発熱と食欲不振

読書嫌いの私が、読む本に「非常識の医学書」(安保徹 石原結實 福田稔)があります。石原結實先生が表現されている個所を記載します。

『肩こりに貼り薬を出す事は簡単ですが、長い目で見て根本原因は血流の障害によるものと診断して、血流を良くするための運動を教える医師が患者さんには必要です。

あらゆる動物や人間も病気になると、発熱したり、食欲不振に陥ったりします。よって病気を治すためには、体を温めることと、食事を少なくすることが大切であることを示唆しています。そういうことを教えてくれる医師こそ、名医であると私は思っています。』

数100万年前に人類が誕生し、やっと1万年前から農耕が始まったのですから、人類は飢餓状態が普通だったのです。過食、飽食の時代になると体は困ってしまい病気になってしまいます。断食をして体を初期化しましょう!すると、簡単に体温が上がります。

明日は、興居島

明日は、興居島。

準備万端で臨みます。20時10分で治療を終了し、これからバックを完璧に準備。

なんべんも確認して・・・・おやすみなさい。

小泉純一郎元総理、刺絡療法を認める

 

私が鍼灸師として患者さんと接して感じることは、「血流と血の質を良くすれば、体調が整う」ということでした。そこで、山元式新頭鍼療法(YNSA)に出会い頭皮に鍼を刺すことで自律神経を整えたり、カラダの痛みを取ったりしていました。そこで、頭皮からの瘀血がタラーと流れることの多さが気になりはじめました。自然と、古来からある「刺絡療法」に興味を持つことになりました。刺絡療法のコピペが、下記です。

『刺絡療法は、鍼を使って皮膚の表面にある毛細血管にごく小さな刺激を与え、少量の血液を排出する伝統的な治療法です。

東洋医学では、「瘀血(おけつ)」と呼ばれる血流の滞りが体の不調を引き起こすと考えられています。刺絡療法は、この瘀血を取り除くことで、自然治癒力を高め、体のバランスを整えます。

歴史的には、中国や日本で古くから行われてきた治療法で、現代でも多くの鍼灸院で取り入れられています。特に、慢性的な痛みやストレスによる不調に悩む方に支持されています。』

また、参議院議員谷博之氏が、刺絡鍼法に関する質問に対して2005年6月14日内閣総理大臣 小泉純一郎氏が、あんま摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律(昭和22年法律第ニ百十七号)第一条に規定する「はり」に含まれるものと考えている。

と、医師以外でも鍼灸師が、瘀血を取ることが公然と認められるようになったのです。鍼灸師という国家資格を持った者として、学ぶのは当然のことです。

関東鍼灸専門学校で

(昨日の文章です)

関東鍼灸専門学校・・・・千葉県にあります。幕張メッセで有名な幕張駅から、徒歩で20分以上。関東は広い・・・・朝から、バテています・・・日本刺絡学会が主催する勉強会に来ています。

綺麗な専門学校で、10年以上前に通っていた専門学校を思い出します。山元式新頭鍼療法(YNSA)と操体法を少しずつ融合しているのですが、これに刺絡療法という強力な手技が加わると、より効果的な施術となるでしょう。

9月から、12月まで第二日曜日に合計4回の勉強会です。来年からの施術が変わるはずです。

準備

大谷翔平選手からは、学ぶことがたくさんあります。人に対しても、物にたいしても素直で謙虚に接します。そして、何より準備を徹底的にしていることに、頭が下がります。

先日、登板予定であった投手が投げられなくなった時、自ら「投げる」と挙手をしたとのことでした。その男気が素晴らしいし、結果を残す実力は申し分なしですが、これは日頃の準備を怠っていないという事実の表れだと思います。

今晩、日本刺絡学会の講習会参加のため、夜行バスで東京に向かいます。大谷翔平選手を見習って準備をしっかりしています。楽しみです。

一撃

「 一瞬の痛みは、緩(ゆる)みを生みだす。」

そんな、漠然(ばくぜん)とした思いで、本日施術しました。10才代のスポーツ選手が、太もも肉離れで来院し順調に回復しています。その彼に、

「今まで、鍼、お灸、触れる施術をしたけど、今日はどうしよう?」

「足ウラに、一撃するのがボク的には効くと思います。」

「ああ・・・・・あれ、効くね」

という会話から、鍼とお灸をしないで施術することに決めました。私は、この4年間足の治療点を山元式新頭鍼療法(YNSA)の理論のもと見つけて来ました。その治療点に爪を立てるだけで、瞬時に効くことが分かりました・・・・若い患者さんに対してですが・・・

もう少し研究してみます。

所作

施術をする上で、所作が大切であるとやっと気づきました。無駄のない所作は、無駄のない空間から、道具から生まれます。茶道をされている方にとって、全く当たり前の事が・・・・実は、簡単ではない・・・自然と身につくよう努力します。

70才・・・これからが勝負です。

変わります

お灸箱を少し改良しました。

移動の最中に線香が、小さく壊れてしまう時があるので、カット綿を2枚敷くことにしました。また、物入れの区切りをアルミフォイルでおおう事で、少し感じが良くなりました。

経営の神様、松下幸之助氏の「物を大切にしている人は、人間関係を大切にしている」という言葉がぐさっと胸を突き刺しました。

「果たして私は、物を大切にしていたのだろうか・・・・いい加減な自分に気がついた・・・・70年も何していたのだろう・・・・大丈夫、今からでも変われる。」

私は、変わります。

明日は、興居島!

 

今日は、治療が終わったのが、たった今、21時。明日、興居島へ出張治療のため、これから買い物して、夕食して早く寝ます!

がんの原因、再び!

 

「私の父は、前立腺ガンになって、摘出したんです。先生みたいに細身で、元気だったのに・・・・どうしてだと思います?」

「・・・・やっぱり、冷えだと思うんです。」

と、下記の「非常識の医学書」に書かれてあった文章を思い出し、語りました。石原結實先生の一節を改めて、ご紹介します。

『がんは癌と書きますが、岩のように硬い病気の意味です。皮膚がんや肝臓がん、乳がんを触診するととても硬く感じます。すべての物体が冷やすと硬くなることを考えると、癌はある面冷えから起こる病気です。

体の中でもがんにならない臓器となりやすい臓器があります。がんにならない臓器は、心臓や脾臓、小腸といった自らがかなり発熱をしている臓器です。

(中略)

反対にがんになりやすい臓器は、中心部が空いている管状で、周辺にしか細胞がない形状になっている肺、食道、胃、大腸、子宮などの管腔臓器です。体温よりも温度が低い外気とつながっているので、臓器の温度はさらに低く冷えやすい臓器です。

(中略)

がん細胞は、冷えが大好きで、最も分裂増殖するのは体温が35度の時で、大嫌いなのは熱で39.3度以上の体温では死滅をしてしまいます。

甲状腺は新陳代謝を司るホルモンを分泌するところですが、甲状腺の働きが活発すぎて、発熱や発汗が続くバセドウ病の患者さんは、癌になる確率が一般の人の1000分の1以下と言われています。このこのことからも熱ががん細胞に有効なことがわかります。

(中略)

西洋医学でもがんに対して温熱療法が用いられます。がんを防ぐには体をしっかりと温め、汚れた血液を浄化、排泄することが理にかなった方法です。』

体を温める最もかんたんな方法は、食べないことです。1日1食だと24時間断食していますので、消化器系に血液が流れる時間が少なくなる分、それ以外の筋肉、脳などに血液が流れるので、必然的に体温が上がります。現在、午後3時30分ですが、私の体温は、37.4℃あります。これは、私の平熱です。