感覚がどれだけ大切か。
やっと分かり始めました。感覚を磨くことが、良質の治療になるのです。山元式新頭鍼療法の創始者、山元敏勝(医師)先生の感覚に少しでも近づくこと・・・・・全くレベルが違う。この事実をしっかり分かった上で、無理せずやれる範囲でやればいいのです。
感覚を磨くには、趣味の「描く」なんです。
感覚がどれだけ大切か。
やっと分かり始めました。感覚を磨くことが、良質の治療になるのです。山元式新頭鍼療法の創始者、山元敏勝(医師)先生の感覚に少しでも近づくこと・・・・・全くレベルが違う。この事実をしっかり分かった上で、無理せずやれる範囲でやればいいのです。
感覚を磨くには、趣味の「描く」なんです。
(興居島出張で、IPad を忘れてしまい、IPad で描けずボールペンで描いた船中の目の前にあるもの・・・・ボールペン難しい・・・IPad 最高!)
10月27日に山元式新頭鍼療法(YNSA)の認定鍼灸師試験が東京であり、受けたのですが・・・1ヶ月以上経ったのに全く連絡がありません。たった2人の受験なのに・・・・
と、諦めていたのです。
しかし、今日「合格!」の連絡がありました・・・・・私にとって、1ヶ月が2ヶ月くらいに感じていたのですが、理事の諸先生方は多忙で、しかも生活圏が全く違うため、中々合流することが出来ない状態だったのだと思います。やっと、その機会を得ての検定だったのだろうと推測いたします。
愛媛県では、初めてのYNSA認定鍼灸師となります。これからもよろしくお願いいたします。
明日は、興居島。
興居島では、鍼よりもお灸をすることの方が、多くなっています。明日に向け、今日は早く寝ます!
「先生、宅配の人が来て慌てて出て行ったら、転んでしもて膝打ってしもた。」
「あらら・・・そうなんじゃ、そしたら今日は、鍼しようか?」
「鍼は痛いけん、いかん。」
「そうか・・・分かりました。お灸をしましょう。」
ということで、足に見つけた膝の治療点3ヶ所に合計30壮。
「これで、どうですか?」
「・・・・・ホントじゃ、ようなっとる。まだ、強めに押したら、ちょっと痛いけど、ようなっとる。先生、ここにせんねん灸してもええん?」
「そうそう。」
「そしたら、印つけといて
ということになり、青マジックでしっかり3ヶ所印をつけて、お灸の効能を色々説明したのです。三陰交(さんいんこう)というツボにお灸をすると逆子が治ったり、妊婦の方はおへその周りにお灸をすると、首の坐った元気な赤ちゃんが生まれるとか・・・・ホントですよ!
久しぶりに目の前にある患者さんが座る籐(とう)のイスを描いてみました。描く感覚は、患者の治療点を見つける感覚と同じことが分かったので、ほぼ毎日絵を描くことにしたのです。やはり、描くことは楽しい・・・・その上、この感覚が患者さんのためになるのです。こんな素晴らしいことはありません。そうなると、毎日が楽しくなるのです!
山元式新頭鍼療法(YNSA)の治療を始めて、4~5年。初めて「これだ!」と感じたのです。気がつくと、もう70才が近づいています。しかし、これからなのです。これから、ますます大発見をしていきます。全ては、気持ち!
最近の治療で感じる波動。膝の診断点を軽く触れ、頭部の治療点付近を中指で、頭皮から1cmほど上の空間から感じられる波動をを伺っていると・・・・・しっかり伝わってきます。その波動を感じると、膝の診断点に触れている指にも波動が伝わります。
こんなシンプルな現象を、やっと体得することが出来ました。山元式新頭鍼療法・創始者山元敏勝先生の感性がとんでもないレベルであることを、やっと実感出来ました。これからの20年が、私の勝負です!
今日は、興居島。8人の治療を終えて、15時40分。ちょっと休憩・・・・普段なら閉店のはずの、「島うどん」に営業中の看板が立っています。のぞいてみると、外国客4人が食事中。
「なるほど、店じまいの頃に駆け込んだんじゃな。」
と、納得。私は、外の小屋で、ワカメうどんを注文して海を見ながら、そよ風にあたっての食事。この後、フェリーで高浜港に向かい、2人の治療が待っています。ありがたいことです。興居島での治療で少しずつ変化が出てきました。鍼治療より、お灸の治療が増えてきて、8人中6人がお灸のみの治療でした。他の2人にもお灸治療をしましたのでお灸中心の治療といえます。その上、せんねん灸でセルフケアをする患者さんが増えています。お灸の文化が根強く残っている興居島ならではのことでしょう。
また、足のウラにある「失眠」というツボにせんねん灸をして、眠剤を飲まなくても眠れるようになった患者さんが現れました。
「先生、今度診療所に行ったとき、眠剤はお断りします。ホントに嬉しい!」
私も嬉しい!
指紋の渦中央部が、患者さんの頭皮から発する波動(叫びのような熱、冷気、色)を感じたところが、治療点。その治療点に爪で押圧した時、患者さんの診断点である膝に触れている反対の手の指紋の渦中央部が何らかの波動を感じたならば、間違いなくそこが治療点。
頭に鍼を刺して、30分ほどゆっくりしていただくのです。その間、患者さんとお話することが多くなります。患者さんのお話を伺うことが多くなりますが、私が積極的に話すことも多々あります。
「今世紀になって、筋膜って皆さん聞くきかがあるでしょう?筋膜って薄っぺらい感じのイメージですが、筋肉の中にソーセージのような筋肉があって、それにも筋膜があるんです。そのソーセージの中にも鉛筆のような筋膜があって、筋膜は立体的なんです。ちょうど、ヘチマタワシのような構造。ヘチマタワシの構造物は、セルロースでできていますが、筋膜はコラーゲンで出来ています。コラーゲンは電気を通すんです。」
「なるほど!」
「きっと、私の気は強いので、良く流れるのでしょう。その筋膜の流れが12あるんです、何とその流れが、古代から伝わる経絡(ツボ)の流れと一致するんです。ですから、ツボは一周遅れの最先端なんですね。」
こんな会話をしています。