私が鍼灸師として患者さんと接して感じることは、「血流と血の質を良くすれば、体調が整う」ということでした。そこで、山元式新頭鍼療法(YNSA)に出会い頭皮に鍼を刺すことで自律神経を整えたり、カラダの痛みを取ったりしていました。そこで、頭皮からの瘀血がタラーと流れることの多さが気になりはじめました。自然と、古来からある「刺絡療法」に興味を持つことになりました。刺絡療法のコピペが、下記です。
『刺絡療法は、鍼を使って皮膚の表面にある毛細血管にごく小さな刺激を与え、少量の血液を排出する伝統的な治療法です。
東洋医学では、「瘀血(おけつ)」と呼ばれる血流の滞りが体の不調を引き起こすと考えられています。刺絡療法は、この瘀血を取り除くことで、自然治癒力を高め、体のバランスを整えます。
歴史的には、中国や日本で古くから行われてきた治療法で、現代でも多くの鍼灸院で取り入れられています。特に、慢性的な痛みやストレスによる不調に悩む方に支持されています。』
また、参議院議員谷博之氏が、刺絡鍼法に関する質問に対して2005年6月14日内閣総理大臣 小泉純一郎氏が、あんま摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律(昭和22年法律第ニ百十七号)第一条に規定する「はり」に含まれるものと考えている。
と、医師以外でも鍼灸師が、瘀血を取ることが公然と認められるようになったのです。鍼灸師という国家資格を持った者として、学ぶのは当然のことです。