定休日なし

看板が9:00~12:00 13:30~21:00となっていたので、本日、9:00~21:00に変更しました。当初は、9:00~12:00 15:00~22:00だったのが、9:00~12:00 1:30~21:00になり、現在9:00~21:00と変更。

9年前に開業し、手探りの状態から今の時間帯と変遷していきました。また、「定休日なし」と書いているのですが、「年中無休」と読む人が多いのです。定休日が特にないだけで、「臨時休業」はあります。今月も、千葉県幕張の関東鍼灸専門学校に刺絡治療の研修会参加のため、臨時休業でした。

さて、今日はこれから東温市での出張治療となるので、これから臨時休業となります。治療を受ける際は、予約電話をお願い致します。

天才・杉本練堂先生を解読

 

 

天才・杉本練堂先生を解読する。

先日、10才代の男子が寝違えで来院。色々治療し、そこそこの結果を残したのですが、ふと練堂先生の本を思い出し、肩甲骨下部を押圧してみました。すると、もっと効果が出ました。そこで、筋膜の教科書「アナトミートレイン」を調べてみると・・・分かりました!

アーム・ラインで説明できます。肩甲骨下部は、首にある肩甲挙筋につながっています。そのため、肩甲骨下部が緩むと首が緩みます。それだけでなく、デイープ・バック・ラインの小指側にある小指球筋の圧痛点に置鍼すると、もっと首が緩みます。また、首の前側の痛みにはスーパーフィシャル・フロントアーム・ラインの小指先の刺激で効果がありました。

今後、首痛にはこのアーム・ラインがポイントの一つと考え治療点を見つけようと思います。

ナス料理

今週は、患者さんからナスをたくさんいただきました。あまりの多さに料理の仕方が思いつきません。そこで、料理の得意な患者さんに相談したところ、

「コガラシにするといい。ナスを斜めに輪切りして、ビニール袋に入れ、お塩で揉むと、黒っぽいお汁が出てくるからそれを流します。カラシ、砂糖、お醤油に米麹を混ぜてからめると、保存食になりますよ。」

と、教えてくれました。幸い、米麹に代わる奈良漬用の麹を患者さんからいただいているので、それを使ってみました。

写真のように出来たコガラシ、冷蔵庫で眠っています。

もらい物で何とかやれていることに、心から感謝いたします。これからは、私がドンドン差し上げなければなりません。

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畑仕事

 

来年の畑は、カボチャとヒマワリだけにします。といっても、シソ、ミョウガ、フキは日陰よりのところから、自生してくれるので5種類の畑になります。冬は全く太陽が当たらないので、春まで畑は休んでもらいます。

冬でも太陽が当たる場所に、一斗缶を置いて野菜を育ててみるつもりです。そのための土作り・・・・発酵した鶏糞、バーク堆肥それに石灰を入れてしばらく置いて・・・何を植えるか、思案中です。

畑には、バーク堆肥を追加するので、たくさんのカボチャと、巨大ヒマワリが育つのでは・・・と想像だけはしています!一昨年の巨大ヒマワリは、3m85cm!

足の治療点3

 

足指の治療点の続きです。

指の内側に沿って図のように存在しています。解剖学的に筋膜の流れから考えると、ウラ側が効果的ですが、お灸をする都合上、足指表の内側で十分です。

また、お灸をすえる前に、施術者の爪を当てるだけで膝ウラがゆるむ事が数多くあります。今日は、ここまでです。

足の治療点2

足の第1趾(親指)が下肢の治療点と分かったので、第2~5趾が何の治療点になるだろ?・・・・・と、考えます。

そこでキーになるのが膝診です。膝診は、頸椎、胸椎、腰椎仙骨、脳の状態を診断するのですが、頸椎は膝の内側、胸椎は膝ウラ(膝窩横紋)、腰椎は膝の外側が診断点となります。

そこで、第2趾が頸椎、第3、4趾が胸椎、第5趾が腰椎の治療点であろうと推測し、患者さんの声を聞きながら数年かけて実験したところ、その通りでした。

明日は、興居島出張なので、このくらいにして早めに寝ます。次回に詳しく説明します。

足の治療点1

 

