無水鍋 2024-03-18 投稿者: hiromu 30才代の男性患者Aさんと、15本の置鍼を終えて、30分の待機時間を雑談しながら過ごしいました。すると、黒猫ヤマトの宅急便で荷物がやってきました。先日注文した「無水鍋」です。女性患者さんから美味しく簡単に料理ができる「無水鍋」を紹介していただきました。これだと、どんな野菜でも水を使うことなく、柔らかくて美味しい野菜が食べられるとのことでした。 ところが、この「無水鍋」の取り扱い説明書が、中国語!さっぱり分からないのです。頭を抱えていると、男性患者Aさんがキレイな発音の中国語で読みながら、日本語訳をしてくださいます。よくよく伺うとAさんは、大学でしっかり中国語を勉強されたそうです。おかげで、使い方をしっかり理解する事ができました。 早速、人参と玉ねぎを味付けすることなく料理したのですが、本当に美味しくいただきました。これからの食事が楽しみになったのです!
汗をかいて水を飲む 2024-03-15 投稿者: hiromu 筋トレを始めて、3~4週間くらい経ったと思うのですが、無理なく下半身に筋肉がついてきているようです。裏山がハイキングコースになっており、下駄を履いて登っています。最近気づいたのですが、「手袋をして歩くと汗をかく」ということです。つまり、「カラダの保温をしっかりしないと、汗をかかない」という単純なことを実感したのです。 「石原医学大全」で、『宇宙・社会現象は常に出すほうが先にくることで健常性が保たれている。“give and take””出入り口”“出納帳”の如く。よって、水分も運動、入浴、サウナ・・・などで汗と尿を出してから飲むと、健康に有益な水分となる。』とあります。まさしく、これが理にかなっています。せっかく、裏山を歩くのなら、しっかり汗をかくという目標を掲げるべきでした。そして、その後に飲む水の美味しさをたっぷりと味合うべきでした。 水を多く飲み過ぎるとそれが、水毒となってカラダを冷やしてしまいます。このあたり前のことを、念頭に置き水分を取っていこうと思います。
1日1食 2024-03-122024-03-12 投稿者: hiromu 70才代の女性患者Aさんは、ストレスからくる頭痛や、左肩痛などを抱えておられます。来院される前までは、1日3食の生活をされていましたが、思い切って1日1食に変えられました。 「そしたら、カラダが軽い!今までで、最高に気持ちがいい。肌がキレイになったのが分かるんよ。1日1食にしたら、時間がたくさん出来るし、カラダが軽いし良いことばかり!」 と、楽しそうに喋ってくれました。そこで、石原医学大全の一節をご紹介します。 『「朝だけ断食」を実践すると、まず大小便の出が格別によくなる。さらに午前中の仕事のはかどり方が違ってくる。「空腹でやる気が出ないのでは?」というのは、全くの杞憂で、消化のための胃腸への血流が減る分、脳や筋肉への血流が増加するため、集中力が増し、体が軽く、疲れ知らずで過ごせるはずだ。 最初の数日は「食べグセ」「食べることで得られる快楽」がちらついて、克己心を必要とするかもしれない。しかし、1週間、2週間と継続してみると、「過食」から解放された心身は軽く、実にはつらつとしているはずだ。 身をもって理解できるだろう。食べることの体への負担がいかに大きいことか。1日3食の食生活がいかに体をいじめてきたことか。断食で空腹をもたらされた体には、様々な変化が現れる。こうした効果をさらに高めるために、「朝だけ断食」に慣れたら月に1~2回でも「半日断食」「1日断食」にトライしてもよいだろう。数十年に及ぶ過食生活で、体内に蓄積された老廃物を一掃し、免疫力を上げる引き上げることができる。』
生姜、黒砂糖入りの紅茶 2024-03-10 投稿者: hiromu 不整脈が気になり、膝から下が冷えている50才代の女性患者Aさんに、石原医学大全の次の一節を紹介しました。 『不整脈の原因には水毒が考えられ、その水分を体外に出すための手段として、吐き気や下痢があり、鼻腔、涙のう、肺胞、皮下などに留まった水には、くしゃみ、鼻水、涙、薄い水様痰、湿疹等のアレルギー症状などがあります。それでも無理な場合、体温を1℃上げるための頻脈を起こす。その結果、不整脈が生じる場合があると考えられます。』 そして、体温を上げるため、紅茶に生姜と黒砂糖を入れて飲むことをおすすめしました。Aさんは、今まで飲んでいた緑茶やコーヒーの代わりに、生姜、黒砂糖入りの紅茶をポットに入れ仕事の合間に飲むようにしたそうです。 すると、夜中に尿意で起きることが無くなり、膝下の冷えが無くなったそうです。たった1週間での出来事です。冷えを感じておられる方、生姜、黒砂糖入りの紅茶おすすめです。
