石原結實先生のYouTube

石原結實医師のYouTubeは、本当に面白いので、YouTubeをご覧になっておられる方にはお勧めです。石原結實と検索するとすぐに見れます。娘さんの石原新奈医師も、出ておられるので楽しい!

「体重の40%は、筋肉なのね。その中で70%が下半身、だから28%が下半身になるわけ。そこに毛細血管が集まって、血液が貯蔵されてるのよ。それが、年とって下半身を鍛えてなければ、お尻がペッタンコになるでしょ?!アレどうしてかな?乾燥剤でも食べてるんじゃないの?シリカゲル(尻欠げる)なんちゃって!ワッハハハ!」

こんな感じのオヤジギャグありです!

梅干しばあさん

以前、痛みに関して石原医学大全から引用しましたが、もう一度なぜ痛みが生じるのか記載します。

『大半の痛みは冷えと水が原因だ。血流を良くして温めるため患部の細胞より分泌される「プロスタグランディン」や「ブラジキニン」が痛みを起こす。よって寒い日、雨に濡れた時、冷房で冷えた時痛みは増悪し、サウナや入浴で温まると軽減する。「体を温めること」「利尿や発汗で余分な水分を捨てること」が痛み対策となる。』

この「プロスタグランディン」や「ブラジキニン」が血行を良くしようと分泌されることで痛みが生じるわけです。昔、おばあさんが梅干しをコメカミに貼っていたのは、「プロスタグランディン」や「ブラジキニン」を梅干しが浸透圧の関係で吸収するからなのだと、理解できました。

昔からの日本人の知恵、もう一度再確認しましょう!

本の貸し出し

思い切って「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」という森下敬一先生の名著を、5冊購入しました。そして、そのうち4冊を貸し出し可能な本として(1ヶ月以内に返却)、当院に置くこととしました。

森下敬一先生は、血液に関しての研究の第一人者で、国際自然医学会会長、お茶の水クリニックの院長をされて、2019年12月31日91才10ヶ月で、入浴中に亡くなられました。この本の一部を記載します。

『森下自然医学では、ガンという病気は「血液の汚れを原因とする全身病である」と考えます。したがって、現代医学のように外科手術などで患部だけ取り除いても、原因である汚れた血液を放置したままでは治らない、というのが、森下自然医学の考えなのです。』

これで、本の内容を推測してください。また、以下に第一章 風土が違えば病気も異なる の表題を並べます。

食べたものの結果が人間
「風土」と「食生活」
やむを得ず肉食を始めた西洋人
食生活が考え方の違いを生む
人は「風土と食物」の特産品
日米戦争は「食事戦争」?
自然食運動の登場
食を劣化させる農薬、科学薬剤
排毒するための食事療法

興味ある方は、お貸しします!

森下敬一理論

テレビはグルメ番組ばっかり・・・制作費が少なく、視聴者が多いので、益々おお流行(はや)り!こんな、グルメばっかり食べていると、血液がドロドロになると思います。血液学世界一の医学博士・森下敬一医師の「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」の一節を記載します。

『森下自然医学では、ほとんどの病気の原因を「血液の汚れ」と捉えます。逆にいえば、血液を正常な状態に保てば病気を予防できますし、病気になった時もドロドロになった血液を浄化することで、体を細胞レベルから回復できると考えます。

もっと端的にいえ「適塩・玄米食」で病気を治療します。ただし、これは栄養療法のようなものではなく、正しくは「新陳代謝療法」だと考えてください。

最近の言葉でいえば「ファスティング」であり、「断食近似療法」だといえます。適切に塩分を取り、玄米食に切り替えることにより、ゆるやかな断食状態をつくりだし、身体から有害な物質を排出して、血液をきれいにすることができます。そして、血液を正常な状態に戻れば、数ヶ月もせずに病気や体調不良の多くが快癒していくのです。いずれにせよ、慢性病やガンの根本原因は、汚れた血液からできた細胞の機能不全だとまず覚えてください。』

真実は、単純なのです。

口は天国からだは地獄

医学博士・池川明先生と医学博士・真弓定夫先生監修による「口は天国からだは地獄 ハンバーガー編」を注文(その他にアイスクリーム編、チューインガム編も同時に購入)したのですが、届いて来ました。その一節をご紹介します。