系統立てた治療点の列挙をする前に、どのようにして足の治療点を見つけていったかを時間軸とともに説明します。

山元式新頭鍼療法(YNSA)の見方で足の治療点を探そうと「ボーッ」とトンスケ(人体骨格標本)の足下を見ていると、親指(第1趾)の第1関節が「膝ソックリ」なことに気づきました。その次に第1中足骨が、膝下に見えてきました。そうなると基節骨が大腿部(太もも)になります。

YNSAでは、膝の治療点が、乳様突起の下にあります。乳様突起は膝の形によく似ています。また、胸部ソマトトープ(小さな人型)は、胸骨を体幹と見て全身の治療点を示しています。つまり、よく似ているというのは、治療点を見つけるキーになるのです。

このようなソマトトープ(小さな人型)が、足に存在する事を感じ、足の親指(第1趾)と第1中足骨を骨盤から足までの治療点ではないか、という推測で数年間検証してきました。結果、基節骨が大腿部、第1関節がソケイ部、中足骨が下腿部の治療点が存在することが、分かりました・・・・(つづく)

膝診と上腕診

 

 

上腕診の代用として膝診を認めていただきました。上腕診というのは、頸椎、胸椎、腰椎、脳の状態を診断する方法で、肘(肘窩横紋)及び上腕二頭筋の触診です。この上腕診は、比較的新しい診断方法で、山元敏勝先生が、ある程度ご高齢になられた頃見つけらました。

ここからは、私の推測を書くので、真偽のほどは分かりません。

山元敏勝先生は、西洋医学を学ばれ、外科、産婦人科、麻酔科の専門医で鍼麻酔で手術を2000例もされておられます。筋膜の構造を知り尽くしておられるので、首診、上腕診を見つけられたのだと思います。

筋膜の流れに、デイープ・フロント・ラインというのがあります。この流れは、首診を説明するする分かりやすいラインです。写真のように、内臓周辺の筋肉と、首の筋肉と側頭部の筋肉がつながっているのが良く分かります。つまり、首診をすることで、内臓の状態を診断し、側頭部の治療点に置鍼する事で、内臓を緩めているのです。

また、スパフィシャル・バック・ラインという筋膜の流れが、膝診と関係あります。写真のように、膝ウラは足底から膝ウラまでの流れと、膝ウラから脊柱起立筋を上ってオデコまでの流れがあり、膝ウラが下からと上からの流れがせめぎ合う個所となっています。この膝診で見つけた圧痛、硬結点をオデコの治療点に置鍼をして膝ウラの圧痛、硬結点をゆるめると、脊柱起立筋がゆるみ、自律神経が整います。

ご高齢になられた山元敏勝先生は、この膝診を分かっておられたのですが、膝ウラを診断するより、肘の上腕診の方が、先生ご自身のカラダに負担がかからないと判断され、上腕診に代替されたのではないかと思います・・・・これは、あくまでも推測です。

さて、次回から膝診と足の治療点の関係を紹介します。

足の治療点

長年、足の治療点を模索してきましたが、確信を持ってきました。それで少しずつ発表していきます。

なぜ、足なのか?理由は簡単です。頭にあれだけ治療点があるから、足ならばもっとあるという素直な思いからです。運動会の綱引きでは、アンカーと呼ばれる一番後ろの人が、一番の力持ち。これと、筋膜の流れは同じです。頭と足が筋膜の流れに大きな影響を与えると考えたのです。

ちまたでは、足ウラマッサージなどで、反射区として内臓とのかね合いを謳(うた)っていますが、東洋医学として学ぶ経穴は、3つしかありません。食中毒に効く裏内庭(うらないてい)、不眠に効く失眠(しつみん)、腎経の大切なツボ湧泉(ゆうせん)だけです。2000~3000年前の中国では、足ウラは不潔で硬くて治療点を見出せなかったと勝手に思っています。反射区という色眼鏡は完全に無視して、筋膜の流れを元に推測し、患者さんの感覚を大切にして見つけていきました。

上腕診に全く反応ない患者さんに対応するため、偶然、膝診を見つけ学会で認めていただきました。この膝診がキーとなり、足の治療点が見つかりました・・・・今日は、ここまで!

神様

神様は、静かでキレイなところに降りてくれます。

今の私の住居には降りてくれません・・・鍼灸院にも。これからの私の生き方が見えてきました。細やかな掃除と整理整頓。

創造的なガレージ(作品を作っています)は、混沌としている方がいい。