手技のみ

突然、四国ガスの方が来られ、ガス漏れ探知機の点検をしてくれました。そのため、一階にある鍼灸院に予約時間ギリギリ入室。すると、患者さんは来られており、

「このマンガ面白いですね!借りていいですか?」

施術室兼待合室に置いている医学博士・真弓定夫先生監修の「牛乳はも~いらない」など4冊をお貸ししました。たまに、治療以外の時間を患者さんが持つと新たな発見があるようです。さて、70才代の男性患者Bさん。足のむくみが気になります。

「これからは、鍼灸にこだわらず。色々やりますよ・・・・とりあえず、奥のベッドでカラダの歪みを診ましょう。」

仰向けになったBさん、右脚が2cmほど短くなっています。右前腕と右胸郭が緊張しているので、軽く押圧。すると、Bさんのお腹が、

「グルグル・・・・」

「ほら、反応してるでしょう?」

何とこれだけで左右の脚がそろいました。4~5分の出来事です。その後は、新宿・歌舞伎町でやっていたリラクゼーションの手技で気持ちよく寝ていただきました。

手技を終えたあと、石原結實先生の著書「石原医学大全」のむくみの個所をチェック。

『むくみ=水分だから、尿量を増加させることがポイント。

[対処]  ①ゆで小豆を豆ごと食べる。・・・⑥生姜紅茶を飲む』

Bさんに紹介すると、帰宅時に、

「今日やったこと、次回もお願いします。気持ちよかった。」

と、来週の予約をいただきました。

カラダの歪みを正す

松山市で開業して10年目になりますが、それ以前は東京で鍼灸の研修(母校の治療院で)をしていました。研修以外の日は、新宿・歌舞伎町のリラクゼーション店で働く日々でした。2~3年修行したので、手技には自信ありますが、あえてこの10年、手技を封印していました。鍼灸師としてのプライドが生まれ始めたのは事実です。そして、鍼灸だけでどれだけ出来るか、試してみたかったのです。

しかし昨年、民間療法の操体法の恩師が2人亡くなるという予想もしなかったことがありました。操体法は2001年から学び続けています。

「佐伯、あれほど教えたのに、何故使わないんだ!」

と、叱られている気がします。2人の師匠のご逝去を機にあらゆる術を、患者さんに合わせて施術いたします。特にカラダの「歪みを正す」という操体法の理念をもう一度中心に置くようにします。

膝を肘で治す

80才代の男性患者Bさん、20年前から正座が出来なくなりました。そして、両膝痛で来院されました。スポーツマンで、今でもしっかりした体躯をされています。ダンベルを持ち上げ、胸の筋肉もモリモリです。ところが、歩く姿がカクカクしています。それは、仕方がないことです。

今回で4回目の施術です。今年からは鍼灸にこだわらない施術にしていますので、Bさんには、奥のベッドで仰向けになってもらいます。膝の治療個所は、肘です。丁寧に肘の圧痛点をほぐすだけで、膝が緩みます。

「これで、どうですか?歩いてみてください。」

「・・・・・・痛くないです。」

この感じで、施術を進めて50分。

「今、膝の痛みはどうですか?」

「今のところは、ありません。」

さて、この次回の経過報告が楽しみです。

1日1食の利点

1日1食(24時間断食をしていることになります)にして良くなったこと。

①髪が黒くなってきた。

これは、石原結實先生のYouTube で、石原先生がおっしゃっています。消化器系に血液が行かない分、脳、頭、筋肉などに血液がまわり、頭皮や脳の活性化、体温の上昇を促します。16時現在、71才の私の体温は37.1℃あります。

②抜け毛が少なくなった。

以前は、風呂の水を抜くと洗い場に水が2~3cm溜まっていました。原因は、抜け毛が排水口をふさいでいたからです。今は、水が溜まることなく抜けます。これも、頭皮が活性化しているからでしょう。

③料理に時間を費やすことがない。

玄米に小豆、黒豆、ヒジキ、切り干し大根、人参、ゴボウ、黒ゴマなどを入れて、18:30に炊けるようにしています。冬の現在、一人鍋で夕食のため、料理をしている感覚はありません。

④1日2食の時より、経済的。

これは、当然のことです。

⑤夕食が楽しみで美味しい。

これも、当然のことです。

⑥快便

1日2食の時より、便の量が増えます。これは、血液が消化ではなく、排泄に集中するからでしょう。

いいことだらけです。

求道者

患者さんから、様々なお話を伺い刺激をいただいています。大晦日から新年にかけて、武道館でさだまさしコンサートに行かれた!・・・・ものすごい行動力です。そこまでのエネルギーを引きつけるさだまさしさんの人間力、ただただ頭が下がります。

このコンサートでは、立川談春さんと、もうお一方の落語家さんが同時落語をなさったそうです。凄い人の周りには凄い人が集まるのですね。

話変わって、ある患者さんから2025年の大谷翔平特集の雑誌をいただきました。これを待合室兼治療室に置いております。大谷翔平選手は、年々新たな挑戦をしている求道者です。その周辺にはやはり、凄い人々が渦巻いています。

