
雨が降る日曜日、70才代の女性患者Cさんが来院されました。
「今日は、足首が痛くて・・・・お尻も痺(シビ)れて・・・・調子が良くないです。」
「雨が降るときは、気圧が低いので・・・・どうしても、血流が悪くなります。それも関係していると思います。」
などと喋りながら施術に入っていきます。頭に7本の置鍼をしたあと、Cさんの足に触れると冷たい。
「ずいぶん冷えていますね・・・・」
「そうなんですか・・・でも、私寝る時、布団に入ったら足が暖かくなって・・・・布団に入っても、足が冷たい人がいるでしょう・・・」
と、Cさんは少し他人事のような返事です。冷えがカラダに悪いということを実感してもらいたいので、いつの間にかCさんの冷たい足の指をもみほぐしていました。しばらく、するとCさんの指に熱が・・・
「今、痛かった足首はどうですか?」
「・・・・痛くない!」
Cさん、これから湯たんぽで足を温めるそうです!