「えっ」の続報


昨日に続いて、3週間前から右肩の後ろの部分(三角筋後部繊維といいます)が痛くて、ボールを投げられない男子高校生A君の話です。

「調子は、どう?」

「それが、いいんですよ!」

と、ニコニコ笑顔。

「う〜〜、そしたら奥のベッドで仰向けになってもらおうか?」

前回、右腰の押圧でほぼ右肩痛が無くなったため、今回も迷いなく同じ施術をすることにしました。押圧すること10分。

「これで、どう?」

「・・・・・・また、軽くなりました。」

「もう少し、やろうか?」

と、もう10分ほど右腰の押圧施術。その後は、雑談をしていたのですが、

「もう一度、肩の調子を教えてください。」

「・・・・・・ちょっとウデ(上腕)のウラに何んかあります。」

「そしたら、鍼(はり)でやろうか?」

と少し長めの鍼を4本刺してしばらく置きます。すると全く右肩の痛みがなくなりました。明日から普通にボールを投げられのではないか、と思います。

えっ!

男子高校生A君は、3週間前から右肩の後ろの部分(三角筋後部繊維といいます)が痛くて、ボールを投げることが出来ません。初めての来院で少し心配顔です。いきなり頭に鍼を刺すより、指圧をする方が関係作りとしては良いと判断し、奥のベッドで痛い右肩を上にして横向きになってもらいました。

A君には、臀圧(でんあつ=東京呉竹医療専門学校だけで使用されているツボです)、環跳(かんちょう)、次髎(じりょう)などというオシリの重要なツボに指圧をしました。

「さあ、これで肩はどう?」

「・・・・・・えっ、いいです!えっっ?」

と、「えっっ」のオンパレード。これで、信頼関係が出来たようです。次に座椅子で座ってもらいます。そこで、4本の置鍼。

「さあ、これどうですか?投げる動作は?」

「・・・・・えっっ!いいです!」

「今日来た時の痛みが10で全く痛くないのが0だったら、どれくらいです?」

「1です。」

「それは良かった!」

と本日の治療は終了。あとは、牛乳を飲むとカラダはどうなるか?とか、なぜ大腸ガンと肺がんが増え続けているのか・・・・などの話をしたのです。

餅まきと御神体

「先生、小富士(興居島の山)に石鎚山神社の支所みたいなんがあってな。このあいだの3日(みっか)の日なあ、餅まきがあったんで。ウチのお父さんは、1日(ついたち)の日神社に行ってお餅ついたんよ。」

「おおう、それは大変じゃったねえ。」

「それで、3日(みっか)の日は、ついた分取りに行かにゃいかん、ちゅうて二人で取りに行ったんよ。」

「それは、楽しそうじゃね。」

「そこには、3つの神社があってな、それぞれの御神体が人間のような格好しとって、それを公民館で寝っ転がってカラダに当ててもらうんよ。それが、気持ち良ええんでな・・・ツボに当たるんよ。若い男の人が3人一所懸命してくれるんよ。」

「それは、いいですね・・・初めて聞いた.そんな面白いこと!」

「本当に面白いじゃろ」

などと、話しながら施術をするのは、本当に楽しい・・・・ありがとうございます!

感謝のお言葉


20才代の男性患者Bさん、3日前に自転車から転び右手首をねんざしてしまいました。そこで、炎症している右手首に氷水を当て、冷やすことにしました。

「どうですか?気持ちいいですか?」

「はい、気持ちいいです。」

「気持ちがいいのは、(手首が)良くなっている証拠ですから・・・・しっかり味わってください。冷たいだけになったら、教えてください。」

とだけ、お伝えすると2〜3分で冷たいだけの感覚になったので、氷水治療は終了。

次に膝診(本来なら、肘ウラを診る上腕診を行うのですが、5〜6年前、偶然に見つけた膝ウラにあるヒラメ筋を押圧して、頚椎、胸椎、腰椎の状態を診断する方法です)をして、また偶然に見つけたオデコの上の冠状縫合上の治療点に3本、その後、右手首の治療点に3本置鍼しました。

膝ウラの診断点に右手中指を軽く当て、左手中指をオデコの上あたりにかざすと「ここだ!」と感じる場所を察知できます。左手中指でも右手中指でも感じられたら、ほぼ間違いありません。

