ガラス洗い用の布地


80才代の女性患者Aさんが、アクリル糸で作られた「ガラス洗い布」を戴きました。それで、なぜアクリルの布がガラス洗いに良いのか、調べてみました。

『アクリル布がガラス洗いに良い理由は、素材の繊維構造と物理的性質にあります

① 超極細繊維が汚れをかき取る

アクリル布(特にマイクロファイバータイプ)は、

人の髪の毛より細い極細繊維でできています。この細かい繊維が、

  • ガラス表面の微細な凹凸に入り込む
  • 皮脂・ホコリ・油膜を物理的に絡め取る

ため、洗剤なしでも汚れを落としやすいのです。

② 静電気でホコリを吸着する

アクリルは合成繊維なので、軽い摩擦で静電気が起こります。この静電気の働きで

  • 細かいホコリ
  • 花粉
  • チリ

を吸い寄せ、再付着しにくくなります。

③ 繊維が柔らかく、傷がつきにくい

ガラスは硬い素材ですが、砂や硬い繊維が付着すると傷になります。

アクリル布は

  • 繊維が柔らかい
  • 金属繊維を含まない

ため、比較的傷をつけにくい素材です。

④ 水分をよく吸い、拭き跡が残りにくい

アクリル繊維は水をしっかり保持します。

  • 水滴を均一に広げる
  • ムラなく吸い取る

ことで、拭き跡(スジ)が出にくくなります。

⑤ 洗剤なしで使える(環境にもやさしい)

油膜も物理的に除去できるため、

  • 洗剤を使わなくてもきれいになる
  • 二度拭きが不要
  • 排水も環境負荷が少ない

という利点があります。

まとめ

アクリル布がガラス洗いに良い理由は

✔ 極細繊維による物理的除去

✔ 静電気吸着作用

✔ 傷がつきにくい

✔ 吸水性が高くムラが出にくい

という繊維構造の科学的特性によるものです。』

だそうです。Aさんは、口の小さいガラスは、「この布を割りバシで丸めて拭くといい」と教えてくれました。ありがとうございます!

肩が痛くてボールが投げられない

高校生の男子患者A君、3週間前から肩のうしろ(三角筋後部繊維といいます)が痛くなり、硬式ボールを投げると痛くなります。一旦痛くなると、腕が上がらなくなる程、肩に痛みがあるそうです。

奥のベッドで仰向けになってもらいます。バランスがいいので「これは、右肩だけが投げすぎで痛くなっているのだろう」と思い、右を上にして横向きになってもらいます。山元式新頭鍼療法(YNSA)の肩の治療点の一つに同側の腰があります。そこで、腰の圧痛点を気持ち良く押圧。

「これ痛いですか?どうですか?」

「・・・気持ちいいです。」

「気持ちいいのを味あうのが、治療ですからゆっくり味あってください。」

などと話ながら、肩の状態を聞いてみると、

「・・・・あれ?軽くなってる」

と、初めてA君の笑顔が見れました。そこで、ベッドから座椅子へと移動してもらい、頭に4本置鍼。

「これで、どうですか?」

「えっ、えっ・・・・・痛くない!」

で終了となりました。そあとは、石原結實先生のYouTubeを見てもらったり、ガンの話などをして過ごしました。

蝶形骨ヤジロベー操体法④

昨日紹介した「蝶形骨ヤジロベー操体法」を、ワンランクアップした方法を紹介いたします。これは頚椎7番(首の根元)から頭部の蝶形骨までの微妙な連動となります。まず仰向けになって首を左右に動かし、左右どちらがやり難いかどうかチェックします。

やり難い方に首を傾けて、同側の手の中指と薬指を軽くオデコの同側の端っこに置きます。そして、その同側肘内側(肘頭=ちゅうとう)に反対側の手の中指と薬指を軽く置いて固定します。そして動きやすい方へゆっくりと首を回すのを、軽くストップ。

あとは前回と同じ動きになります。舌の先が蝶形骨に当たるような動きを作り、目線は舌先が向かうはるか彼方を、目をつぶったままで向けます。目の周辺には細かい筋肉が集まっているので、筋肉の動きにつられて首も動きやすくなります。この時、両膝を立てていると、自然と両膝が倒れてくるので連動がよりスムーズになります。

歪みを正していると、気持ち良くなります。それがお薬だと思ってください。前々回でも述べましたが、頭の底にある蝶形骨が気持ち良く「ベリベリ」と動く感じがすることもあると思います。

蝶形骨ヤジロベー操体法③

 

昨日に続いて「蝶形骨ヤジロベー操体法③」を紹介いたします。これは頚椎7番(首の根元)から頭部の蝶形骨までの微妙な連動を紹介いたします。まず仰向けになって首を左右に動かし、左右どちらがやり難いかどうかチェックします。

やり難い方に首を傾けて、反対側の手を頬(ほほ)に当て、耳のウラに親指をそえて皮膚が微妙に動きやすくなるような触れ方をして下さい。反対の手で肘を添えて固定します。そして動きやすい方へゆっくりと首を回すのを、軽くストップ。

