ボルダリング

20才代の女性患者Cさん。昨年末にボルダリング(崖登り)の練習を始めた瞬間に、左膝外側靱帯を伸ばしてしまいました。病院で膝のサポーターを作り、山登りをすることは出来ますが、正座は出来ません。仰向きの状態で左膝を伸ばすのが怖いそうです。

今日で3日連続の来院です。Cさんこの2日間で左膝の伸展、屈伸がずいぶん楽になっています。今日も、ベッドで仰向けになってもらいます。左脚が1.5cm短くなっています。Cさんをよく観察すると、左胸部が張っています。そこで、軽く左胸部を押圧するだけで、かなりの痛みを訴えるCさん。その後、左肘も押圧。

「これだけで、かなり(両脚が)そろってきましたね。」

Cさんは、患部を触れないで遠隔の部位を刺激するだけで、カラダが整うこと理解してくださいました。その後は、Cさんの感覚を大切にします。

「今日は、鍼とお灸・・・どっちがいいですか?」

「お灸かな・・・」

ということで、足にお灸。これだけで良くなるのです。この理論はいずれ説明いたします。

Cさん、ずいぶん良くなりました。2日後の予約を受けました。次回が楽しみです。

小豆、黒砂糖、岩塩恐るべし!

小豆が、利尿剤としても便秘予防としても優れている事は、石原結實先生の書物やYoutubeでよく紹介されています。私も玄米を炊く時、小豆、黒豆、切り干し大根、人参などなど沢山入れています。そのため、わざわざ小豆料理をすることはなかったのですが、突然、ぜんざいを作ることにしました。

250gの小豆を1.5Lの水で煮て、お餅を入れ黒砂糖、ヒマラヤ岩塩のパウダーで完成!

実に、美味しいぜんざいが出来ました。白砂糖や白い塩でなく、黒砂糖、ヒマラヤ岩塩が入っているので、安心してたべられます。一回で多く食べることは出来ないので、3~4日は保ちそうです。めでたし、めでたし!

追伸:食べた後、一気に汗💦が出たため、下着を替えたのですが、その汗の臭いこと!いきなり老廃物が出たようです。小豆、黒砂糖、岩塩のトリオ、恐るべし!

 

やっと腑に落ちた!

20年前から膝が痛く正座が出来ない80才代の男性患者Cさん。鍼やお灸よりも操体法の方が合うようなので、今回もベッドで操体法。

仰向けになってもらうと、両膝がベッドから浮き上がり、両肘も萎縮して両手首が浮いています。こういう時は、気になる肘の丁寧な押圧がよく効きます。丁寧に10分ほどほぐし、

「これで、歩いてみてください・・・・・どうですか?」

「・・・・ああ、(膝の)痛みはないですね・・・・」

これで、信頼してもらったようで、両膝倒しで左右差をなくします。その後、両膝を立ててもらい、従来座椅子に座って行う膝診をベッドで行います。

操体法を始めて26年目になります。山元式新頭鍼療法に出会い上腕診(頸椎、胸椎、腰椎の診断)が全く出来ない患者さんと出会います。その結果、膝診を見つけ、上腕診以上に細かく診断できることが分かりました。頭の鍼を嫌がる患者さんの新たな治療法として、足指にお灸をする方法を見つけました。これは、膝診の延長として、解剖学的に推測できる方法です。

これらのことを理解した上で、26年前、三浦寛先生から学んだ「膝蓋(ひかがみ)」の意味がやっと分かりました。ただし、三浦先生から学んだ膝蓋は胸椎のみ、頸椎は脛骨内側、腰椎は脛骨外側となります。

その治療法も操体法で出来ます。26年の歳月が経ち「膝蓋(ひかがみ)」がやっと腑に落ちて来ました。操体法をされている先生方にも説明出来そうです。

次回もCさんに試してみます。

相撲話

「最近のお相撲、面白いんですよ。」

「そうなんですか・・・・若貴の時は、よく見てたんですけど・・・・モンゴル横綱が強くなってからは、見なくなってしまいました。」

「今は、誰が優勝するか分からないし、若手ですごいのが出て来ているので面白いですよ。」

と、70才代の女性患者Bさんに、お相撲を勧めたところ、Bさんすっかりハマってしまいました。そのため、先日の治療では相撲話花が咲きました。

「義乃富士、大ノ里もいいけど、やっぱり安青錦かな!」

もう、Bさんしっかりした相撲通です。

「2日目だったかしら・・・・元貴景勝の親方が解説するのが、本当に分かりやすくて・・・頭のいい方ですよね。毎日解説してほしい。」

「ホントに頭がいいですね。押し相撲がこんなに奥が深いとは、思いませんでした。この親方と、元琴錦と元嘉風(よしかぜ)が解説し始めると、押し相撲の凄さ魅力がたっぷりと分かります。」

などと、話は佳境に入って・・・・いつの間にか、左下肢の痛みも無くなっていきました。やはり、好きなことを語ることが治療になるようです。

坐骨神経痛?

