昼食後の楽しみ

大沼四廊先生主催セミナーのお楽しみは、昼食です。無添加添の食材と旬の無農薬野菜を中心にした美味しい料理を調理師Fさんが、たっぷり作って下さり、皆んなでワイワイワインを口にしながら、楽しい時間を過ごすのです。1時間30分位ゆっくり過ごすことに大変意義があると思います。参加された人達との楽しい情報交換、思わぬ気づきそして、大沼四廊先生からの学び。参加費が4500円は、本当に安いと思います。

参加者2名の指先の血液を顕微鏡で大きなモニターに写し出しており、参加者はそれを背景に昼食をとります。昼食後にその採取された血液がどのような変化をするのかが、楽しみなのです。女性の参加者Aさんは、赤血球が団子状に重なり合ってい動きもあまり無い状態だったのですが、昼食後は、赤血球がサラサラの単体でスムーズな動きをしています。これには思わず、大沼先生が、

「Fさん、Fさん見て、見て・・・・サラサラになってる!」

と、嬉しそうに調理師Fさんに大声で呼び寄せ・・・・Fさんは、嬉しそうに安心した様子で眺めておられました。

続いて、男性参加者Bさんの血液が、顕微鏡で写し出されます。Bさんの血液は、昼食前サラサラで全く問題がありませんでした。そのため、どれだけサラサラになって行くのだろうと、大いなる期待を持って見ていたのです・・・・・が、

「・・・赤血球が団子状になっていますね、これは血流が良くなって血管内にこびり付いていた赤血球が、流れ始めた結果、このようになるのです。ですから、この団子状の赤血球をサラサラにして行けばいいのです。」

非常に納得のできる説明に、リアルな血管の状態をイメージ出来ました。実際、その後Bさんは、発酵カシス(ニュージーランド産の果実)を飲むだけで、血液がサラサラになりました。この顕微鏡での血液観察は、いずれやってみたいです。例えば、鍼を頭に置鍼した前後の変化、操体法前後の変化を可視化すると、患者が治療を意識しやすくなると思います。益々面白くなりそうです。

鍼を打たない鍼灸院

(写真は、ご本人とは関係ありません)

50才代の女性患者Aさん、3ヶ月前に来院され、1回の治療で良くなりその後、順調だったのですが腰痛が再発。調理の仕事のため、立ちっぱなしで両手も良く使うので、肉体的に大変です。前回は鍼治療だったので、Aさんはもちろん鍼治療に来られました。鍼治療の前に畳部屋で骨盤調整と鎖骨調整(最近の治療では、これを取り入れています)を行います。Aさんにとって、この操法が合っていると感じたので、もう少し続けることにしました。

大沼四廊先生に承諾を得て、骨盤調整と鎖骨調整は、操体法で行なっています。操体法の基本理念は、「カラダの歪みを気持ち良く正す」です。この治療法を20年以上行なっているので、鍼治療が嫌いな患者さんには、操体法のみの治療も可能です。

「どうですか?・・・腰」

「何か良いみたい・・・・肩を緩めると・・・・目が覚めてきた。」

「血流が良くなっているんですよ・・・・そしたら、今度は別のことをしましょう。」

大沼四廊先生に習った万能ゴムバンドの脚巻きをすることにしました。

「・・・結構キツく縛るんですね・・・えええ~こんなに!」

「ボクも、最初は恐々(こわごわ)やってたんですよ・・・でも、全然大丈夫なの・・・毎日、自分にやってるんじゃけど、血管年齢10才も若くなった!」

Aさんのゴムを解(ほど)くと、

「足の血色が良くなった・・・・軽い、右脚に比べて、左脚が軽い!」

今度は、右脚をゴムグルグル巻きで両脚が軽くなりました。ついでに両肩のゴムグルグル巻きで治療終了。

「どうですか?」

「腰、全然痛くない!」

鍼治療が怖い方は、こんな治療法もあります。興味ある方は、いつでもお待ちしています。

大沼四廊先生セミナー

朝6時前、名古屋着、雨。

24時間営業のマクドナルドは、大繁盛。整理券で2~3分も待つなんて、初めての経験。定員の半数以上は外国人。隣りの客は、スマホ9台で何やら商売をしている・・・・よくわかりません。

10時に始まるセミナーには、9時に行っても、もうすでに人は集まっているので、ここに長居する必要はないのですが、続々と入ってくる客の多さに呆れはて、訳も分からず長居するかも・・

ちょっと、思考が停止しているようです・・・単に、寝ぼけているだけ・・・です。

気づきました・・・地下鉄東山線に今乗ると、すいている!行きましょう♪

で、地下鉄星ヶ丘駅にて下車。前回と同じコメダ珈琲に直行。

どうも、今回は寝不足のようです。きっと、赤血球が団子状になった血液になっているはずです。そこで、座ったままの※「アワの取り入れ」をイメージで・・・と、やっていると、隣りのお子様連れのお客様がコーヒーをひっくり返し、大慌てで店員さんがやって来て・・・バタバタ。やっと落ち着いたと思ったら、再びコーヒーをひっくり返す!

