60才代の女性患者Bさん、目が眼瞼下垂(がんけんかすい)のような感じで重いそうです。そこで、オデコにある感覚点(目、鼻、口)の治療として2本置鍼。
また、Bさん頭が重いそうです。こういう時は、頭部正中線より左右1cmの生え際から頭頂部までを12等分した治療点に置鍼します。理由は、この治療点は、内臓だけでなく脳神経の治療点でもあるからです。
「あら?目が横によく動くようになった!」
ちょうど、右の三焦(さんしょう)という個所の置鍼をした時でした・・・・何と、この三焦の治療点は、目の外転神経の治療点でもあるのです。
「あのね、今のは目を外側に動かす神経に刺激したんですよ。やっぱり山元先生は、すごいね!よく見つけたよね!・・・天才!」
Bさんの頭も軽くなり、目も上に引き上げられたような感覚だそうです。改めて、山元式新頭鍼療法の素晴らしさを体感しました。