80才代の男性患者Cさん。3日前重いものを運んでいると、左腰痛が起こり、左下肢にシビレがあります。そこで来院されました。

「色々調べてみて、坐骨神経痛だと思うんですね・・・・・」

「病院では、坐骨神経だと診断されましたか?」

「いいや、なにも言われませんでした。」

最近では、ご高齢の方でもiPhone など駆使して、情報収集されてご自身で診断されるのですね。

そこで、ベッドに仰向けになってもらいます。やはり右脚の方が1cmほど短いのですが、この理由は小腸の根元(腸管膜根)が左第2腰椎から右腸骨の深い部分まであり、それが、様々なストレスで縮み上がっているからです。これは、カラダ全体を診て縮んでいるところを緩めるだけで、左右脚がそろうことが多いです。Cさんの場合、左前腕の縮みを緩めるとそろいました。次に左を上にして横向きになってもらいます。

「腰が痛いからって、腰に触れることはしません・・・・肩甲骨とかの歪みを取っていきますね・・・・」

などといいながら5~6分押圧。

「これでどうですか?」

「・・・・・・・あれ?いいです!・・・・腰はいいですけど、ちょっと、フクラハギあたりが張ってます。」

後は、左前腕を押圧して、3本頭に置鍼して終了となりました。明後日、グランドゴルフの練習があるので、明日も来院されます!元気が何より!

誰かが!

 

夕方、外に出ると、

「あれ?エンドウ豆に竹枝が綺麗に置かれ、ツルが上手くはえそう・・・・」

どなたか(私は、もちろん確信している方はいます)が、エンドウ豆にツルが巻きつきやすいように、竹枝をとても上品に、まるで生花のように立ててくれていました。

寒波襲来で、たなびいていたエンドウ豆のツルを、見るにみかねた結果、Yさんが、設置してくださったのだと思います。

さて、どうやってお礼をしようか?

風邪引きの続き

風邪のため、2日間断食すると色の濃い尿が出ました。これは、断食による血液の浄化です。これで調子に乗って、少し食事をしたのが良くなかった。朝起きて胃に負担がきていました。再び2~3日断食を続けることにします。

断食をすることで、体温が上がり白血球が活発になります。またオートファジー(2016年大隅良典博士がノーベル医学賞、生理学賞で受賞)という細胞が自己浄化する現象が起き、細胞が若返ります。

断食といいましても、私の場合は生姜と黒砂糖を紅茶に入れ3杯くらいは飲みます。ヒマラヤ岩塩をなめ、ワインも飲みます。空腹状態が好きな上、美味しい飲み物を飲むので苦痛でも何でもありません。

後は、ゆっくりカラダを休ませるだけです。

久しぶりの風邪

何年かぶりに風邪をひきました。そこで、昨日は何も食べずホットワインにレモン汁を入れ、ひたすら寝ました。朝、それでも少し寒気があるので、厚着。マスクをしての施術となりました。

今日は、夜の9時までの仕事になるので、仕事終了後、ワインと焼酎のお湯割りを飲んで寝ます。とにかく食べないことが重要なのです。消化器系に血液を送らず、風邪を治す。

「先生、鼻声じゃなあ~、風邪引いたん?」

「そうよ、引いてしもた。」

「ええことじゃ、これで熱出して治したら良うならい。」

と励ましの声をいただきました。ありがたいことです。

それでは、おやすみなさい!

半年ぶりの来院

半年ぶりに来院の60才代男性患者Bさん。週に5回はスポーツジムに通い、お風呂、サウナも利用し健康には十分気を使っておられます。ところが、仰向けになって今までにない脚の動きをした時、腰痛になってしまいました。それから、左手で右脇を触れようとすると左肩に痛みが走るそうです。

そこで、Bさんにはベッドで仰向けになってもらいます。右骨盤が上がっているため右脚が1.5cm短くなっています。また、左胸郭と、左前腕が緊張しているのが分かります。そこでその2か所を軽く押圧(筋膜はがし)。

「・・・・これで、だいたい脚がそろいましたね。どうです?左肩は・・・・」

「・・・あれ?痛くない。」

「左胸から前腕がこっていて肩が痛くなっていたのではないかと思います。」

脚がそろい、肩の痛みがなくなる「一石二鳥」です。次に治療室兼待合室に移動してもらい、座ったままの治療を行います。膝診をして4本頭に置鍼。その後、両耳ウラに1本ずつ合計2本。

「これ効いた!腰もうほぼ痛くない。」

耳ウラの腰痛治療点は、本当によく効きます。後は、足ウラに見つけた腰の治療点に鍉鍼(ていしん=細い銀棒) をあてると・・・

「電気が来た!これ効いた!」

これで終了となりました。

近畿地方から4日間の通院2

 

3日目、Aさんはまだ腰に痛みと、右側屈をすると、左骨盤痛みがあります。Aさんにベッドで仰向けになってもらうと、左脚が極端に内旋しています。そこで左太ももの筋膜はがし。

「これで右側に傾けると、どうですか?」

「・・・・・・痛くないです。」

どうやら左太ももの内転筋が縮んで、骨盤を引っ張っていたようです。その後、左胸郭、左前腕のコリをほぐし、足ウラの圧痛点に軽く触れる操法で終了。

4日目、初日はほぼ前屈が出来なかったのですが、今は簡単に前屈出来ます。Aさんには仰向けになってもらいます。やはり、左胸郭が気になるので軽く押圧。つぎに左右の前腕を軽く押圧。まだ、右側屈すると左骨盤に痛みが残ります。そこで、ベッドの短い側に左を上にして横向きになってもらいます。するとAさんの頭はベッドの外に出ます。軽くAさんの左脚を保持して軽く脚を上げるような操法をしてもらいます。

「これで、どうですか?」

「・・・・・・痛くない。」

となり、4日間の治療は無事終了となりました。めでたし、めでたし!