そんな空間になるといいな~~・・・・自分を磨くしかないようです。

鍼灸をしない鍼灸師

去年、操体法の恩師・今昭宏先生が逝去されました。今先生は、私のFacebook を読んで下さり、よく❤️を押して下さいました。

そのため、いつか操体法との融合をして今先生に認めていただこうなどと、ノンビリ構えていたのです。それが、もう出来なくなりました。実は、私の方が今先生より年上なのです。ノンビリ構えておれません。

現在は、積極的に操体法を取り入れ、なんでもこなす鍼灸師として、あらゆることをしています。今まであえて、鍼灸師にこだわっていましたが、もうやめました。これから、患者さんに合わせ、やれる範囲でなんでもやります。

「鍼灸をしない鍼灸師」もありです。

Facebook 一時停止

あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

と順調に年が明けたはずなのですが、何故かFacebook が一時停止という予想していなかった試練をいただきました。そのため、この文章は一月五日には公開されないことになると思われます。

何故このようなことが起きるのでしょうか?・・・・現在、異議申し立てをしているのですが、段取りが上手く進んでいません。

前向きに、いつものように文章をしたためます。

70才代の男性患者Aさん、3ヶ月ほど前、スクワットをしている時、「ぷっち!」と右膝から音。病院で水を取ってヒアルロン酸注射をしていました。それでも、腫れがありますが、散歩は始めておられます。今回は、2度目の施術となります。

「先生、昨日急に右太もものウラが痛うなって・・・・・」

「あらら・・・そしたら、奥のベッドで仰向けになっていただきましょう。」

と、いつもとは違うパターンで施術することにしました。昨日の痛みなので、しっかり右上腕内側に、同じ痛みがあるはずです。その痛みを気持ちよく押圧で取っていきます。改めて言います、右太ももの痛みを、右脚ではなく右上腕内側を押圧しながら取っていくのです。押圧や皮膚に触れるだけで、右太ももの痛みは、ほぼなくなりました。後は、いつものように頭に5本置鍼して、右前腕にお灸をして終了となりました。

Aさん、1月9日のゴルフのため、明日から練習されるそうです!良い天気になりますように!

仕事納め

今日で仕事納め。

色々あった1年でしたが、なんとか過ごせました。今年最後の仕事を、朝9時から夜9時までやれる幸運に感謝します。この鍼灸治療、操体法を行う上で大切なのは、患者さんの立場になり、しっかりと寄り添うことです。それが、まだまだ出来ていないことを実感しています。

来年こそは、もっと寄り添うことのできる「利他」の気持ちを無理なく発揮出来るようにしたいと思います。

来年を、もっと面白い年にします・・・・今後とも、宜しくお願いいたします。

ミミからの学び

 

以前にも書いたことがありますが、もう一度書きます。30年くらい前の話です。京都の山奥・美山町に住んでいた時のこと。茅葺き屋根の小さな家に、3人の子供、嫁と私が白いネコ・ミミと生活していました。

ある日、ミミが疲れた様子で戻ってきました。そして、畳部屋の奥にあるテレビの前にうづくまるのです。よく見るとミミの右前脚(腕?)がウチワのように腫れあがり、ピンクの二本線が走っています。

「ミミ、マムシにやられたんやね。」

ミミは、返事もせずただただ眠るだけです。何も食べず、水も飲まず・・・・ミミが、テレビの前でうづくまったのは、家族に見てもらいたかったからでしょう。子供たちの元気な声がミミにエネルギーを与えたことでしょう。

2~3日経つと元気になったミミはいつもの生活を始めました。これが、病を治す原点です。「食べないで、熱を出して、ただただ休む」

体温を上げ白血球の働きを活発にし、食べないで血液を治療だけに専念させる。これが動物の本能です。ミミから素晴らしい学びをいただきました。

ありがとうミミ!

操体法

鍼灸師として「あじさいの杜鍼灸院」の看板を揚(あ)げていますが、鍼灸師になる前は、操体法という民間療法を実践していました。そのため、鍼灸に違和感を感じたり、恐怖を感じる方には、操体法で治療しています。

昨日の患者さんの多くは、操体法での施術でした。40才代の男性患者Cさんは、スポーツマンで運動のし過ぎ。ふくらはぎから足首にかけて疲れが溜(た)まっています。ベッドで仰向けになってもらうと、手首から肘にかけて緊張があります。山元式新頭鍼療法(YNSA)では、下肢は上肢で治すという理論があり、緊張した上肢をゆるめることにしました。

丁寧に肘から指先までほぐすと・・・・Cさんのふくらはぎと足首が緩みました。その次は、足指を丁寧にもみほぐします。この操法で、Cさんの口はパクパクと無意識の動きになります。この動きが出てくると効果が大。

次は、Cさんの頭側に移動して、Cさんの後頭部を両手のひらでおおいます。ただこれだけですが、これがまた効果大。

「どうでしたか?」

「いや~、楽になりました!ありがとうございます。」

こんな治療もあります。