「ヨーロッパは北海道よりも北にあるでしょう。だからアメリカ人の祖先は日本よりずっと寒い地域に住んでいたの。こういう地域は育てられる作物が限られてくるから、酪農と小麦が食の中心になってくるのよ。」

「ちなみに食べ物が違うと体の作りも違ってくるのよ。腸の長さ日本人平均7.6m、ヨーロッパ人平均5m以下。」

「腸の長さ以外にも次のような違いがある。日本人は、海産物を長年食べていたので、海藻を消化する酵素を持っている。ヨーロッパ人は、乳製品を長年食べていたので、乳を分解する酵素を持っている。」

『日本人は、海産物を長年食べていたので、海藻を消化する酵素を持っている』というのは、初めて知りました。海水で育った海藻は、陰と陽でいうと、強力な陽の食べ物になります。カラダを温めてくれる最高の食物を消化できる酵素がある日本人に生まれ、本当に幸せです!

傷が治るシステム

傷が治るシステム

①皮膚に切り口が発生した。傷はV字に開いている。
②すると、まず切断面に神経ネットワークが形成される。
③そこに、第一次治癒電流が流れる。
④その指令で、切断面の体細胞が万能細胞に変わる。
⑤テープか縫合で、切断面を合わせる。
⑥第二次治癒電流が流れる。
⑦各部の万能細胞に各々の周波数刺激を与える。皮膚、筋肉、骨など固有周波数に従い、万能細胞は体細胞に戻る。
⑧こうして各体細胞は切断前と全く同じように再生治癒する。

これは、トカゲ再生の謎を解いたロバート・ベッカー博士のベッカー理論です。ベッカー博士の「クロス・カレント」という著書を翻訳された船瀬俊介氏が、自身の書かれた「未来を救う波動医学」という本からの引用ですので、間違いありません。

カラダは電流を通して各部位に必要な波動を作り上げているようです。私は鍼、灸、指先の押圧などの刺激を皮膚及び筋膜に流しています。これは、山元敏勝医師が見つけられた治療点に刺激を与え、電気を通すコラーゲンで出来た筋膜を媒体として、瞬時に患部へ必要な波動が届く治療なのだと思っています。

これから、益々この波動による医学が注目されていくことでしょう。

日本の発酵食品

前回の続き。森下敬一医師の名著「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」からの抜粋です。

第十条 日本の伝統食品はクスリよりすごい
健康は腸で作られます。グルジアの「マツオーニ」と言う発酵乳が長寿に貢献していることを紹介しましたが、腸内細菌の状態を整える事は、健康長寿の秘訣です。ヨーグルトなどの発酵乳を積極的にとって乳酸菌を増やしましょう。ただし、発酵乳でも、カスピ海ヨーグルトのように出自不明の偽物食品や質の悪い牛乳から作られたヨーグルトなどは避けるべきで、豆乳ヨーグルトのほうがオススメできることはすでに述べたとおりです。

それ以上に忘れてはいけないのは、日本には味噌、醤油、漬物、納豆など伝統的な発酵食品があることです。これらの伝統食品は優れた腸内環境の整備力を持っており、クスリの毒素を打ち消してくれます。特に良質の味噌は酵母による成長の作用はもちろんのことアレルギー鎮静化、血流改善、スタミナアップ、美肌などの効果があります。日本古来の発酵食品が日本人の生活に浸透していたのは、それだけの理由があったからなのです。

若い人たちが外国発のファーストフードなどに憧れの気持ちを持ってしまうのはやむを得ませんが、それが最近の若者の体質を弱くしています。もっと味噌汁を飲むべきです。」

日本の発酵食品の素晴らしさに感謝です!

