
腰痛、首痛、右肩痛で長時間座ることができない高校生のピッチャーA君の話の続きです。
座ると痛いので、立ったままで上腕を診断。頭に置鍼している途中で、
「何か、座れそうな気がします。」
とA君。
「じゃあ、膝を診ようか?」
と、上腕ではなく、膝を診ながら頭に置鍼していくにつれ、怖いはずの鍼に慣れてきたA君。今度は首診となり、側頭部に2本置鍼。再び奥のベッドに行き、右を上にして横向きになってもらいます。A君は右肩が痛いので右腰に長めの鍼と、11壮のお灸をします。その結果、
首痛:10→0
肩痛:10→1
腰痛:10→3
となりました。(つづく)