ラムダ縫合

週に2回(遠方からのため、1回に2日連続)通院されている80才代の女性患者Cさん。どこへ行っても、腰痛が治らないため来院。当院で、治療した日は腰痛がなくなるのですが、翌日また痛くなるというパターンを繰り返しています。今回で8回の治療となります。

「腰痛がなくなる」という事実を体験されているので、笑顔で来られるのが、私にとって救いとなっています。

遠方から来られるCさんに対しては、自宅で出来る操体法が大切な「処方箋」となります。今回は、鍼を打たないで腰痛から解放される方法をしっかりと指導しました。その中から1つご紹介します。

後頭部にはラムダ縫合という頭蓋骨の縫い目が存在します。その縫合上に腰の治療点があるので、仰向けになり、その治療点に硬球を当てがいます。そして、両膝を立ててゆっくり体重移動をしながら、最も気持ちいい状態を作り、その気持ちよさを味わうことが、治療となります。

Cさんにその他2種類の方法をお教えし、次回の治療予約をしていただきました。きっと良くなりますよ、Cさん!