校生A君、1週間前、ランニング中に右足の甲が痛み来院されました。前回の治療で足の甲の痛みは取れ、

「明日から練習していいですか?」

「・・・まだ、あせらん方がええ。もう一回来てから決めよう。」

ということになり、2日後の本日来院。

「今日は、調子どう?」

「調子いいです。痛くありません。」

と嬉しい答えをいただいたので、前回と同様の治療をすることにしました。頭に見つけた頸椎、胸椎、腰椎の治療点に8本置鍼。そして側頭部の足の治療点と、前頭部の足の治療点に2本置鍼。

「もうこれだけで、良いんだけど・・・・手にお灸をしよう。」

と右足甲の圧痛点に対応する右手の甲の圧痛点にお灸を10壮。A君は、腰に痛みを感じているので、自力自療で腰痛を治す方法を指導し、終了。

「無理せんように!」

という言葉でお送りしました。

これから

 

YNSA(山元式新頭鍼療法)認定治療師として、愛媛で初めて認めていただきました。ですから、YNSAのホームページを開いて認定治療師のカテゴリーをクリックしていただくと、そのうち、私の名前が出てくると思います。今日、事務局に私の情報や写真をお送りしただけなので、いつになるか分かりませんが・・・・

紺色の仕事着をピンク色にした直後の写真。これで、運気を上昇させます。

67才で亡くなった父親に私の70才からの人生を報告するため、これからやる事が一杯なのです!

森下敬一理論

あじさいの杜鍼灸院のホームページのカテゴリーに大沼理論とあったのを、森下敬一理論と改めました。その理由は、大沼四廊先生が森下敬一先生の弟子であり、私が教科書としている「石原医学大全」著者・石原結實先生も森下敬一先生の弟子だからです。そこで、森下先生の著書「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」の一部を掲載します。

『森下自然医学では、ほとんどの病気の原因を血液の汚れととらえます。逆にいえば、血液を正常な状態に保てば病気を予防できますし、病気になったときもドロドロになった血液を浄化することで、血液を細胞レベルから回復できると考えます。

もっと端的に言えば「適塩・玄米食」で病気を治療します。ただし、これは栄養療法のようなものではなく、正しくは「新陳代謝療法」だと考えてください。

最近の言葉で言えば「ファスティング」であり、「断食療法」だといえます。

適切に塩分を取り、玄米食に切り替えることにより、ゆるやかな断食状態を作り出し、体から有害な物質を排出して血液をきれいにすることができます。そして、正常な血液が正常な状態に戻れば数ヶ月もせずに、病気や体調不良の多くは改善していくのです。

いずれにせよ、慢性病やガンの根本原因は、汚れた血液からできた細胞の機能不全だとまず覚えてください。』

真実はシンプルです。

健康番組

興居島の出張治療では、患者さんとの会話がはずみます。

「先生、昨日の2時間番組で健康のこと、やってたでしょう?私、ペン持ってメモしてました。」

「ああ・・・あの番組、カズレーザーさんが出てる・・・最後の方、チョットみました。あれでは、やはり断食がいいといっていたでしょう。一番最後にオートファジーのことをいってたんです。」

といった会話を5人中3人としました。皆さん、健康に関心がおありです。そして、勉強されています。そこで、この番組に出ていたオートファジーについて、改めて下記に記載します(この番組では、オートファジーの説明がなかったので・・・)。

『2016年東京工業大学栄誉教授の大隅良典博士は「オートファジー」の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞された。オートファジーとはギリシャ語の「オート(自ら)」と「ファジー(食べる)」を組み合わせた造語。古くなったタンパク質を細胞自身がアミノ酸に分解して再利用する、いわば人体の「リサイクル機能」のことで次の3つの働きがある。

①細胞内の「栄養の再利用」

②細胞内の不要物を分解して掃除する「浄化作用」

③細胞内に入り込んだウィルスなどの病原体や有害物質を分解して細胞を守る「防御作用」

オートファジーが機能して細胞が刷新されれば、いつまでも健康で若々しい体でいられる。素晴らしい機能だが、常に作動しているわけではない。

オートファジーは体がピンチに陥ったときに活性化する。ピンチには2つあって1つが「低酸素状態」。もう一つが「飢餓状態」だ。

低酸素状態を人為的に作るのは危険だが、「飢餓状態=空腹」ならば自在に演出が可能だ。細胞レベルでの若返りスイッチは自分で入れられるのである。

ちなみにオートファジーが稼働するのは最後の食事から16時間後。20時に食事を軽く済ませたとしたら、16時後は翌日のちょうど昼食時の12時。「朝だけ断食」のサイクルがぴったり合致する。』