蝶形骨ヤジロベー操体法②

昨日に続いて、「蝶形骨ヤジロベー操体法」の残りの②を紹介いたします。前回は仙骨、腰椎から頭部の蝶形骨までの連動でしたが、今回はアラバ骨のある胸椎12番から蝶形骨までの連動になります。

両膝を立てて、両膝をつけます。そして左右にゆっくり倒します。この時、つま先を上げると、カカトが支点となって倒れやすくなります。左右どちらが倒し難いか感覚を聞き分けます。そして2人で行う場合は、倒れ難い側に倒して→倒れやすい側に両膝を戻そうとするのを相手の人が軽く両膝に手をおいてストップします。すると、カラダは連動して上体が、微妙に動いてきます。この動きを頭部の蝶形骨にまで届ければいいのです。

これを、一人で行う場合には、倒した側の脚を反対の膝に乗せて軽く組みます。そして倒した側の脚が、倒れやすい側に戻ろうとするのをストップ。あとは、2人組で行うのと同じにすれば、全く同じ感覚を得ることができます。また、両手はアバラ骨に軽くおくと胸椎を意識しやすくなります。

私の場合は、蝶形骨あたりが「ビリビリ」と音を立てることがあり、鼻が抜ける感じを受けることがあります。ぜひとも、やってみて下さい。

蝶形骨ヤジロベー操体法

オステオパシーの治療を受け、頭部最下部にある蝶形骨が重要な骨であることが、分かりました。蝶形骨は、蝶々の形をした側頭骨や後頭骨と接合しています。そのため、蝶形骨がわずかに動くだけで、頭部に影響を及ぼします。また、蝶形骨の

上には脳幹という生命維持装置があり、下はヤジロベーの支点のような鞍(くら)がありバランスを保っています。

よく考えてみると、仙骨と尾骨自体、ヤジロベーのように見えます。それに腰椎、胸椎、頚椎が乗っかってバランスをとっているのが、人間です。そこで、この大切な蝶形骨を微妙に動かす操体法が出来ないだろうかと、色々人体実験をして、やっと「蝶形骨ヤジロベー操体法」ができました。この操体法を3部に分けて、ご紹介いたします。

①仙骨、腰椎の調整

仰臥位になって足を肩幅に広げます。左右の足を内側にねじって、ねじりにくい足をそのままにして、反対の足のカカトを第4指と第5指の間に置きます。下の足が外側に回ろうとするのを、上の足が食い止めると、わずかな動きが徐々に上へと伝わって蝶形骨あたりにまで来ます。手は軽く骨盤に当てておくといいでしょう。気持ちいい感じがあればそれを味わうだけで正中線が整います。(つづく)

ガンを森下敬一理論で語る

昨日、ガンは血液浄化装置であると書きましたが、石原結實先生の師匠である森下敬一先生の著書「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」にそのことが書かれているので引用します。

『さて、話をガンに戻すと、見方を変えれば、ガンという病気になるのは、必ずしも悪いことばかりでもありません。むしろガンを「体内が有害物質汚染された警鐘」だと捉えるのが森下自然医学の考え方です。

いまのようにガンが多くなかった1950年代より前の時代には、血液が有害物質で汚染されると、人間は敗血症となり、解毒機能が劣化してすぐに死んでいきました。敗血症は血中に細菌類が繁殖する異常事態です。これに対しガン腫は、血が汚れたとき警鐘を鳴らすように、血を浄化しようとしてできる性質を持っています。

敗血症で亡くなる前にガンにかかることによって、ガンという浄血装置で有害物質を排出するチャンスをもらえたと見ることもできます。その点からいえば、ガンは敗血症による処刑が先延ばしされる、一種の猶予期間という側面もあるわけです。』

皆さんは、どう思われますか?

大腸ガンと肺ガンは、欧米食が原因

『「石原医学大全」のガンの項目では、何らかの原因の結果、発生したガン腫を手術で切り取る、放射線で焼く、抗がん剤で抹消することを治療と称し、ガンの本当の原因について全く一顧だにしないところにガン死激増の原因がある。』

と、言い切っておられます。ガンは必要があって存在しています。ガンは、血液を浄化するための存在。ところが西洋医学では、その存在を抹殺することで治療が完了すると考えます。ガンがなければ敗血症になって早く死んでしまいます。ガンが存在している間に、血液を浄化していけば、ガンは自然消滅します。ガンによって執行猶予を与えてもらっているのです。一番の浄化方法は、断食です。20才の私が、静岡県三島にある沖ヨガ道場(断食道場)に行った時、ガン患者の方々が、すがる様な思いで修行をされていたのを思い出します。

