昨日に続いて、石原結實先生の著書『「前兆」に気づけば病気は自分で治せる』から、がんの大原因①ー食べすぎ
を、ご紹介します。2人に1人が、がんになるとマスコミがあおっています。これは異常なことなのに、当たり前と思われている異常なことに気づいてもらいたいのです。では、どうぞ!
『がんに関して、データからはっきりしていることは、戦後、それまで日本人に多かった胃がん、子宮頸がんは減少し、変わって、欧米人に多い肺がん、大腸がん、乳がん、卵巣がん、子宮体がん、前立腺がん、すい臓がん、白血病、食道がんなどが増加してきたという点である。すなわち「がんのタイプが欧米化」したと言えるわけだ。
(中略)
がんのタイプはなぜ変わったのか。
肉、卵、牛乳、バター、マヨネーズに代表される欧米食は、一言で言うと高脂肪食だ。血液中のコレステロールが増加すると、女性の場合、卵巣の中でコレステロールを原料にして、女性ホルモンが多量に作られる。そのその結果、ふんわりと色白で乳房やお尻も発達した女性らしい体型になるが、女性ホルモンに支配されている乳房、卵巣、子宮体部にがんが発生しやすくなる。男性の場合は、睾丸でコレステロールから男性ホルモンが作られ、過剰になると前立腺がんが多発してくる。
また、高脂肪食を消化するために、胆汁の分泌が増え、その胆汁酸が腸内の悪玉菌の働きでデヒドロコール酸に変化し、これらが大腸粘膜に作用し続けると、大腸がんを誘発する。』
テレビでは、欧米食のグルメや大食い番組が今だに大流行り!これこそ2人に1人が、がんになるという大原因のようです。