院長プロフィール

佐伯 弘(さいき ひろむ)

1954
愛媛県東温市、惣河内神社(そうこうちじんじゃ)社務所で生まれる

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小学校時代は、境内の広場や御神木のウラジロガシの周りで、友達の顔が見えなくなる夕暮れまで遊んでいました。夕陽を見て「もう遊べん…」と泣きながら家に帰ったものです

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1972
法政大学経営学部に入学するも3ヶ月で退学し、美術の道へ方向転換

1974
筑波大学芸術専門学群に入学

早朝は、新聞配達のアルバイト、昼間は、彫塑を専攻し、粘土や石と格闘し、夕方は硬式野球部で汗を流し、夜は大石膏室でデッサン。

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1978
筑波大学大学院に在籍中、ニューヨークへ渡る

石と鉄で構築された遠近法の街並みに、西洋の歴史、文化が集約されていることを体感する
その瞬間、木もれ陽、映る障子を背にした俳人・書家であった祖父の姿が目に浮かぶ

「オレの遺伝子には、西洋文化は入っとらん 大学で習った西洋の彫刻は、オレには関係ない 書道や俳句ような、一瞬で空間を創り出す、簡潔な造形を見つけよう しかも、石や鉄ではない木を素材として…」と心に決める

帰国後、すぐに「木の瞬間アート・積み木」を始める

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(撮影:畠山直哉氏)

1980
ロバート・スミッソン奨学金を得て、Brooklyn Museum Art Schoolに入学

東京ビデオフェスティバルで「積み木」佳作入選
(2年後、ニューヨーク公立図書館所蔵となる)

ビデオアートの創始者、ナムジュン・パイク氏と出会い、アシスタントとなる
当時のニューヨーク・ソーホーは、治安が悪く地下鉄の落書きアートが全盛期
キース・ヘリング、バスキア、ジュリアン・シュナーベルらが活躍
日本人アーティスト、靉嘔氏、篠原有司男氏らと交流

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1981
最も流行っていたデイスコ、ダンステリアで「Museum of the night」を企画
Poppo Shiraishi,Eldad Ziv,John Zoneらと共演

1982
帰国し再び大学院へ

1984
大学院を中退

滋賀県の湖南病院(精神科)で芸術療法課勤務
絵画療法、太極拳、野口体操等を指導
東京から境信一先生をお招きし、東洋医学の勉強会を1年間企画
この頃に橋本敬三医師著「からだの設計にミスはない」に出会う

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ナムジュン・パイク展都美術館のTVガーデン担当

1986
土方巽追悼舞踏フェスティバルに石井満隆氏招待される
アシスタントとして、ベルリン・クンストラハウス・ベターニアンに同行

1986
”International Street Theater Festival in Jelenia Gora”(ポーランド)に積み木アーティストとして参加

1987
湖南病院にて、積み木を中心としたイベント開催
舞踊家・岩下徹氏を招待

2年間、保育園の体操指導者として勤務

1990
茅葺きの里、京都・美山町に移住

1995
個展「積み木の杜」アンダーソンギャラリー(ニューヨーク)

1999
イギリスの茅葺き職人を招待し、日本初の英国式の茅葺き屋根にする

2001
橋本敬三医師の弟子・三浦寛先生に弟子入り

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2003
京都・美山町で操体師として開業
京都市内への出張などする

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2004
スペイン・マジョルカ島のジョアン・ミロ美術館で2ヶ月(artist in residence)「操体アート」を行う
15〜16名の子供達を2週間ずつ2組のワークショップ
2週間後には、全ての子供のからだの歪みが正される

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2006
アメリカ・ケンタッキー州、バーンハイム美術館にて個展
2ヶ月滞在(artist in residence)「バーンハイム神社」という空間を演出

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2009
東京医療専門学校鍼灸科入学

2012
東京医療専門学校鍼灸科卒業、鍼灸師の国家資格取得

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2012-2014
東京医療専門学校鍼灸科研修所にて鍼灸師として勤務

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2014-2015
今操体医学院修了

2015
天城流湯治法湯治士補の資格取得

2012-2016
あしカラダ(リラクゼーション)でパート勤務

2016
「あじさいの杜鍼灸院」開業

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2019
山元式新頭鍼療法(YNSA)宮崎セミナー参加(合計3回)

2019-2020
山元式新頭鍼療法(YNSA)初級・中級・上級セミナー修了(東京・大阪)

2020 6/23-28
愛媛県立美術館(日仏文化交流展)
TSUMIKI 2020 in Matsuyama 出展

2020
YNSA 全国大会リモート参加