快便のはずなのに・・

石原結實先生は、「大便は、前の日のbig letter 。小便はその日のsmall letter。」とよくいわれます。今日、その通りだと感じました。

私は、小豆、黒豆、ヒジキ、切り干し大根、黒ゴマなどを入れた玄米食を取っています。ところが、昨日は炊飯器に玄米を仕掛けられず、鍋物にソバだけで済ませました。すると朝、便意がないのです・・・・毎日2~3回、快便の私に・・・・

そこで、石原結實先生一押しの「アロエ煮」を、試してみました。アロエ煮とは、アロエの葉を薄切りにしてコップ1~2杯の水に入れ、水分が半分になるくらいまで煮て、飲みやすくするため、蜂蜜を入れたものです。

これを飲んで2~3時間、いつものような快便!

今日来られた便秘でお困りの患者さんに、早速指導しました。体験した人の言葉は生きてます!

飽食がもたらすもの

昨日は、下記の文章を載せました。

『石原先生は、「食べ過ぎで体温を下げてるから、病気になる」と言い切っておられます。石原先生は1週間6食(生姜黒砂糖入り紅茶、人参リンゴジュースは、毎日しっかり取っておられます)なのに、学生時代と同じ体型(先生は、学生時代がボディービルで九州ナンバー1でした)です。

「今の世の中、普通じゃダメよ。変人じゃないと、長生き出来ないよ!」』

普通に一日三食をしっかり食べて運動もしない生活をしていたら、限られた血液のかなりの量が、消化器系に行ってしまい、筋肉に流れる量が少なくなるので、体温が下がる。脳に流れる血液が少なくなるので、痴呆症、アルツハイマー病、パーキンソン病になるという簡単な図式がみえてきます。

私は昭和29年生まれの71才。まだ戦後の臭いが漂う時期に生を得ました。当時は貧しく、オヤツなどあまりありませんでした。イタドリ、椎の実、野いちごなどを見つけて食べていたのです。いつもお腹を空かせていたのです。だから、今も元気です。

ところが、今の子供達。食べたい放題です・・・・平均寿命は、確実に下がっていくでしょう。飽食の時代がもたらすのは、「病」。

変人

石原結實先生のYouTubeが漫談のように面白いので、BGMとして流しながら、この文章を書いています。

先生は、51年間医療現場の最前線で活躍され、西洋医学の薬は、一切処方されません。漢方薬、断食、生姜黒砂糖入り紅茶、人参リンゴジュース、運動などを処方されます。また、石原先生は350冊以上の本を出版され、講演は3000回近くされているので、どんな質問があっても、「立板に水のごとく」言葉が出てきます。

その先生は、「普通の生活をしていたら、病気になりますよ」と何度も何度もおっしゃっています。普通の生活とは、「一日三食、特に朝食はしっかり食べましょう」「水はしっかり2リットル取りましょう」「塩は控えめにしましょう」「しっかりタンパク質を取りましょう」「糖尿病になるので砂糖は控えめにしましょう」

これらを実践して、益々病人が増えています。男性は3人に2人がガン、女性は2人に1人ガン・・・・・こんな異常を異常と感じない感性になっていることに気づいてほしいものです。

石原先生は、「食べ過ぎで体温を下げてるから、病気になる」と言い切っておられます。石原先生は1週間6食(生姜黒砂糖入り紅茶、人参リンゴジュースは、毎日しっかり取っておられます)なのに、学生時代と同じ体型(先生は、学生時代がボディービルで九州ナンバー1でした)です。

「今の世の中、普通じゃダメよ。変人じゃないと、長生き出来ないよ!」

が、石原先生の口ぐせです。

ガン患者は増え続ける

 

私は一日一食にしてから、2年くらい経ったと思いますが、YouTube で石原結實先生がおっしゃっておられるように、黒髪が増えてきました。その理由は、単純に言うと、消化器系に血液が行かない分、頭皮を始め筋肉、脳、消化器系以外の臓器に血液が巡るからです。また、2016年に大隈良典博士がノーベル医学、生理学賞を取られた理論・オートファジー(自己分解・自己再生システム)により、断食16時間以上すると、カラダが、古く傷んだ細胞を分解、再利用するようになります。

その結果、毛根細胞、メラノサイト(メラニン色素作る表皮の基底層にある細胞)、血管内皮細胞らが、活性化するため黒髪になっていくのでしょう。

YouTube で石原結實先生がおっしゃっているように、50年前は13万人の医師がいて、13万人のガン患者。現在では、34万人の医師がいて、高度な医療が発達したはずなのに、38万人ものガン患者がいる。この50年間、医学業界は一体何をしていたのでしょう?

