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最近は、中学生の野球選手を診る機会が増えました。私が中学生の頃とは全く野球のレベルが違い、硬式ボールを使用したシニアリーグ、ボーイズリーグが人気のようです。それぞれのリーグを勝ち進めば、全国大会にも出場出来るそうです。
そんな大会の最中に、エースピッチャーA君が3度目の来院です。
2試合に投げ(救援の投手として)、投げ終えると痛みが肘全体にあったのが、2度の治療で肘頭の1点のみの痛みになりました。
肘頭(ひじがしら)は、尺骨の出っ張りです。これに対応するのが下肢の腓骨頭です。
そこにある圧痛点に30壮のお灸をするだけの治療をしました。すると、来院した時の痛みが10で、全く痛みがないのが0とすると、3くらいの痛みになりました。
お灸のいいところは、お灸をしながら会話が出来ることです。同行されたお母様との会話が弾み、楽しい時間を過ごすことが出来ました。A君には、無理をしない程度で頑張ってもらいたいです。