この時、舌の先が蝶形骨に当たるような動きを作り、目線は舌先が向かうはるか彼方を、目をつぶったままで向けます。目の周辺には細かい筋肉が集まっているので、筋肉の動きにつられて首も動きやすくなります。この時、両膝を立てていると、自然と両膝が倒れてくるので連動がよりスムーズになります。

歪みを正していると、気持ち良くなります。それがお薬だと思ってください。

蝶形骨ヤジロベー操体法②

昨日に続いて、「蝶形骨ヤジロベー操体法」の残りの②を紹介いたします。前回は仙骨、腰椎から頭部の蝶形骨までの連動でしたが、今回はアラバ骨のある胸椎12番から蝶形骨までの連動になります。

両膝を立てて、両膝をつけます。そして左右にゆっくり倒します。この時、つま先を上げると、カカトが支点となって倒れやすくなります。左右どちらが倒し難いか感覚を聞き分けます。そして2人で行う場合は、倒れ難い側に倒して→倒れやすい側に両膝を戻そうとするのを相手の人が軽く両膝に手をおいてストップします。すると、カラダは連動して上体が、微妙に動いてきます。この動きを頭部の蝶形骨にまで届ければいいのです。

これを、一人で行う場合には、倒した側の脚を反対の膝に乗せて軽く組みます。そして倒した側の脚が、倒れやすい側に戻ろうとするのをストップ。あとは、2人組で行うのと同じにすれば、全く同じ感覚を得ることができます。また、両手はアバラ骨に軽くおくと胸椎を意識しやすくなります。

私の場合は、蝶形骨あたりが「ビリビリ」と音を立てることがあり、鼻が抜ける感じを受けることがあります。ぜひとも、やってみて下さい。

蝶形骨ヤジロベー操体法

オステオパシーの治療を受け、頭部最下部にある蝶形骨が重要な骨であることが、分かりました。蝶形骨は、蝶々の形をした側頭骨や後頭骨と接合しています。そのため、蝶形骨がわずかに動くだけで、頭部に影響を及ぼします。また、蝶形骨の

上には脳幹という生命維持装置があり、下はヤジロベーの支点のような鞍(くら)がありバランスを保っています。

よく考えてみると、仙骨と尾骨自体、ヤジロベーのように見えます。それに腰椎、胸椎、頚椎が乗っかってバランスをとっているのが、人間です。そこで、この大切な蝶形骨を微妙に動かす操体法が出来ないだろうかと、色々人体実験をして、やっと「蝶形骨ヤジロベー操体法」ができました。この操体法を3部に分けて、ご紹介いたします。

①仙骨、腰椎の調整

仰臥位になって足を肩幅に広げます。左右の足を内側にねじって、ねじりにくい足をそのままにして、反対の足のカカトを第4指と第5指の間に置きます。下の足が外側に回ろうとするのを、上の足が食い止めると、わずかな動きが徐々に上へと伝わって蝶形骨あたりにまで来ます。手は軽く骨盤に当てておくといいでしょう。気持ちいい感じがあればそれを味わうだけで正中線が整います。(つづく)

ガンを森下敬一理論で語る

昨日、ガンは血液浄化装置であると書きましたが、石原結實先生の師匠である森下敬一先生の著書「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」にそのことが書かれているので引用します。

『さて、話をガンに戻すと、見方を変えれば、ガンという病気になるのは、必ずしも悪いことばかりでもありません。むしろガンを「体内が有害物質汚染された警鐘」だと捉えるのが森下自然医学の考え方です。

いまのようにガンが多くなかった1950年代より前の時代には、血液が有害物質で汚染されると、人間は敗血症となり、解毒機能が劣化してすぐに死んでいきました。敗血症は血中に細菌類が繁殖する異常事態です。これに対しガン腫は、血が汚れたとき警鐘を鳴らすように、血を浄化しようとしてできる性質を持っています。

敗血症で亡くなる前にガンにかかることによって、ガンという浄血装置で有害物質を排出するチャンスをもらえたと見ることもできます。その点からいえば、ガンは敗血症による処刑が先延ばしされる、一種の猶予期間という側面もあるわけです。』

皆さんは、どう思われますか?