その治療点に親指を当て、私のカラダが無意識に動いたり、眠気を感じたりすると100%です。

「これで、手首どうですか?」

「・・・・・・あっ、いいです!」

Bさんの手首の痛みは広くあったのですが、1点だけになっています。そこで、足首にある治療点に鍉鍼(ていしん=銀の棒)を当て、その後お灸をしたのです。

「これで、どうですか?」

「・・・・いいです!」

「治療前の痛みが10で、全く痛くないのが0ならば、今いくらくらいですか?」

「1です!」

という事で、終了となりました。後日、関係者の方から、Bさんの回復に対しての感謝のお言葉をいただきました。本当にこの仕事を選んで幸せです❣️

ガラス洗い用の布地


80才代の女性患者Aさんが、アクリル糸で作られた「ガラス洗い布」を戴きました。それで、なぜアクリルの布がガラス洗いに良いのか、調べてみました。

『アクリル布がガラス洗いに良い理由は、素材の繊維構造と物理的性質にあります

① 超極細繊維が汚れをかき取る

アクリル布(特にマイクロファイバータイプ)は、

人の髪の毛より細い極細繊維でできています。この細かい繊維が、

  • ガラス表面の微細な凹凸に入り込む
  • 皮脂・ホコリ・油膜を物理的に絡め取る

ため、洗剤なしでも汚れを落としやすいのです。

② 静電気でホコリを吸着する

アクリルは合成繊維なので、軽い摩擦で静電気が起こります。この静電気の働きで

  • 細かいホコリ
  • 花粉
  • チリ

を吸い寄せ、再付着しにくくなります。

③ 繊維が柔らかく、傷がつきにくい

ガラスは硬い素材ですが、砂や硬い繊維が付着すると傷になります。

アクリル布は

  • 繊維が柔らかい
  • 金属繊維を含まない

ため、比較的傷をつけにくい素材です。

④ 水分をよく吸い、拭き跡が残りにくい

アクリル繊維は水をしっかり保持します。

  • 水滴を均一に広げる
  • ムラなく吸い取る

ことで、拭き跡(スジ)が出にくくなります。

⑤ 洗剤なしで使える(環境にもやさしい)

油膜も物理的に除去できるため、

  • 洗剤を使わなくてもきれいになる
  • 二度拭きが不要
  • 排水も環境負荷が少ない

という利点があります。

まとめ

アクリル布がガラス洗いに良い理由は

✔ 極細繊維による物理的除去

✔ 静電気吸着作用

✔ 傷がつきにくい

✔ 吸水性が高くムラが出にくい

という繊維構造の科学的特性によるものです。』

だそうです。Aさんは、口の小さいガラスは、「この布を割りバシで丸めて拭くといい」と教えてくれました。ありがとうございます!

肩が痛くてボールが投げられない

高校生の男子患者A君、3週間前から肩のうしろ(三角筋後部繊維といいます)が痛くなり、硬式ボールを投げると痛くなります。一旦痛くなると、腕が上がらなくなる程、肩に痛みがあるそうです。

奥のベッドで仰向けになってもらいます。バランスがいいので「これは、右肩だけが投げすぎで痛くなっているのだろう」と思い、右を上にして横向きになってもらいます。山元式新頭鍼療法(YNSA)の肩の治療点の一つに同側の腰があります。そこで、腰の圧痛点を気持ち良く押圧。

「これ痛いですか?どうですか?」

「・・・気持ちいいです。」

「気持ちいいのを味あうのが、治療ですからゆっくり味あってください。」

などと話ながら、肩の状態を聞いてみると、

「・・・・あれ?軽くなってる」

と、初めてA君の笑顔が見れました。そこで、ベッドから座椅子へと移動してもらい、頭に4本置鍼。

「これで、どうですか?」

「えっ、えっ・・・・・痛くない!」

で終了となりました。そあとは、石原結實先生のYouTubeを見てもらったり、ガンの話などをして過ごしました。

蝶形骨ヤジロベー操体法④

昨日紹介した「蝶形骨ヤジロベー操体法」を、ワンランクアップした方法を紹介いたします。これは頚椎7番(首の根元)から頭部の蝶形骨までの微妙な連動となります。まず仰向けになって首を左右に動かし、左右どちらがやり難いかどうかチェックします。

やり難い方に首を傾けて、同側の手の中指と薬指を軽くオデコの同側の端っこに置きます。そして、その同側肘内側(肘頭=ちゅうとう)に反対側の手の中指と薬指を軽く置いて固定します。そして動きやすい方へゆっくりと首を回すのを、軽くストップ。