「わっっっっっっは!」

3人で大笑い!こうなると、人はもう笑うしかないようです。私の※「アワの取り入れ」もひっくり返されました。雨が止んだようです。それでは、ナチュラルメディスンに向かいましょう。

で、セミナーを終えてもう松山に帰ってきました。そして、昨日のセミナーの録画を見ながら復習しています。大沼四廊先生の横で一緒に昼飯をし、様々お話が出来たことが何よりよかったです。その中で、大沼理論を操体法を使って私なりに自力自療の操法を作ってもいいと言われたのが、心強かったです。

そして、大学の友人2人を治療して、近くの居酒屋での料理、お酒は最高でした!また、やりましょう。

※アワの取り入れとは、大野朝行先生の生命力をたかめる操法

変化

名古屋の大沼四廊先生主催の「ナチュラルメディスン」のセミナーに来週の日曜日に再び参加します。先生のセミナーや治療を受けることで、私の治療方法が変わってきました。操体法というカラダの歪みを取る民間療法を中心に治療をしていこうと、6年前に開業していたのですが、3年前から山元式新頭鍼療法(YNSA)に移行していました。ところが、大沼四廊先生の大沼理論に遭遇し、再び操体法を自由に加える治療に変化しているようです。

大沼理論で最も納得出来るのは、カラダの歪みのメカニズムです。このメカニズムのため開業以来、常に感じていた患者さんの2つの歪みの傾向の理由がわかりました。2つの傾向というのは、

1)9割以上の患者さんの脚の長さは、右脚が短く、左脚が長い

2)8割の患者さんの左合谷(人差し指と親指の間のくぼみ)の方が右合谷より圧痛点が多い

1)の理由は、以前にも紹介しましたが、「腸管膜根」という第1腰椎の左から仙骨の右にかけて存在する小腸の始まる部分が、ストレスにより縮み右腸骨が上がるためです。これを「上前方変位」といいます。この骨盤の歪みにより、第12胸椎と第9胸椎と第3頚椎に歪み圧痛点が生じます・・・・なんと、こんな単純な真理があったのです。

2)の理由は、1)の理由で右腸骨が縮み右ソケイ部が萎縮するため、そこを通る大動脈、大静脈が圧迫され、右下腹部がうっ血する傾向が多くなります。その結果、右側を上にして眠るため左側が圧迫されます。鎖骨は第1肋骨に乗っかっている関節(鞍関節といいます)なので、平行移動しやすいのです。そうなると、その周辺を通っている左鎖骨下動脈を圧迫し、左腕の血流が悪くなってしまうのです。

こんなメカニズムが分かると、操体法を使って効率よく歪みをとる方法を考えるようになります。

自由な発想でやれるので、ますます治療が楽しくなっています。

前脛骨筋

 

今回も、大沼四廊先生主催の「ナチュラルメディスン」のチラシの紹介をいたします。

『セルフケアのススメ

セルフケアについて

私たちの日常生活において、肉体的に最も疲労を感じている部位は足である。足は全身の体重を受け、支えている重要なパーツだ。歩行時には当然に負荷がかかるが、直立状態でも大きな力が加わっている。歩行する際は、つま先から体重を受けるが、そのつま先をコントロールしているのが前脛骨筋である。そのため立ち仕事やよく歩く人は例外なくこの筋肉が硬直しているそのため、血流が悪化し、神経伝達物質が神経に作用できず感覚が麻痺状態になる。慢性化することで、疲労感や筋肉痛を感じることが少なく、むしろ腰痛や肩こり、頭痛等で現れる。したがって日々の疲れを持ち越さない事はとても重要になる。』

今まで前脛骨筋のことを考えることは、ありませでした。なぜなのだろう?と考えたところ、私は無意識のうちにこの前脛骨筋のストレッチをやっているので、全く気にしていなかったようです。幸い、私の仕事場は板間で布で出来たワラジを履いており、畳部屋もあるので、暇な時は足指などのストレッチが好き勝手に出来る空間になっているのです。

しかし、こんな空間は珍しい・・・・のだ!っと、気づきました。多くの人は、靴を履いて立ったり歩いたりして働いているのです。前脛骨筋が硬直している人が多いのですね。明日からの治療に前脛骨筋の状態をチェックしてみる必要があるかも知れません。大沼先生のチラシには数多くのヒントが散らばっています。今月17日のセミナーまだ空きがあり、参加出来ることになりました!・・・・楽しみです!