大腸ガンと肺ガンは、欧米食が原因

『「石原医学大全」のガンの項目では、何らかの原因の結果、発生したガン腫を手術で切り取る、放射線で焼く、抗がん剤で抹消することを治療と称し、ガンの本当の原因について全く一顧だにしないところにガン死激増の原因がある。』

と、言い切っておられます。ガンは必要があって存在しています。ガンは、血液を浄化するための存在。ところが西洋医学では、その存在を抹殺することで治療が完了すると考えます。ガンがなければ敗血症になって早く死んでしまいます。ガンが存在している間に、血液を浄化していけば、ガンは自然消滅します。ガンによって執行猶予を与えてもらっているのです。一番の浄化方法は、断食です。20才の私が、静岡県三島にある沖ヨガ道場(断食道場)に行った時、ガン患者の方々が、すがる様な思いで修行をされていたのを思い出します。

ガン死激増の原因は、肉、卵、牛乳などの欧米型の食事にあります。日本人の食生活は、1950年以降この50年間で、乳および乳製品が、19.96倍。鳥獣肉類が11.73倍。卵6.71倍。それに対してサツマイモは、0.1倍に減っています。私が子供の頃のおやつは、祖母さんが作ってくれた蒸したサツマイモでした。欧米食がサツマイモの代替わりとなってしまいました。

その結果、大腸ガンと肺ガンが、圧倒的に増えています。この2つのガンが欧米型のガンです。一見、大腸ガンと肺ガンは別々のように思われがちですが、出どころは同じです。これは、東洋医学的見地から見れば、すぐに理解できます。

陰陽五行の見方で、肺と大腸は陰陽のパートナーなのです・・・・これを、頭に入れておいて、西洋医学にない別の見方である三焦(さんしょう)について説明します。三焦とは、体幹を上焦、中焦、下焦と分け次のような機能を持っています。

上焦:呼吸・循環(霧)・・・・・心、肺

中焦:消化・吸収(泡立つ釜)・・胃、上腹部

下焦:排泄・貯蔵(排水)・・・・・腎、膀胱、大腸

泡立つ釜の胃から霧となった成分が、心臓や肺を介して全身を回り、残りカスが腎臓、膀胱、大腸を通って排泄されるのです。つまり、三焦とは臓器を超えて、身体全体を一つに働かせる仕組みのことです。

そこで再び、肺と大腸に戻ります。東洋医学で経穴を学ぶ時、「肺経」が一番最初です。今日、やっとその意味が分かりました。

「肺経」の流れとして、まず最初に「中焦に起こり、下に向かって大腸に連絡する」とあります。これは、食べ物を泡立つ釜に入れ、その湧き立つ霧が心臓と肺を介して全身を巡り、残りの水分やカスが腎臓、膀胱、大腸から排出されることを意味します。

そのため、肺と大腸は食べ物を介して繋がっています。その食べ物が一番重要になっているのです。ところが、西洋医学ではこのような考え方はありません。ガンは悪い物、それを切り取れば良いという考えです。皆様は、どちらを選択されますか?

大粒の涙

小学校6年生の男子患者C君。昨日午前中に、左足首を捻挫(ねんざ)してしまいました。そこで、お父様がインターネットで当院を探して、お二人で来院されました。

まず、氷水で患部を冷やします。「気持ちいい→ただ冷たいだけ」になると終了。

次に、歩いてもらいます。

「どう・・・・痛い?」

「はい、痛いです。」

「痛さを覚えておいてね。」

そして、膝診をして頭に1本鍼を刺すと・・・・

やはり、小学生。涙がこぼれそうになりました。

以前にも5年生の男の子を治療した時、泣くのが予想出来る雰囲気で、「お父さん!わ~ん・・・・」と泣かれたことがありました。結局、2本の置鍼でねんざと膝痛が治ったのですが、今回も、同じケースだと覚悟しました。

2本目で、決めないと大変なことになるので、痛いけど効く耳ウラを選択しました。小学生の感性は白か黒かがハッキリしています。耳ウラを丁寧に探っていると、痛い個所が1点見つかりました。仙骨の上方を治療する点です。そこに鍼を1本。

すると、C君の右肩が震え始め、大粒の涙が溢れ返ります。

「ごめんね・・・・痛かったな、ホントにごめんね。」

しばらくして、歩いてもらいます。

「どう・・・・痛い?」

「痛くないです。」

「ホントか?」

とお父様が驚きの声。

「うん。」

ということで、治療は終了となり、お父様には山元式新頭鍼療法(YNSA)の説明をしながら何とかC君が落ち着いてくるのを待ちました。そして、やっと落ち着き帰宅の途へ・・・・・罪悪感の残る治療となりました。C君ホントにごめんなさい。

若いって素晴らしい!

男子中学生のスポーツ選手、初めての来院です。1ヶ月前から両太ももの張りがあり、右肘も1週間前から痛くなりました。ベッドで仰向けになってもらうと右脚が1cmほど短くなっています。そこで、右肩と左右の肘の圧痛点を押圧。すると、左右脚がそろいました。次に座イスにすわってもらい、膝診をして頭に3本置鍼。

「太ももどうですか?」

「張ってないです。」

「えっ、そうなの!」

若いって素晴らしいですね。背骨を整えただけで太ももが良くなるのですから・・・・。次は肘の治療点に2本置鍼。

「これで、肘どうですか?」

「・・・・・痛くないです。」

「ホント?」

「はい、痛くないです。」

あまりにも治りすぎるので、改めて右肘の治療点がある右膝を圧痛点を丁寧に探すのですが・・・・ありません。どうやら、これで終了。

ホントに若いって素晴らしい!