本末転倒

クスリを飲まないといけないので、1日3食にするという患者さんが多いのですが、それって本末転倒しているように思います。私の尊敬している森下敬一医師の著書「血液をきれいにして病気を防ぐ、治す」の長生きをするための10ヶ条から、いくらか抜粋します。

第一条 クスリに頼らない
「クスリ漬け医療」という言葉がある通り、医療機関ではすぐにクスリが出されます。しかし、クスリを飲んでも、病気自体は根治しません。あくまで病気の症状を一時的に短期間抑えるだけなのです。症状をもたらしている「原因」を正さなければ、病気は治りません。自分自身の生活を改善せずにクスリに頼ってもダメです。

第三条 すべてのクスリには副作用がある
人体にとってクスリは全て人工的異物であり、毒物です。摂取量によっては死亡したりすることもあります。死亡に至らない量であっても副作用はあるのです。医療機関で出されたから、といって危険性がないわけではありません。

第5条救急医療以外のクスリは控える
人間は自然治癒力を持っています。食事によって、その自然治癒力を回復させることが病気の根本治療になるのです。
症状に緊急性があって、一時しのぎが必要な救急医療は別として、薬で症状を抑えようとする現代医療には限界があります。医療やクスリに頼らず、自然治癒力を強化し、みずからの力で病気に打ち克ちましょう。

聖医・ヒポクラテスは、「カラダには100人の名医がいる」といわれました。その名医を信じませんか?

腸もれ

「寄生虫博士」と知られた藤田紘一郎博士は、1939年に旧満州(現中国東北部)で生まれ、東京医科歯科大に進学。奄美・沖縄への医療調査団に同行したことがきっかけで寄生虫学の道に進み、フィラリア対策に没頭。同大などで教べんを執りながらメディアでも盛んに発言。日本人の過剰な清潔志向が免疫力を低下させると警鐘を鳴らし、寄生虫や細菌と共生する大切さを訴えたえました。この藤田先生の「腸もれ」があなたを壊す!という本が手に入ったので、はじめにという冒頭を読んでいくと、

『腸漏れとは一体何なのか。
ごく簡単に言えば、腸の粘膜に“穴”があいて、そこからいろいろなものが漏れ出てしまう現象です。腸に穴があくと、毒素や未消化の食べ物などの通常は侵入してはいけないものたちが血液中に侵入してしまい、アレルギーをはじめ多くの不調や病気を引き起こす原因となります。そして最近の研究で、この異常があるかないかが、私たちの心身の健康に非常に大きな影響を及ぼしていることがわかってきたのです。』

とあります。よ〜く、読んでみてください。「腸に穴があくと、毒素や未消化の食べ物などの通常は侵入してはいけないものたちが血液中に侵入してしまい」とあります。この場合、腸とは小腸です。毒素は分かりますが、未消化の内容物がよく分かりませんでしたが、一度小腸から出た未消化の内容物が、再び穴から入ってきた考えます。

いずれにしても、小腸内に入ったこれらの通常侵入してはいけないものたちが血液中に入るということは・・・・小腸で血液が出来るといっておられると思います。

あれ?血液って骨髄で出来るのでは・・・・・?

今日は、ここまで。

熱い風呂とぬるい風呂・・どっち?

石原医学大全には、入浴に関して多くの記載がありますが、お湯の温度は熱いのが良いのか、ぬるいのが良いのか?とお悩みの方もおられると思います。そこで、納得できる記載がありますので、ご紹介します。

『お湯の温度については、熱めの湯は42度以上、ぬるめの湯は39度以下。
熱めは交感神経を刺激し、ぬるめは副交感神経を刺激する。熱め・ぬるめの湯のどちらがより健康効果が高いということはなく、大事なことは本能的に「気持ちいい」と感じる温度を選ぶことだ。それは、季節や体調、体質や健康状態、その日の運動量、気分の状態によって異なるはずだ。

[それぞれの効果]

熱めの湯は血圧を上昇させるので、低血圧気味の人によい。また覚醒、興奮の効果があるので、低血圧の人、寝起きの悪い人には熱めの朝風呂はうってつけだ。逆に、寝る直前は熱めのお湯は適さない。交感神経が働き興奮するからだ。
熱い湯は急速に体温を上げるので、肩こりや腰痛などの痛みをやわらげる作用がある。また、胃酸過多、胃腸病の人は、胃液の分泌を抑制する熱めの湯が向いている。

ぬるめの湯は、リラックスにより血圧を落ち着かせるので、高血圧の人はこちらを選びたい。また脈拍をゆっくりにするので、疲労が溜まっている人でも余計な負担がかからない。ぬるめの湯は興奮を沈めてくれるので、不眠症の改善、ストレスの解消効果もある。』

私は、熱い朝風呂後、水シャワーを浴びているので、交感神経がバッチリ働いてくれています!