「朝食をしっかり食べましょう。」「しっかり水を取りましょう。」「塩分を控えましょう。」

これらを真面目に実行して本当に健康になったのでしょうか?少し「おかしいな?」と思われた方は、YouTube をご覧下さい。

パーキンソン病とバブル期

 

パーキンソン病が、増え始めたのはいつ頃からですか?とチャットGPTに尋ねると、

『「古くからある病気」ではありますが、信頼できる統計で 明らかな増加 が確認されるようになったのは 1980年代以降、特に1990年代~2000年代あたり からです。そしてその増加は現在も続いており、今後も高齢化などによってさらに患者数が増えると予想されています。』

と説明してくれました。そして、バブル期と関係がありますか?と再び尋ねました。すると、

『パーキンソン病の症状のピークが年齢60~70才代。バブル期(1986~1991)に20~40代だった人は、現在この好発年齢に入り始めています。つまり、「バブル期の世代が年を取り、患者数が増えている」という“時代の重なり”はありますが、因果関係ではありません。』

とありました。しかし、バブル期に飽食し、消化器に血液が回り、大切な脳に血液が流れておらず、なおかつ、その飽食が今なお続いているならば、因果関係があると考えても良いようにも思えますが・・・

小食と大食

 

患者さんに置鍼(頭に鍼を刺して置くことです)したあと、様々な話をします。その中で、やはり健康がテーマになることが多くなります。そんな時、「非常識の医学書」p135にある石原結實先生の簡単な図式を読むようにしています。

小食の人は得

小食あるいは断食をすると

胃腸への血流が少なくなる

胃腸以外の筋肉や臓器への

血液の供給が多くなる

体全体の熱量が増加し

体温が上がる(完全燃焼)

体が温まると血流が良くなり

免疫力(白血球の能力)がアップ

元気・健康

大食いの人は損

食べ過ぎると胃腸に

多くの血液が集まる

胃腸以外の筋肉や臓器への

血液の供給量の低下

全体の体の熱が低下、冷えを招く

(不完全燃焼)、血液が汚れる

体が冷えると血流が停滞し

免疫力(白血球の能力)が低下

病気・体調不良

いかがでしょうか?

パーキンソン病の原因の一つ

 

パーキンソン病の患者さんを診る時もあります。そこで、「非常識の医学書」という本で、石原結實先生が、書いておられる個所を紹介いたします。

『脳の血流不足で起こるともされる。パーキンソン病は、食べ過ぎがひとつの悪化要因と考えられます。

食べ過ぎると胃腸に血液が集中するため、胃腸以外の脳や筋肉への血液の供給量が低くなります。ですから、食べ過ぎは胃腸に血液が集中するため、脳の血流不足にさらなる拍車をかけ、病気が悪化します。

(中略)

年老いたネズミの摂取カロリーを通常の40%に抑えると、老化により減少していた脳内ドーパミンの量が増えて、学習能力も高まりました。寿命も他のネズミよりも40%も伸びたそうです。ドーパミンの量が増えたのは、ドーパミンの受容体が増えたためであることがわかりました。少食は老化による脳細胞の損傷を抑えるというのです。

(中略)

パーキンソン病ではドーパミンの分泌量が減少していますので、何とかその受容体を増やしてあげることが大事なのです。

(中略)

このほか、最近では患者さんには体を温め、脳の血流を良くするための漢方薬「抑肝散」が処方されることが多いようです。少食と運動を心がければ、たとえ難病といわれても、症状が改善することが少なくないものです。』

