胆経(たんけい)というツボの流れ

 

左肩が痛い20才代の男性患者Aさん。今日はいきなりベッドで左肩を上にして横向きになってもらい、左腰から左足にかけて鍼を刺し、しばらく鍼を上下に動かし(雀啄=じゃくたく=スズメがエサをつつきながら食べる様子)、あとは、刺したまま20~30分休んでもらいました。結論から言えば、これでスッカリ良くなりました。

左小指を良く使うAさんにとって、左足の小指から腰にかけて負荷が同様にかかっています。この左足小指側のツボの流れを、胆経(たんけい)といいます。この流れの中で、Aさんが、痛みを感じたツボに鍼を刺しただけです。

次回では、腸骨の前面にある五枢(ごすう)、維道(いどう)というツボに挑戦してみます。きっと、良い成果が出るでしょう・・・・・カンです。