反省

 

70才代の患者さんの症状を全く改善することが出来ず、1日反省した結果、操体法をもっとしっかり取り入れた治療法も作っていこうと考え始めました。操体法では、「ヒカガミ」という診断方法がありますが、これが膝診にあたります。具体的にいうと、膝窩仰向けになり両膝を立てた患者さんの膝ウラに中指で押圧し、圧痛硬結を探し出します。その後、患者さんの足甲に手を当て患者さんの足先を背屈してもらい、膝窩の圧痛硬結を取消していきます。

これは、山元式新頭鍼療法における膝診の胸椎の診断及び治療にあたります。鍼を刺さなくても、同じ結果を残すことはできます。頭の代わりに足に見つけた治療点を今後分析することで、より良い操法が生まれる可能性はあると思います。ボチボチやっていきます。

正中線と優しい気持ち

今年亡くなられた大野朝行先生が、出版された「カタカムナ」の姿勢と動きという本をじっくり読んで、体感すると昔の日本人の姿が蘇ってきます。私は、一度だけ大野先生の研修を受け、空気投げを何度も何度も体験してきました。なぜか飛んでいるのです。

この本の中で、「Kさんという女性」で紹介されている私の友人が載っている個所を紹介します。

『Kさんという女性が、魂合氣を見学に来られました。見学の途中で「転がすことを体験してみませんか」と勧めました。Kさんには柔らかさと無邪気さが見えたので、いきなりできそうに思いました。

そこで、「正中線、優しい気持ち、と言いながら手を出してください。腕を掴まれたらわずかに横に動かせば転がりますよ」とアドバイスしました。で、その通りに言いながら出したKさんの腕を掴みました。その瞬間に私の腰が抜けて、へなへなとその場に崩れてしまいました。「おおげさですね、演技でしょう」と、皆笑いましたが、順番に掴みに行った皆も腰が抜けて、崩れてしまいました。

後日、Kさんに聞いたところ、「あのとき、自分でも気持ちがとろけてしまい、腰が抜けたような様子で立っていました。あんなに優しい気持ちになれたのは、初めての体験です。新しい自分を発見しましたと答えてくれました。』

正中線と優しい気持ち・・・・これは、私が患者さんに刺鍼する時の基本なのだと、改めて感じました。

腰横の痛み

YouTube制作、1年ぶりのため表紙となるサムネが思うようにできません・・・作り方を忘れています・・・ボチボチやっていきます。

スマホで親指をよく使っている人、腰の横あたりに何となく痛みを感じていませんか?今回は、そんな方に納得していただいて、セルフケア出来る方法を紹介しました。興味ある方は、ご覧ください。

ムード歌謡の続報

ムード歌謡のYouTubeをかけ、私と同じ世代の患者さんと昔話をしながら当時を振り返っていることの効能の続きを、記事からのコピペします。

『脳医学的にいうと、ストレスがかかることで記憶をつかさどる脳の海馬の神経新生(神経細胞が分化して増えること)が低下して、記憶力が落ちることが知られています。つまり、ストレスがかかった状態のままでは、いくら勉強しても記憶力が低下して、覚えるべきことが頭に入ってこないのです。

長時間、休まずに仕事を続けていると、だんだん能率が下がっていくのも同じような理屈だと考えられます

そんなとき、「懐かしさ」の感情を利用してストレスを下げることができれば、気分転換ができて物事が頭に入りやすくなるわけです。

もちろん、ストレス解消の方法としては、ほかにも運動、食事、買い物、旅行などがありますが、昔を懐かしむという行為は、お金もかからずにその場で誰でも手軽にできるというのが最大のメリットです。』

『美しい風景を目にしたとき、おいしいものを食べたとき、かわいいペットを抱きしめたとき、私たちは「ああ、幸せ!」と感じます。このように、自分自身が幸せだと感じる状態を、「主観的幸福感」と呼びます。

心理学では、「客観的幸福感」と「主観的幸福感」という区別があり、客観的幸福感というのは脳波や神経の状態などの生理学的な指標によって幸福度をとらえるものをいいます。それに対して、この主観的幸福感は文字通り、自分自身が「私は幸せだ!」と自ら感じている状態をさしています。

