友人にヨモギをいただきました。本当にありがとうございます!背丈50cm前後のちょうど良い長さです。お灸に使うモグサは、このヨモギから作ります。そして、今がモグサ作りに最適の時期なのです。
ヨモギのウラにびっしり生えている綿毛のようなものを集めたものがモグサです。この作り方は非常に簡単です。興味ある方は是非やってみてください。用意するものは、ホームセンターなどで販売している乾燥用のカゴとミキサー。それと、ステンレス調理用ボウルと、ステンレスのザルのみです。
写真のように、大きくなったヨモギの茎から分かれた葉っぱを、カゴに入れます。2~3週間もするとカラカラに乾燥します。その葉っぱをミキサーで撹拌(かくはん)して、ボウルに入れたザルに移し、粉々になった綿毛以外をザルでボウルに振るい落とします。すると、綿毛の集合体だけが残りモグサができます。上質のモグサにするには、あと1~3回ミキサーにかけて同じように粉を振るい落とせばできます。
最近のミキサーは回転がとても速いので、あっという間(30秒ほど)にできます!下記に綿毛の説明をコピペします。興味ある方はご覧ください。
『艾は主にヨモギの葉の裏にある毛茸(もうじょう)と腺毛(せんもう)とから出来ている。腺毛には揮発性のチネオールという精油が主成分として含まれていて、燃焼の際の艾の独特な芳香を発する。その他にも、たんぱく質などの有機物、類脂質、ビタミンB,ビタミンCなどを含んでいる。
毛茸(もうじょう)とは
毛茸(もうじょう)はキク科植物などの葉の裏に密生する白い毛のことです。
毛茸(もうじょう)にはさまざまな形があり、よもぎの毛茸(もうじょう)はT字型をしたものが多いためT字毛と呼ばれます。
腺毛(せんもう)とは
腺毛(せんもう)には揮発性の精油(エッセンシャルオイル)が含まれており、その主成分はチネオールです。
もぐさを燃やしたときの独特の香りはこのチネオールの香りです。チネオールは炎症や痛みを和らげます。』