また、石原結實先生のYouTubeでは、「葛根湯」がパーキンソン病に効くともおっしゃっています。

肥満の続き話

石原結實先生は、肥満の原因は新陳代謝の低下、端的にいうと、「排泄の低下」とおっしゃっています。その根本的な原因は、体温の低下。

さて今回は、その続きです。

『体温が1度下がると12%も代謝が落ちる。つまり同じものを食べても12%太ってくるのである。つまり男性に比べて体温が低い人が多い女性の場合は、下半身デブや大根足が男性より多いということにもなる。なぜなら、水をビニール袋に入れて吊り下げると下の方がふくらむように、「水太り」になると下半身に、より多く水がたまってくるからだ。

漢方には「相似の理論」というのがある。これは人間の下半身は植物の根にあたるものであり、上半身は葉や茎、花にあたると考えるものだ。したがって、下半身を強化したいのなら、植物の根にあたる根菜類を摂り、上半身の健康には葉菜類を摂ればいいというものだ。

同じく「相似の理論」からいえば、水やお茶、コーヒーなどの水分をひんぱんに摂る人、パン、ケーキ、みかん、グレープフルーツなどふわっとしたものを好む人は、水太りになりやすい。つまり食べたものと同じ形になるわけだ。だから痩せたいのならゴボウ、ニンジン、レンコン、ネギ、タマネギ、ヤマイモなど色が濃くて、身の引きしまったものを食べると、自分の身も引きしまるという理屈になる。

またナメクジに水やビールをかけると、とめどもなく大きくなるが、塩をふりかけると縮む、肥満の人は、「水分過剰の塩分不足」という一面もあるわけだ。』

非常に分かりやすい理論です。真実は単純なのです。

肥満の本当の原因は?

肥満の原因は?

石原結實先生の本を読むと、「腑に落ちる」ことばっかり。

『ちまたでは、肥満と言うと、体脂肪が20%だの30%だのと「脂肪の量」を気にしている人が多い。しかし人体内の水分は60~65%も存在するのだから、体重に影響するのは水分の方が2倍も大きいということがわかる。

だから水を飲んでもお茶を飲んでも太るという人がいるわけだ。西洋医学では、肥満の原因は、摂取カロリーが消費エネルギーより大きいから、つまり食べ過ぎが原因といとも簡単に決めつけている。

(中略)

簡単にいうと、肥満とは新陳代謝の障害であり、もっと端的に表現すれば、排泄の低下が原因である。特に水分の排泄の低下、つまり小便の回数が少ないか、または1回の排泄量が少ないかが1番の原因で、その証拠にダイエット中やよく運動した時にはびっくりするほどの排尿があり、それとともにお腹がぺったんこになっていく。

こうした排泄の低下をもたらしているのは体温の低下である。』

これからが、面白くなるのですが、今日はここまで!

真面目に薬を飲まないで!

「真面目に飲むと病気を招く薬」というタイトルで、安保徹先生が書いておられる個所をご紹介します。

『薬の本質を知ることが大事です。現在のように医学が発達していない時代には、薬は植物から採取し、煎じて直す優しい作用のものでした。飛鳥時代から薬師寺に付属して薬用植物園が作られ、幕末に至るまで和漢洋の有用植物が栽培され重要な役割を果たしてきました。

戦後になって抗生物質やステロイドといった化学合成した薬、強い薬が開発され効き目が驚くほど強いものが登場しました。昔とは全く違う性質の薬が開発されました。

これこそがどんな病気でも薬次第で治せる医師に治してもらえるという間違った意識をつくりあげたきっかけです。

ところが最近になって抗生物質の強い使い過ぎは腸内細菌を壊す、ステロイドでは老化促進が起こるといった薬の危険性や副作用が表面化するようになりました。

薬は症状を止めるだけ、冷やして抑えるだけに過ぎません。調子のいい時も毎日毎日真面目に薬を飲むことは慢性病を引き起こす原因になります。薬は百害あって一利なし。大事なのは使い方です。あまりにどうしようもない時に1~2週間飲むことはあっても、それ以上飲んでいい薬はありません。長期間の薬の服用は体に負担をかけ、病気が慢性化し治ることはなく、病気も病院も増え続けていくのです。どうか真面目に薬を飲まないでください。』

先日、5~6年前に通院されていた患者さんが、顔を出してくれ様々な病院に行って様々な薬を飲んでいるけど、一向に治らないとおっしゃておられたので、あえて載せました。