栄養状態と病気 2024-03-09 投稿者: hiromu 最近、再びフェイスブックが上手く開かないので、あじさいの杜鍼灸院のホームページにのみ、症例や石原医学大全を紹介します。今回は石原医学大全より、「栄養状態が向上したら病気が増える」です。 『現代では、1日3食をしっかり食べることが健康の基本だとされているが、実際には安定して3食を取れるようになったのは、人類の歴史から見るとごく最近の出来事だ。日本に限っても戦後昭和20年から30年代は空腹は珍しいことではなかった。 空腹と無縁になり、満腹が当たり前で、大きく栄養状態が改善した現代において、果たして日本人は健康になっただろうか? 昭和20年代には日本の糖尿病患者はわずか数百人だったといわれているが、今や予備軍も含めて2200万人と驚くほど増加している。1975年に約13万人だった医師は、2020年には約34万人に増加し、医学の研究や治療法も進歩したとされるが、病気や病人の数は減る気配がない。先の糖尿病のほか、ガン、心筋梗塞、脳梗塞などの三大生活習慣病は増え続けている。ガンで亡くなる人は1913年に13万人だったのが、2021年には38万1505人にもなった。この50年間で医師数は倍以上、がんに関する研究や治療法は“進歩した”といわれているのであるが、ガン死者数は激増した。日本人の2人に1人が一生のうちにがんと診断され、3人に1人ががんで亡くなっている。 ガンをはじめとする3大生活習慣病のほか、アレルギー性疾患、関節リウマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎などの自己免疫性疾患、うつや神経病等の精神神経疾患も着実に増加している。当然、医療費も膨れ上がり財政は逼迫(ひっぱく)し、増税や自己負担額の増加などで帳尻を合わせようにも、焼け石に水。 年間、約44兆円(2021年)医療費を費やしていながら、日本人の健康度は上がるどころか、病人は増える一方だ。日本の2023年度の国家予算は約114兆円、そのうち約3割は借金だのみなのだから、いずれ日本は増大する医療費によって潰れてしまう。 大袈裟ではなく、病気が国家滅亡の一撃になるのは、昔から決して珍しいことではない。2022年3月自民党の最大派閥「清和会」(安倍元首相が領袖)に呼んでいただき、「亡国の恐れ、医療費等の処方箋」として講演させてもらった。政府自民党も医療費高騰に対する危機感を感じ始めたのであろう。』
カタバミソウ 2024-03-08 投稿者: hiromu 京都・美山町に長年暮らしていた時、1.5mもの積雪は当たり前でした。茅葺き屋根からずれ落ちる雪に囲まれて、家全体がカマクラのようになり、雪囲いの通路を往き来する毎日でした。 「冬がこのまま続いて、春は来ないんじゃないか?」 と、真顔で思うほどの体験をしました。そんな時、雪解け水の流れる小川に見つけたフキノトウに待ちわびた春を感じたのです。温暖な愛媛で、そんなことは夢物語ですが、8年住み続けると冬は冬。寒いのです。そんな折、※カタバミソウの軽やかな黄色い花に出会うと、春を感じさせてもらいました。雑草と一瞥(いちべつ)されるカタバミソウですが、何の何の・・・・可愛い!・・・・ありがとう! ウキペディアからのカタバミソウの引用です。 『※地下に球根を持ち、さらにその下に大根のような根を下ろす。地を這う匍匐茎をよく伸ばし、地表に広がる。このため、繁殖が早く、しかも根が深いので駆除に困る雑草の1種である。 葉は球根の先端から束に出る。葉身は、ハート型の3枚が尖った先端を寄せ合わせた形の三出複葉で、頂小葉と側小葉の区別はつきづらい。ふつう葉の色は黄緑色だが、赤紫色のアカカタバミという品種もある。 春から秋にかけて、黄色の花を咲かせる。花びらは5弁。日向では花を出すが、日陰に咲いてしまうと花がしぼんでしまうのが大きな特徴である。 果実は円柱状で先が尖り、真っ直ぐに上を向いてつく。成熟時には動物などが触れると、自ら弾けて赤い種子を勢いよく飛ばす。最大1メートル (m) 程度までの周囲に飛ばすことができることも繁殖に有利となっている。』
ゴボウ 2024-03-06 投稿者: hiromu 我が家の近くに「コスモス」というドラッグストアが1年ほど前に出来たのですが、あまり人気がありません。ところが、このコスモス以外のコスモスは、大流行りでお客様で溢れています。理由は安いからです。愛飲しているサントリーの酸化防止剤無しの赤ワインは、税込で398円です。他のドラッグストアやスーパーでは、440円くらいします。最近は、安いゴボウを見つけました。今回は、ゴボウに関する石原医学大全をご紹介します。 『ゴボウの※ポリフェノールであるタンニンは発汗や解毒といった「出す」作用が強い。ニキビ、発疹の改善のほか、血液の浄化も進める。セルロースやリグニンなどの食物繊維は、便通を良くするし、腸内の善玉菌を増やす働きがある。これにより、腸内に溜まっているコレステロール、中性脂肪、糖分、発がん性物質などを便と一緒に「出す」ことができる。余剰物や有害物を捨て去ることで、高脂血症、糖尿病、大腸がんなどの予防や改善に役立つ。 江戸時代の食の百科事典ともいうべき。『本朝食鑑』で、ごぼうは男性の強壮剤として紹介されている。