脳医学では、この主観的幸福感が高いほど、ストレスが解消されて脳が元気になるということを裏づける研究が数多く報告されています。』

というように、患者さんにとってストレスを解消する音楽を提供するのは、治療家としての指名であることが分かります。そのため、患者さんには、

「今日は、何の曲にしましょうか?」

「今日は誰にしましょう?」

とか、尋ねています。最も、常連の患者さんで好みを知っている場合は、来院される前から好みの曲を流しています(80~90%くらいの割合です)。

朝起きたら・・・

「朝起きると、◯◯◯が痛い。」と訴える患者さんが多いのですが、私にはそのような経験がありませんでした。しかし、今朝起きると左の中指の末節骨に痛みがありました。

「これが、患者さんが言って痛みなんじゃ!」

と初めて知ったのです。そこで、操体法を使っての治療を考えました。後頭部にラムダ縫合というへの字をした縫合が横たわっています。その上に基本治療点A点、B点、C点、D点が頂点から左右にAからDと並んでいます。そこで、左側のC点に硬式ボールを当てて仰向けになりました。なぜC点かというと、C点に肩甲骨から指先までの治療点があるからです。

畳の上に硬式ボールを置いて、左側のC点に硬式ボールの縫い目が当たるようにゆっくり動きます。この時、両膝は立てて踵で支えます。ゆっくり動きながら効きそうな角度と部位を探すのです。見つかると、

「OKグーグル、タイマー15分お願いします。」

痛みのある左中指を意識して、そこへ息を通すイメージで呼吸をします。すると5~6分くらい経って痛みがスーッと消えていきました。あとはゆっくりと気持ちよく動くだけです。

「ピポン、ピポン、ピポン、ピポン」

15分経ってゆっくり起き上がり、左中指に触れても痛みはありません。この硬式ボールを使っての操法は有効です。

小指と親指

あじさいの杜鍼灸院が開院して、昨日で7年経ちました。もう8年目に入るわけです。私の人生は全て中途半端。何一つやり遂げた仕事はありません。これから、山元式新頭鍼療法と操体法、お灸などを融合しながら私なりの仕事をしてみたいと思います。

さて、先日来院された20才代女性患者Aさん、肩が凝って仕方がないそうなんですが、頭に置鍼したあと30分ゆっくりしていただきました。その時、携帯電話で文字を入力して連絡されていました。大きめの携帯電話を両手で持ち、親指だけで打ち込んでいます。

「Aさん、親指だけを使っていると、どんなに治療しても必ず肩こりになりますよ。」

「えええそうなんですか?」

「足は親指、手は小指という法則があるんですよ。お相撲さんが入門して直ぐに学ぶ大事なことなんです。大きなお相撲さんが狭い土俵で動く時、最も効率のよい動きをしないとだめでしょう?でないと、危険でしょう・・・・あんなに大きなカラダがぶつかり合うのだから・・・・」

「たとえば、ピッチャーが早いボールを投げようとすると、必ず小指に力を入れてグーにするでしょう。この時と同じフォームで小指に力を入れない・・・グーにしないでパーのままで投げると、遅いボールになるんです。これをチェンジアップといって、タイミングを外すんです。」

と、説明してもあまり理解してもらえないので、実感してもらうことにしました。腕を上げて小指側を伸ばすのと親指側を伸ばすのはどのように違いがあるか?

「どうですか?」

「親指側だと、腕が全然伸びない。」

「そうでしょう!だから、親指だけを使って作業するとサイドブレーキをかけたまま作業する感じになるんです。」

「なるほど、よく分かりました。」

とうなずくAさんでした。頭では理解してもらったようですが、しばらく経って携帯電話を親指で操作していました・・・・・もう少し時間が必要なようです。

ギャラリーKでの反省

金曜日の講演で、もう少し参加された方々に体験していただくことを取り入れる予定だったのですが、それを忘れてしまったのが残念でした。重心安定の法則。重心を安定させるためには、「足は親指、手は小指」という原則があります。これを実感するためには、手を上げる際(手を上げることが出来ない人は、手を下げる)小指を意識して手を上げるとスムーズに上がり(下がり)ますが、親指を意識して上げてみると・・・

上がらないことが分かると思います。まるでサイドブレーキを掛けながら手を上げているという感覚になると思います。これは、実際やってみて分かることです。普段の生活でこのように無駄な力を入れている人が、かなりいるはずです。車を運転する時、パソコンを前に仕事をしている時、親指を多く使っていませんか?

ちょっとしたことですが、この蓄積が重心の安定を損ない、バランスを崩して歪みを作っていくのです。

上記のことを実感していただきたかったのですが、残念ながら忘れてしまいました。また、機会を作ってこの体験はしていただきたいと思います。いい経験です!