大沼理論と操体法 その2

昨日は、YouTube制作。腸管膜根という部位の縮みから生じる歪みに対応するセルフケアを紹介しました。そこで、前回の腸管膜根に関する大沼四廊先生の著書「椎間板ヘルニアは確実に治る」にキーポイントとなる個所をもう一度ご紹介します。

『腸管膜根は第一腰椎の左側から右仙腸関節部にかけて斜めに付着しているため、ストレスを受けると収縮して、右側の腸骨を前方上方向に狂わせます。右の骨盤が狂うと右側の下肢を栄養する 大腿動脈や静脈が圧迫され右下腹部にうっ血が生じます。』

非常に短い文章ですが、奥が深いです。20年以上カラダの歪みを取る操体法をやっていますが、この事は全く知りませんでした。血液を作る大切な小腸の根元が脊椎に対して斜めに付着しているのですから、カラダは歪みやすい構造をしているのです。カラダの中央部が歪むと当然、腰椎、胸椎、頸椎も歪みます。大沼先生は胸椎12番、9番、頸椎3番がもっとも歪んでいるとおっしゃっています。50万人の難病患者さんを診ておられ、骨盤調整から治療を始められたのですから、間違いありません。

そこで、胸椎12、9番、頸椎3番狙いの操体法を考案中です。ほぼ出来たので、これを患者さんに何度か試して、その内YouTubeにあげてみようと思います。お楽しみに!

サルタヒコ

5月31日に、萬翠荘と坂の上のミュージアムで日仏文化交流展が開催されるのですが・・・私は6月2日までの3日間、作品を作り続けます。そのため、萬翠荘へ改めて下見に行きましたが、天井が想像していた以上に高くて驚きました。近くの神社から集めてきたクスノキ15~6本の生木を全てチェーンソーで切らないと、量的に足りないことが良くわかりました。

日曜日の今日、チェーンソーを使うと、ご近所に迷惑となるので、明日の午後、一気に切って準備終了とするつもりです。私が木を積み上げるという単純な行為を夢中にやれるのは、魂合気の創始者、大野朝行先生がおっしゃるアワ(感受性、生命力)量を増やす行為だったからだと気づきました。

アワ量を増やすことの出来る、造形行為が積み木。大野先生は「サルタヒコ」と発声していくと正中線が決まってくるとおっしゃっています。今回は小声で発声しながら作ってみようと思います。積み木も治療に結びついて行く可能性があるかも知れません。

「ご自分と同じ高さの積み木を3本ゆっくり、サルタヒコと唱えながら作ってください。」

「はい・・・・サルタヒコ、サルタヒコ、サルタヒコ・・・・あれ?腰の痛みが無くなりました!」

なんてね。

マノスへ

日本人の自然摂理に従った姿勢、呼吸法、歩き方を含めた動き、生き方、考え方を感受性を研ぎ澄ませることで体得出来るのが、カタカムナ(古代文字)と合気道を融合した魂合気だと思います。

魂合気の創始者、大野朝行先生の著書「カタカムナ・上古の生き方に学ぶことが感受性 生命の神業」に出会い、また1度だけですが先生のワークショップに参加出来、お酒もご一緒出来たのは素晴らしい体験でした。先生の著書の中で「マノスへ」という言葉が良く出てきます。これは、自然に沿った動き、姿勢の事でこの状態を保つことで、生命力、感受性が高まるとされています。

この姿勢の素晴らしさは、重心を踵(かかと)に置くことで、全身がゆらゆらたなびく感じになり脱力状態になることです。この状態になり踵(きびす)を自由に返すことで、四方八方瞬時に移動出来ます。また、やや不安定になることで、深層筋が無意識のうちに動きカラダを活性化するのです。

操体法の治療法で無意識の動きを活用することがあります。それを、日常の姿勢で常に深層筋の動きを強いることは途轍(とてつ)もないことだと思います。西洋文化の影響を受け、イスや靴の生活になり生まれてきた生活習慣病を、マノスへの姿勢を体得することで解消していけると思います。今後ともゆっくりとこの書を読み、少しずつ学んでいこうと思います。