ガン死激増の原因は、肉、卵、牛乳などの欧米型の食事にあります。日本人の食生活は、1950年以降この50年間で、乳および乳製品が、19.96倍。鳥獣肉類が11.73倍。卵6.71倍。それに対してサツマイモは、0.1倍に減っています。私が子供の頃のおやつは、祖母さんが作ってくれた蒸したサツマイモでした。欧米食がサツマイモの代替わりとなってしまいました。

その結果、大腸ガンと肺ガンが、圧倒的に増えています。この2つのガンが欧米型のガンです。一見、大腸ガンと肺ガンは別々のように思われがちですが、出どころは同じです。これは、東洋医学的見地から見れば、すぐに理解できます。

陰陽五行の見方で、肺と大腸は陰陽のパートナーなのです・・・・これを、頭に入れておいて、西洋医学にない別の見方である三焦(さんしょう)について説明します。三焦とは、体幹を上焦、中焦、下焦と分け次のような機能を持っています。

上焦:呼吸・循環(霧)・・・・・心、肺

中焦:消化・吸収(泡立つ釜)・・胃、上腹部

下焦:排泄・貯蔵(排水)・・・・・腎、膀胱、大腸

泡立つ釜の胃から霧となった成分が、心臓や肺を介して全身を回り、残りカスが腎臓、膀胱、大腸を通って排泄されるのです。つまり、三焦とは臓器を超えて、身体全体を一つに働かせる仕組みのことです。

そこで再び、肺と大腸に戻ります。東洋医学で経穴を学ぶ時、「肺経」が一番最初です。今日、やっとその意味が分かりました。

「肺経」の流れとして、まず最初に「中焦に起こり、下に向かって大腸に連絡する」とあります。これは、食べ物を泡立つ釜に入れ、その湧き立つ霧が心臓と肺を介して全身を巡り、残りの水分やカスが腎臓、膀胱、大腸から排出されることを意味します。

そのため、肺と大腸は食べ物を介して繋がっています。その食べ物が一番重要になっているのです。ところが、西洋医学ではこのような考え方はありません。ガンは悪い物、それを切り取れば良いという考えです。皆様は、どちらを選択されますか?

大粒の涙

小学校6年生の男子患者C君。昨日午前中に、左足首を捻挫(ねんざ)してしまいました。そこで、お父様がインターネットで当院を探して、お二人で来院されました。

まず、氷水で患部を冷やします。「気持ちいい→ただ冷たいだけ」になると終了。

次に、歩いてもらいます。

「どう・・・・痛い?」

「はい、痛いです。」

「痛さを覚えておいてね。」

そして、膝診をして頭に1本鍼を刺すと・・・・

やはり、小学生。涙がこぼれそうになりました。

以前にも5年生の男の子を治療した時、泣くのが予想出来る雰囲気で、「お父さん!わ~ん・・・・」と泣かれたことがありました。結局、2本の置鍼でねんざと膝痛が治ったのですが、今回も、同じケースだと覚悟しました。

2本目で、決めないと大変なことになるので、痛いけど効く耳ウラを選択しました。小学生の感性は白か黒かがハッキリしています。耳ウラを丁寧に探っていると、痛い個所が1点見つかりました。仙骨の上方を治療する点です。そこに鍼を1本。

すると、C君の右肩が震え始め、大粒の涙が溢れ返ります。

「ごめんね・・・・痛かったな、ホントにごめんね。」

しばらくして、歩いてもらいます。

「どう・・・・痛い?」

「痛くないです。」

「ホントか?」

とお父様が驚きの声。

「うん。」

ということで、治療は終了となり、お父様には山元式新頭鍼療法(YNSA)の説明をしながら何とかC君が落ち着いてくるのを待ちました。そして、やっと落ち着き帰宅の途へ・・・・・罪悪感の残る治療となりました。C君ホントにごめんなさい。

若いって素晴らしい!

男子中学生のスポーツ選手、初めての来院です。1ヶ月前から両太ももの張りがあり、右肘も1週間前から痛くなりました。ベッドで仰向けになってもらうと右脚が1cmほど短くなっています。そこで、右肩と左右の肘の圧痛点を押圧。すると、左右脚がそろいました。次に座イスにすわってもらい、膝診をして頭に3本置鍼。

「太ももどうですか?」

「張ってないです。」

「えっ、そうなの!」

若いって素晴らしいですね。背骨を整えただけで太ももが良くなるのですから・・・・。次は肘の治療点に2本置鍼。

「これで、肘どうですか?」

「・・・・・痛くないです。」

「ホント?」

「はい、痛くないです。」

あまりにも治りすぎるので、改めて右肘の治療点がある右膝を圧痛点を丁寧に探すのですが・・・・ありません。どうやら、これで終了。

ホントに若いって素晴らしい!

