ヒマワリの会話

ヒマワリを見ていると、「日回り」の語源がよく分かります。効率よく太陽の光を葉っぱに当てています。上の葉っぱは、思い切って上を向き、下に位置する葉っぱは、ダラーンと下を向くことで光が当たるようにしています。その光が強すぎて限界が来ると枯れて土に帰えります。

そしてヒマワリ達は、会話をしています。それぞれの空間を認識しています。Bのヒマワリは、大きな葉っぱで、たっぷり光を受けているので、Aのヒマワリに、

「Aちゃん、もっと葉っぱを下の方につけたらどう?」

「あらあら、Bちゃん、ありがとう😊😭・・・そうするね、これで全体的にバランスが取れるわ!」

ヒマワリはお利口さんです。

水やり

「ひろむ、花に水やれ!」

「うん、わかった。」

が、父親との朝の会話でした。『なんで、ボクだけこんな事せないかんのう?』と内心思いながら花達に、青いホースで水をたっぷりあげていました。父親が亡くなって30年経ち父親の年を超え、朝起きて気なるのが、一斗缶に植えたヒマワリ。

『親父は、こんな気持ちで息子の私に、あえて水やりの大切さを教えたかったんじゃ!』

としみじみ感じています。

「ワシャ、土の無いとこには、よう住まん。」

という父親に、

「ボクは大丈夫、住める!」

と嘘ぶいたあの頃を恥ずかしく思います。駐車場を畑にしてたっぷりの土を入れ野菜作りを楽しめる事を、心から感謝し、少しでも父親に近づきたいと思うこの頃です。

ムシロ

今日、ムシロが届きました。ムシロは、漢字では筵と書くそうです。私が小学生の頃、近所の農家で、イナワラをムシロにする作業を見た記憶があります。我が家は、農家ではないため余計に強烈な印象がありました。

「ああやって作って、運動会なんかで使われるんじゃ!」

と、感心したものです。運動会だけでなく、お茶の葉をはじめ、様々な食物を干していました。のどかな日常を作り上げる優しい昔の必需品でした。それを再現したくなり、オーダーし、早速間引きした人参を置いてみました。夜になったので、ガレージに移動、とっても便利です。筵に関してコピペします。

『筵は薄手の形状が畳の表面に使われる畳表に似ています。

筵は畳や床、地面に敷いて様々な用途で使われます。敷いた上に座ったり、寝転んだりして休みます。畳や布団が考案される前の時代には、寝具として広く筵が使われました。

また、人以外にも農作物や道具を置く際の下敷きとして使われました。

筵がいつ生まれたか正確には分かっていません。古代からある筵ですが、外出時の敷物や土木建築の資材など、今日でも様々な場面で活用されています。』

タコとアナゴ

「先生、タコはなあ~、タイは好きじゃないんよ。ブリとかハマチが好きなんで!それと、きれい好き。汚い網には入って来んのよ。」

「ええ~、そうなん?」

「あとな、アジやイワシを入れとくと、アナゴが入ってくるんよ。」

「へ~そうなんじゃ。アナゴはどうやって食べるん?」

「三枚下ろしにして、あとはウナギのかば焼きとおんなじ。美味いで!」

「羨ましいなあ~!そんな、新鮮な魚を食べれるんじゃけん、恵まれとるな!」

「そやけど、最近は、だんだん取れんよおになってきた・・・・昔は、アワビやサザエを取って生計を立てとる人もおったんよ。高級日本料理屋に持って行ったら買ってくれよったんよ。」

などと、興居島では昔からの生活や、タコ、アナゴの習性まで教えてもらえるのです!楽しい一日を過ごすことが出来ています。

こむら返り

 

男性患者の奥様が、夜中にこむら返りで目覚めるそうです。そこで、「石原医学大全」からの引用を下記に記します。

『下肢のこむら返りは下半身の力の低下である腎虚(老化のサイン)で、下半身の力と比例する目や耳の力の低下(老眼・白内障・疲れ目・耳鳴り・難聴)の症状のほか、起床時の手のむくみ(体内の水分の代謝の低下=腎機能の低下)や皮膚の乾燥・かゆみを伴うことも少なくない。

ただ朝の「手のこわばり」だけが存在するときは、リュウマチの初発症状であるので要注意。』

下半身の低下・・・・ですから、太ももをしっかり鍛える事と、根っこの植物をしっかりと食べることが重要になってきます。

こむら返りが、

「おいおい、下半身鍛えてよ!」って、叫んでいるんですね!

腰痛は首で治す

。。。。。。

1週間前から腰痛の40才代女性患者Cさん。2ヶ月前から来院され、徐々に体調も良くなっておられます。そこで、鍼をどこに刺す?