科学的に分析すると、含有成分のアルギニンは、男性性器だけでなく、女性の子宮卵巣の働きを良くする作用がある。また、ごぼうには腎臓の機能を向上し、排尿を良くするイヌリンも含まれている。生殖器、腎臓など下半身(根っこ)に収まった臓器の状態を良くするのは、根菜類ならではのパワーだ。』 ※ポリフェノールは、ほぼすべての植物が持つ苦味や渋味、色素の成分です。花の色があれほど鮮やかで美しいのも、ポリフェノールの作用です。ポリフェノールには、化学構造の違いによってさまざまな種類があり、有名な『カテキン』や『イソフラボン』、『アントシアニン』などもその一種です。まだ研究中の成分も多いのですが、自然界には8000種類以上存在するといわれています。
勃起能力の低下 2024-03-052024-03-04 投稿者: hiromu 石原医学大学全には、なるほど!ピーン!と頷(うなず)くところが、随所に散りばめられています。今からご紹介する一節は、もっともだ!と納得します。 『空腹がもたらす健康効果~生殖能力が高まる 中年以降の勃起力の低下は過食と関係している。消化吸収のために血液が胃腸に集まり、陰茎の海綿体への血流が減ってしまうからだ。精力増強剤は多々あれど、「空腹」こそが最も効果があり、安価な精力増強剤だ。数十頭のメスを侍(はべ)らせるオットセイのオスは、すべてのメスと交尾を繰り返すため、生殖期間中は絶食すると言う。 飢餓や空腹の状態に陥ると、人間は無意識下で自分自身の命の存続に不安を抱く。そうした不安に本能が突き動かされ「我が身が尽きるならせめて次世代へ命をつなごう」と生殖能力が増強するのだ。反対に、空腹とは無縁で、飽食が当たり前の状態が続いていると、その個体自身が満足しきってしまうため、「せめて子孫」をと言う本能がしぼんでしまう。 東南アジアやアフリカの一部など、栄養状態が決して良くない地域は子だくさんだが、日本では不妊に悩む夫婦が6組に1組と実に多い。飽食は体調不良やガンといった体への影響のみならず、種の存続の危機をももたらすのだ。』
駒沢大学と親善試合 2024-03-03 投稿者: hiromu 母校筑波大野球部が、松山市の「坊ちゃんスタジアム」で駒沢大学と親善試合を行いました。駒沢大学は「坊ちゃんスタジアム」で春の合宿をしているため、親善試合が企画されたようです。結果は0対8の完敗だったようです。ただ、実際には点差ほどの実力差はなかったそうです。なぜ、こんな情報を仕入れているかというと、再び筑波大野球部の合宿所へ出張治療に伺ったからです。 治療したギックリ腰の一歩手前の投手が、親善試合で登板出来たそうです。その投手は、今回も治療し、腰痛はなくなりました。今回は3人の治療でしたが、しっかり結果をのこせました。 明日は、四国アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツとの親善試合があるそうです。がんばれ!
フルスイング 2024-03-012024-03-01 投稿者: hiromu 私の大学野球生活。 私は、中途半端な人生を徹底的に送って今年70才になります。何をしても中途半端。何一つ極めたものがありません。多分、このままで死んでいくのだと思います。 大学では、芸術専門学群彫塑科に籍を置き、野球部に所属。どっちつかずの生活を楽しみ、何の目標もなく放浪。気がつくと鍼灸師になっていました。そんな人生を送っていた中、ターニングポイントとなる言葉が蘇ります。 「佐伯、ちょっと来い・・・・バッテイングはな、キンタマ挟む。」 と東京教育大学(筑波大学前身)の2年先輩からの一言です。松山東の野球部に所属した時のバッテイングは、バットを2あまり短く握り、きた球を当てるだけのものでした。結果、1試合には1~2本の安打を残していました。しかし、2塁打以上の記録はありませんでした。 ところが、先輩の「キンタマ挟む」という言葉が、高校時代の野球スタイルを変えてしまったのです。当時の大学同級生は、それぞれの地区で活躍していたメンバーで、私とはレベルが違っていました。しかし、「キンタマ挟む」バッテイングを始めると、同級生と同じように飛距離がでるようになったのです。 それからです、「キンタマ挟む」バッテイングで振り回すようになったのは。それ以来、打席に立つとホームランしか狙わなくなったのです。たった2本のホームランしか打っていない私が、ホームランしか狙わなくなったのですから、成績はひどいものです。しかし、単打より2~3塁打が多かったように思います。 筑波大野球部の合宿が、西条市ひうち球場で現在行われており、その前日に、筑波大学野球部OB会が開かれたおり、3年後輩の仲間から、 「佐伯さんの印象は、フルスイングです。それしか、なかったです。」 といわれました・・・・・・・そうなんじゃ!「キンタマ挟む」を追求するとフルスイングになる・・・・と思ったような、思わなかったような・・・・まあ、中途半端なフルスイングだったのでしょう。