リラクゼーションもやります

私が、松山市で鍼灸院を開業する前は、母校の東京呉竹医療専門学校の研修生として学んでいました。学ぶだけでは生活出来ませんので、新宿・歌舞伎町にある「あしカラダ」というリラクゼーションで働いていました。リラクゼーションでは、私のように鍼灸師という国家資格を持っている人は、あまりいません。2~3週間の研修を受けて合格と認められると、早速、施術をする様になります。

鍼灸院を開業して10年。十分鍼灸だけで治療出来る自信ができ、今後は、リラクゼーションが必要と思われる患者さんには、どんどん「あしカラダ」で行った施術をしていくことにしています。

本日も2人の患者さんに施術したのですが、2人共、次回も1週間後に同様の施術を受けたいそうです。新宿・歌舞伎町のリラクゼーションと鍼灸を併用すると、効果抜群です。もちろん、操体法もやりますよ!

おかしい?と思いませんか

昨日に続いて、食べることを「石原医学大全」から引用します。

『[食欲]

食欲旺盛なのは、元気で健康な証拠であるが、「食欲不振」については、一般の方も医師たちも誤解しているといっていい。動物が病気やケガをすると食べないのは免疫力を上げて病気を治そうとする反応なのだ。

「食欲がない」のは胃腸が消化する力がないと食事の摂取を拒否しているのだから、無理に食べると、症状は悪化するのは火を見るより明らかである。「食べるから元気になる」のではなく、「元気な人が食べられる(食欲がある」のである。』

食い意地のはった人(最近では、グルメブームで多くの人々)は、この事実から目をそむけようとします。そして、「たった一度の人生、好きなものを食べて、どこがいかんのう?」などと開き直ります。食欲がないというカラダの声に素直に反応し、無理して食べることはやめましょう。

グルメは肉料理がやたら出てきます。1977年、アメリカ上院議員によるマクガバン・レポート(2年間にわたり古今東西の食事を研究し、理想の食事は、元禄以前の日本料理とした5000ページにも及ぶレポート)で、肉、牛乳など中心の欧米食は病気の元と結論づけています。これにより、アメリカでは徐々に日本食が普及し、大腸ガンなどは減少していったそうです。

にもかかわらず、日本では2人に1人がガンになる。ガン保険に入って安心しよう!といった流れが出来ています。これは明らかに、食の欧米化がもたらしたものです。おかしい?と思いませんか。

過食・飽食は、免疫力を下げる

1週間ほど風邪のような症状が続く50才代の女性患者Aさんに、「食事は取らない方がいいですよ。」と助言すると、「何よ、変なこと言って・・・・食べないとダメでしょう!」という顔をされます。

多くの人もAさんのような考えでしょう。そこで、「石原医学大全」の一節をご紹介します。アメリカのミネソタ大学医学部のM・J・マレイ博士が1980年代に発表した「過食・飽食」がいかに免疫力を落とすかが、示されています。

『病原菌に感染している3群のマウス(30匹)は自由に食べさせてるが、実際にはに食べない。その結果、死亡率は43%。平均生存日数は8.7日。同じく病原菌に感染しているが、強制的に栄養補給をした4群のマウス(30匹)だと、死亡率は93%、平均生存日数は3.9日。3群とは大きな差がついた。

(中略)

臨床医学の現場でも、極端に栄養状態が悪化した患者に、点滴で高栄養を与えると肺炎などの感染症を起こす危険が高くなることは知られている。

それなのに、健康増進のためには、「三食しっかり食べること」、病気が食欲で落ちると「体力をつけるために食べろ」とやたらに食べることが推奨される。

その結果食べたくもないのに食べる。食べれば元気になると信じて無理にでも食べるなど、過食が習慣化してしまった人のなんと多いことか。』

病気をしたら食べない、血液を消化などに使ったらダメです。血液を治療に使うのです。

近藤林内祭

本日、2月18日は近藤林内さんの生誕祭。

弟の佐伯敦宮司が、見事に祭を創生してくれました。生き仏といわれた近藤林内さんは、酒屋として儲けたお金を、全て慈善事業に当てた方です。

その林内さんの功績を研究する会が、林内会です。私も参加しているのですが、お役に立っていません。しかし、宮司の近藤林内さん及び地域愛が静かに広がり、面白い人々が林内会に参加してくれています。

今後、この地区(河之内=かわのうち)がとんでもなく有名になるかも知れませんよ!

話変わって、地元のテレビを見ていると、1994年の愛媛大飢饉特集がありました。なんと見ていると、私の父親が祈祷してるではありませんか!そうなんです、実家のある惣河内神社には飢饉に恵がある雨滝(あまたき)神社が合祀してあります。

そのため、父親が何十年ぶりに祈祷をしたのです。父親の真剣で真摯な顔を見ることが出来ました。

「父ちゃん、格好よかった!」