60才代の女性患者Aさん、ギックリ腰ならぬ、ギックリクビで来院され10の痛みが3にまで回復して帰宅されたのですが、翌日再びぶり返して同じような痛みになりました。そこで、左中指を中心にした施術をし帰宅され・・・・本日、3回目の施術となりました。
「こんにちは!」
今回は、笑顔で来院されました。
「だいぶ、良くなりました。夏の疲れが積もり積もって、ドバッとクビに来た感じでした。そして、今まで寝返りが出来なかったのですが、今朝は寝返りしていました。」
と客観的に説明していただける程、余裕があるので、一安心。山元式新頭鍼療法(YNSA)では膝診をし、頭に置鍼し、自律神経を整えます。次に首診というクビを親指で押して、内臓の状態を診る方法で、頭に置鍼し内臓を整えます。Aさんのクビで最も痛いのが、胃の診断点に位置しています。また、脾臓の診断点にも痛みがあります。
そこで、胃と脾臓の頭にある治療点に合計6本置鍼。
「これで、どうですか?」
「・・・・ずいぶんいいです・・・クビの奥に何かまだ残っています・・・けど、来た時に比べたら、全然違う!」
あとは、足ウラに見つけた治療点に鍉鍼(ていしん=銀の細い棒)で一撃。
「ええい!」
「うううううう・・・痛い!」
で終了となりました。