「首の根本あたりが痛くて・・・__」

Cさんの訴えに耳を傾けます。そこは、山元式新頭鍼療法(YNSA)では、腰椎の治療点になります。そこで首の根本に刺鍼。

「これで、どうですか?」

「・・・・痛くない!」

となり、治療終了となりました。

これで感じたのは、腰痛でいつも気になる仙骨と、対応する背骨の部位。これで分かりました、頚椎7番、胸椎1番あたりの圧痛点です。明日からやってみます。

よく分からないと思いますが、あえて書いてみました。

 

肘痛にお灸

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最近は、中学生の野球選手を診る機会が増えました。私が中学生の頃とは全く野球のレベルが違い、硬式ボールを使用したシニアリーグ、ボーイズリーグが人気のようです。それぞれのリーグを勝ち進めば、全国大会にも出場出来るそうです。

そんな大会の最中に、エースピッチャーA君が3度目の来院です。

2試合に投げ(救援の投手として)、投げ終えると痛みが肘全体にあったのが、2度の治療で肘頭の1点のみの痛みになりました。

肘頭(ひじがしら)は、尺骨の出っ張りです。これに対応するのが下肢の腓骨頭です。

そこにある圧痛点に30壮のお灸をするだけの治療をしました。すると、来院した時の痛みが10で、全く痛みがないのが0とすると、3くらいの痛みになりました。

お灸のいいところは、お灸をしながら会話が出来ることです。同行されたお母様との会話が弾み、楽しい時間を過ごすことが出来ました。A君には、無理をしない程度で頑張ってもらいたいです。

人参の間引き

畑がジャングルになっています。最近の雨降りで、ツユクサが一気に成長し大変。

人参もまだ間引きをしていない場所があるので、しっかり間引きをすると、人参葉の大収穫!そこで、以前に書いた人参葉の栄養価を下記に載せます。私は、これらを乾燥させ、ミキサーでフリカケのようにして、玄米、黒豆、小豆などと一緒にして炊いて食べます!

『野菜を干すことで水分は蒸発しますが栄養素はそのまま残るため、生野菜よりも干し野菜の方が栄養価は高くなります。また、ビタミンDやビタミンB群、カルシウム、鉄分、ナイアシン、食物繊維などの栄養素は干し野菜にすることで含有量が上昇することが分かっています。』

次に、葉っぱと根っこはどちらが栄養価が高い?

『人参の葉っぱに含まれる栄養を、根の部分と比較したのでご覧ください。

可食部100gあたり

たんぱく質 カリウム カルシウム 鉄 βカロテン ビタミンE ビタミンC 葉酸

人参 葉っぱ 1.1g 510mg 92mg 0.9g 1700µg 1.1mg 22mg 73µg

皮なし人参 生 0.8g 270mg 26mg 0.2g 8300µg 0.5mg 6mg 23µg

人参の主な栄養を比べてみると、根より葉っぱのほうが含有量を多く含んでいることがわかります。

βカロテンは根のほうが多いものの、葉っぱも野菜の中ではトップクラスです。

栄養豊富な人参の葉っぱを、ぜひ料理に取り入れましょう。』

とあります。つまりは、人参に捨てるところなし!乾燥すればもっと良いという結論に達しまいた。

指を触れるだけ

「先生、おかげさまで足(膝下の外側)が、痛うてたまらんかったのが、なくなりました。」

「それは良かった!肩の痛みはどうですか。」

「まだここ(肩の前部)が痛いけど・・・・ようなって、右手を使い過ぎるけんじゃろか?」

「どうしたら痛なるん?」

「あのな、こうして横に伸ばすと痛いんよ。」

と、右腕を後方に伸ばすと痛みが走るようです。80才代の女性患者Aさんは、農作業が好きなので少し無理をしてしまいます。そこで、足に17壮のお灸を行い自律神経を整えて、右肩を上にして横向きになってもらいます。Aさんは、三角筋の前側が痛いので腰の前部圧痛点を押圧すれば良くなります。しっかり押圧すると、

「これで、どうですか?」

「・・・・先生、だいぶ良うなった・・・・まだ、ちょっと残っとる。」

そこで、腰の最も痛い部分に軽く中指を触れるだけの操法をすることにしました。

「腰に軽く触れるけんね・・・・これだけで、良うなるんよ。鍼灸師になる前は、こんなことしよったんよ。」

5~6分触れて、

「これで、どうですか?」

「・・・・全然痛ない!」

ということで治療終了となりました。

明日は、興居島!

明日は、興居島!

今日の仕事終わりは、10時。1日1食の私は、これから夕食して、明日の興居島に生命がけで出発!

夕食は、畑で出来たネギ、大根のパワーをいただきます・・・・おやすみなさい!