60才代の男性患者Aさん、2週間前の治療で、腰痛が良くなったのですが、お風呂場で前のめり姿勢を取った時に、腰痛が再発。
今回は、『鍼治療でなくても良いな!』と感じ、Aさんの後ろに回り、頸椎6番と7番の圧痛点を押圧。続いて肩甲骨上部圧痛点を押圧し、後頭部にある圧痛点を押圧したり、指先で軽く叩きます。
「これで、どうですか?」
「・・・ずいぶん良くなりました。」
「良かった・・・・鍼無しでも、けっこう効くでしょう?」
こうなったら、「鍼無し治療」でやってしまおう!と決めました。山元式新頭鍼療法(YNSA)の腰治療点を親指で押圧。
「痛い!」
Aさんが痛みを感じるたびに、腰痛が無くなっていきます。最後は足に見つけた治療点を親指で押圧。スッカリ腰痛がなくなりました。
鍼治療に恐怖を感じたり、猜疑心を持っている人が結構多いので、鍼無し鍼治療を極めるともう少し患者さんが増えるかもしれません。