今日、地下足袋を買ってきました。外を歩く時はワラジの代わりにこれがいいと思っています。

カラダと向かい合う

1日に3回もキャンセルが続くと、さすがに心が折れるものです。特に、連絡がなくキャンセルになっていると、外出(買い物)することも出来ず・・・・こういう時は、文章を書いて心を落ち着かせるのが良い様です。今日最初の60才代の女性患者Aさんは、目が疲れています。そのため、オデコにある目の治療点に2本置鍼して・・・・それからは、おしゃべりだけ・・・前回は、硬式ボールを畳に置いてAさんがその上にカラダを乗せ、ゆっくり気持ち良さを味あっていただきました。

Aさんは、何事も言葉で理解しようとするタイプでご自身のカラダに向き合っている時も、言葉で頭を通して理解しようとしているようです。別にそれが悪いことではないのですが、少し疲れるのでは・・・・・もっと、楽な方法もありますよ・・・・と、提案するのも治療の一つ。

前回は、硬式ボールを通してご自身のカラダに向かい合っていただきました。どうやら、この方法がAさんにとって、真新しいことだったようです。今回は、その体験から、ご自身に納得できる言葉による治療を望まれたようです。つまり、言葉による理解ではなくカラダに向かいあうという事がいかに大切であるかという事を、言葉で表現したかったようです。とにかく、私はお話を聞き、AさんがAさんの答えを見つけるまでお付き合いする・・・・そんな時間を過ごしながら、私の体験談も話したり・・・

気がつくと、次の患者さんがやや早めに来られたので、オデコの鍼を取り治療をして終了となりました。今後はどの様な治療になっていくのでしょう・・・なる様になるのでしょう・・・

ズボラ体操

最も寒い時期になりました。寒さに敏感な患者さんは、体調を崩しやすいようです。60才代の女性患者Aさん、夕食後、頭痛が起こり、時に心臓の鼓動を感じることもあるそうです。お風呂に入ると血流が良くなり頭痛もなくなるそうです。これは明らかに血液と関係があることを物語っています。人の体温は、朝起きた時は低く、午後4時に向かい徐々に体温が上がり、その後睡眠に向かい体温は下がっていきます。夕食後は血液が内臓に集中し、なおかつ体温も下がるので、カラダの天辺(てっぺん)は血液が少なくなるのも理解できます・・・・頭痛が起こりやすくなります。

さて寒い朝、目が覚めて体温が低い時に急に起き上がるのは、あまり良くありません。また、寒さのため起き上がりたくもありません。こんな時、私は「ズボラ体操」をするのです。布団の重みを利用してゆっくり足首を上げ気持ち良さを味わいます。左右の足を上げるのですが、同時にやっても片方ずつやってもいいです。この時、カラダはゆっくり全身が連動します。痛みがあればやめます。このパターンで足首を内側に回したり、外側に回したりしてゆっくり気持ち良さを味あえばいいのです。この時、脳内ホルモン、セロトニンが分泌されているはずです。セロトニンに関して、インターネットからの引用を下記に掲載します。

操体法創始者の橋本敬三先生は、大腿骨を骨折され病床につかれましたが、床ずれを作らなかったそうです。ずっとカラダを動かし続けて、気持ち良さを味わっておられたのだと思います。この動きを体得することは、年を重ねていくにつれ重要になっていくと思います。次回のYouTubeは、「ズボラ体操」を作ってみます。

『セロトニンは脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情のコントロール、神経の安定に深く関わっています。その働きは主に5つあって、まず第1は【大脳に働きかけて覚醒の状態を調整する】。実は朝起きて頭がすっきりしていく状況はセロトニンによって起こるもので、目覚めが悪くいつまでも頭がボーッとしている人は、セロトニンが不足している可能性があります。そして第2は【心の領域に働きかけて意欲を促す】。大脳の内側に大脳辺縁系という、意欲や心のバランスに関わる領域があって、そこにセロトニンが分泌されるとポジティブな気持ちがわき起こり、逆に分泌されない場合はネガティブな感情になります。そうなんです。第3は【自律神経への働きかけ】。自律神経は、夜寝ているときは副交感神経が優位な状態なんですが、朝目覚めてセロトニンが分泌されると、交感神経が優位に切り替わって、血圧や代謝が上がるなど身体が活動に適した状態になります。しかしセロトニンが分泌されなければ、身体がいつまでもだるい状態に。そして第4は【姿勢筋への働きかけ】。起床すると目がパッチリして背筋が伸びるのもセロトニンのおかげ。不足すると、背中が丸まったり、どんよりした表情になってしまいます。最後が【痛みのコントロール】。セロトニンには痛みの感覚を抑制する働きがあるので、欠乏すると些細なことで痛みを感じやすくなるんですよ。

どれも身に覚えがあるような…。漠然と「調子が悪い」と思っていたことが、実はセロトニン不足によるものだったのかもしれません。 』