あとは前回と同じ動きになります。舌の先が蝶形骨に当たるような動きを作り、目線は舌先が向かうはるか彼方を、目をつぶったままで向けます。目の周辺には細かい筋肉が集まっているので、筋肉の動きにつられて首も動きやすくなります。この時、両膝を立てていると、自然と両膝が倒れてくるので連動がよりスムーズになります。

歪みを正していると、気持ち良くなります。それがお薬だと思ってください。前々回でも述べましたが、頭の底にある蝶形骨が気持ち良く「ベリベリ」と動く感じがすることもあると思います。

蝶形骨ヤジロベー操体法③

 

昨日に続いて「蝶形骨ヤジロベー操体法③」を紹介いたします。これは頚椎7番(首の根元)から頭部の蝶形骨までの微妙な連動を紹介いたします。まず仰向けになって首を左右に動かし、左右どちらがやり難いかどうかチェックします。

やり難い方に首を傾けて、反対側の手を頬(ほほ)に当て、耳のウラに親指をそえて皮膚が微妙に動きやすくなるような触れ方をして下さい。反対の手で肘を添えて固定します。そして動きやすい方へゆっくりと首を回すのを、軽くストップ。

この時、舌の先が蝶形骨に当たるような動きを作り、目線は舌先が向かうはるか彼方を、目をつぶったままで向けます。目の周辺には細かい筋肉が集まっているので、筋肉の動きにつられて首も動きやすくなります。この時、両膝を立てていると、自然と両膝が倒れてくるので連動がよりスムーズになります。

歪みを正していると、気持ち良くなります。それがお薬だと思ってください。

蝶形骨ヤジロベー操体法②

昨日に続いて、「蝶形骨ヤジロベー操体法」の残りの②を紹介いたします。前回は仙骨、腰椎から頭部の蝶形骨までの連動でしたが、今回はアラバ骨のある胸椎12番から蝶形骨までの連動になります。

両膝を立てて、両膝をつけます。そして左右にゆっくり倒します。この時、つま先を上げると、カカトが支点となって倒れやすくなります。左右どちらが倒し難いか感覚を聞き分けます。そして2人で行う場合は、倒れ難い側に倒して→倒れやすい側に両膝を戻そうとするのを相手の人が軽く両膝に手をおいてストップします。すると、カラダは連動して上体が、微妙に動いてきます。この動きを頭部の蝶形骨にまで届ければいいのです。

これを、一人で行う場合には、倒した側の脚を反対の膝に乗せて軽く組みます。そして倒した側の脚が、倒れやすい側に戻ろうとするのをストップ。あとは、2人組で行うのと同じにすれば、全く同じ感覚を得ることができます。また、両手はアバラ骨に軽くおくと胸椎を意識しやすくなります。

私の場合は、蝶形骨あたりが「ビリビリ」と音を立てることがあり、鼻が抜ける感じを受けることがあります。ぜひとも、やってみて下さい。

蝶形骨ヤジロベー操体法

オステオパシーの治療を受け、頭部最下部にある蝶形骨が重要な骨であることが、分かりました。蝶形骨は、蝶々の形をした側頭骨や後頭骨と接合しています。そのため、蝶形骨がわずかに動くだけで、頭部に影響を及ぼします。また、蝶形骨の

上には脳幹という生命維持装置があり、下はヤジロベーの支点のような鞍(くら)がありバランスを保っています。

よく考えてみると、仙骨と尾骨自体、ヤジロベーのように見えます。それに腰椎、胸椎、頚椎が乗っかってバランスをとっているのが、人間です。そこで、この大切な蝶形骨を微妙に動かす操体法が出来ないだろうかと、色々人体実験をして、やっと「蝶形骨ヤジロベー操体法」ができました。この操体法を3部に分けて、ご紹介いたします。

①仙骨、腰椎の調整

仰臥位になって足を肩幅に広げます。左右の足を内側にねじって、ねじりにくい足をそのままにして、反対の足のカカトを第4指と第5指の間に置きます。下の足が外側に回ろうとするのを、上の足が食い止めると、わずかな動きが徐々に上へと伝わって蝶形骨あたりにまで来ます。手は軽く骨盤に当てておくといいでしょう。気持ちいい感じがあればそれを味わうだけで正中線が整います。(つづく)