ギャラリーK成功しました!

キャメルKでコンサート兼講演会がありました。演奏した曲は、リードギター・よっしゃーのオリジナル曲、「Smile and Smile」「想い出のサンセットマリン」「貴方に輝きを」と、「シェルブールの雨傘」「サントワマミー」「愛の讃歌」「テネシーワルツ」。ベースギターを始めて2年ですが、何とか弾ききりました。その後は、操体法の説明を30分行いました。1500円もいただいての演奏と講演・・・・お客様からは、1500円の価値は十分あったとの評価をいただき、一安心です。

操体法の創始者・橋本敬三先生が90才で大腿骨骨折をされ95才で亡くなるまで入床生活でしたが、床ずれがなかったことを最初に紹介しました。その理由が、ベッドでの操体法実践。そこで、操体法の動きを見ていただきました。操体法の動きは、カタツムリがゆっくり動くような、自分自身のカラダに向き合い、感覚を聴き分ける動きです。この動きを見ていただいたので、橋本敬三先生の背中に床ずれが無かったことを理解されたようです。

その後は、人が生きていく上で自己責任で行う行為、「呼吸、食事、動き、思考」と環境を含めこれらの要素が良い点数であれば、健康。「呼吸、食事、動き、思考」には、自然法則がありますが、決して100満点である必要はありません。60点で充分であるという優しい教えであると紹介しました。また、「頑張らない、欲張らない、威張らない」と「言葉は運命のハンドル」であるなどの操体法を学ぶ上で大切な姿勢も伝えました。

その後は、特に「動き」に焦点を当て身体運動の法則を紹介、人は動く建物であり歪みを見つけることが、診断。歪みを正体に戻すことが治療であり、その時感じられる気持ちよさこそが、薬であると紹介しました。

写真を撮りそこなったのですが、ホワイトボードのウラに操体法の創始者・橋本敬三先生の考えを図や文字にあらかじめ書いておいたのを、ひっくり返して見ていただき、理解を深めてもらいました。

ホワイトボードを使った講義はやりやすいので、今後ともしっかり使っていこうと思います。それほど大きくないギャラリーで19名の参加者は、満席状態。次回は、「アメリカにおける鍼治療から、日本の近未来を予測(仮称)」といった感じの講演になります。お楽しみに!

豆腐のぬか漬けと操体法

50才代の女性患者Cさんは、ぬか漬けの講習会に参加されたそうです。私も毎日ぬか床をひっくり返えして、乳酸菌の管理をしています。Cさん曰く、

「先生、木綿豆腐を水切りして、4つ切りにしたのをぬか漬けにすると、美味しいよ。」

「えええそうなん、全く発想としてなかった。」

「一度、やってみて!サバをぬか漬けにして、焼いても美味しいよ。」

「あああ、そうじゃね~・・・アジをやったけど美味しかった。」

などと、ぬか漬け談義に花が咲きます。豆腐のぬか漬け・・・・よく考えてみると、若い頃ニューヨークにいた時、チャイナタウンでサイコロのような豆腐が、大きなビンに入っており、ちょっと腐った味だけどクセになる・・・この豆腐を思い出しました。きっと美味しいはずです。クセになると思います。

Cさんに、今週金曜日13時から、キャメルK(ギャラリー)で30分私が操体法の講義をして、あとの30分はあじさいクラブの演奏があることを、伝えると来ていただくことになりました。当初の予定15~6名の参加者は確保出来ました。楽しい時間にしますので、興味ある方は、キャメルKさんまで連絡してください!

ホワイトボード

あじさいクラブのメンバーから、ホワイトボードをいただきました。このボードは本当に役立ちます。6月16日にはキャメルKで演奏の前に、30分程「操体体操」というおしゃべりと少しの体操をします。この準備をホワイトボードを使ってやっています。かなり盛りだくさんのおしゃべりになると思います。今回は、私的なことも付け加え、楽しく愉快に行います。できれば、しっかり録画してYouTubeで流せればいいと思っています。

鍼(はり)に対しての偏見を払拭(ふっしょく)させる話も入れます。簡単な自己紹介、操体との出会いやエピソードを織り交ぜながら操体法を分かりやすく説明します。今日は、30分という時間設定で何度も練習したのですが、時間オーバーしてしまいます・・・ついつい、脱線して話が先に進まなくなる傾向があります・・・・まあ、楽しく過ごせればいいか・・・・と、脱力しながら進めて行きます。興味ある方は、是非ともお越しくださいね!