「のぼさんの道」復元

先日、高校の先輩が読売新聞に1年にわたって掲載された「河之内通信」の最終回を持って来てくれました。そこには「のぼさんの道」復元へというタイトルがありました。その一部を記載します。

『東温市河之内地区には、白猪の滝(しらいのたき)や唐岬の滝(からかいのたき)などの名勝があり、四季折々、様々な表情を見せてくれる。実は、正岡子規や夏目漱石らが訪れ、いくつもの句を残した「俳句の里」でもある。今、子規らが歩いた道を特定し、「のぼさんの道」と名付けて復元しようと言う取り組みが、有志によって始まっている。』

『「のぼさん」は子規の幼名「升(のぼる)」愛称。林内会のメンバーらは、限界集落のまちおこしになればと吟行を楽しみ、マウンテンバイク(MTB)のコースとしても利用できる道づくりを思いついた。3月10日、惣河内神社の佐伯敦宮司(65才)地区でMTB事業を営む近藤哲平(49才)さんら8人が集まった。当時のルートを確認し、道の状態を把握するためだ。』

さて、これからどのような展開になるのか、私も林内会のメンバーです。お手伝いできることは、していきます。

花見

昨日は、松山城で花見宴会。
12名の高校同級生の集まりでした。松山に帰り開業して9年目、こんなに仲間意識の強い集団と出会えるとは思っていませんでした。

愛媛に帰って良かった!

松山東高校に入学して、最初の全校集会。そこで、井出生徒会長が、

「うちの運動会は、凄いですよ!東高校・・・・頑張っていきましょい!」

すると、後ろにいる2年生、3年生が、もの凄い声で、

「しょい!」

『何じゃコレ?!・・・・えらいとこに来てしもうた・・・じゃけど、おもろ!』

と感じたままが、昨日の宴会に!

37℃


何度も、何度も同じことををいっていますが、今回もいいます。食べ過ぎ、飽食が体温を下げ、体調を悪くしています。佐伯ただすという世界的な栄養学者(愛媛県西条市生まれで、松山中学卒業、私の先輩になります)が、1日3食を唱えたため現在これが当たり前になっています。ところが、太陽と共に起き、太陽が沈むと寝るような電気のない生活を送っていた時期には、朝から食事などしていなかったと思います。ちなみに食べ過ぎ、飽食とは無縁な1957年の成人の平均体温36.9℃、子供は37℃以上でした、

食べ過ぎると、血液が消化器系にばかり集まり、それ以外の大切な器官に血液がながれなくなり、機能が低下し体温が下がります。今回購入したマンガ本「口は天国からだは地獄 アイスクリーム編(医学博士 池川明、医学博士 真弓定夫監修)」の一部をご紹介します。

「人にとって最適な体温がどれくらいか知ってるかい?」
「36℃前後じゃないかなぁ?」
「残念! 正解は37℃なんだ。」
「 37℃! それって微熱じゃないの!」
「ところが人の体温は37℃で1番活動的な状態を保てるんだ。だから、健康を維持するには体温を37℃前後に保つのはベストなんだよ。」
「 37℃だと人の体はどうなるのか・・・細胞の新陳代謝が活発になる。免疫力が高くなり、病気にかかりにくい。腸内の善玉菌が活発に活動する。逆に体温が35℃台になると思考力や活動力が低下して、自律神経やホルモン分泌のバランスも乱れるんだ。しかも免疫力も下がるから、風邪を引きやすくなる。」
(中略)
「それに産婦人科医の立場から言わせてもらえれば、赤ちゃんを作るにあたってアイスクリームほど悪い食べ物はないよ。アイスを食べると胃や腸だけでなく子宮も冷やしてしまうからね。当然妊娠もしにくくなるんだ。アイスクリームはまさに冷えの招待状だよ。」

カラダを冷やす原因は、過食!

神道って?

最近のYouTubeを見ていると、神道がヨーロッパで称賛されているという動画に数多く出会います。やっと来たかなと思っています。

自然崇拝の神道をだれも否定することは出来ないと思います。

私の弟、佐伯敦が宮司をしている惣河内神社は、四国のど田舎にある普通の神社。この普通が、普通ではないのです。隣りには江戸時代初期藩主・加藤嘉明公の命で建立された金毘羅宮があり、荘厳な空間を作り出しています。

今後この地に、世界のあらゆる人々が訪れてくる気がします。

口は天国からだは地獄

医学博士・池川明先生と医学博士・真弓定夫先生監修による「口は天国からだは地獄 ハンバーガー編」を注文(その他にアイスクリーム編、チューインガム編も同時に購入)したのですが、届いて来ました。その一節をご紹介します。

「ヨーロッパは北海道よりも北にあるでしょう。だからアメリカ人の祖先は日本よりずっと寒い地域に住んでいたの。こういう地域は育てられる作物が限られてくるから、酪農と小麦が食の中心になってくるのよ。」

「ちなみに食べ物が違うと体の作りも違ってくるのよ。腸の長さ日本人平均7.6m、ヨーロッパ人平均5m以下。」

「腸の長さ以外にも次のような違いがある。日本人は、海産物を長年食べていたので、海藻を消化する酵素を持っている。ヨーロッパ人は、乳製品を長年食べていたので、乳を分解する酵素を持っている。」

『日本人は、海産物を長年食べていたので、海藻を消化する酵素を持っている』というのは、初めて知りました。海水で育った海藻は、陰と陽でいうと、強力な陽の食べ物になります。カラダを温めてくれる最高の食物を消化できる酵素がある日本人に生まれ、本当に幸せです!

相撲のテッポウ

この1ヶ月毎日、相撲の基本動作「テッポウ」を200回しています。やっていて分かったこと、

①これはすり足という下半身の動きが、上体に連動する日本人独特の所作であること。歩く時、足と手が同じ方向に連動して動く「なんば歩き」の元であると感じる。

②丹田の強化動作である。高麗手指鍼(こうらいしゅししん)という韓国の鍼治療では、写真のように手をカラダとしてとらえ治療していきます。これは、フラクタル構造(自己相似)という自然現象の一つと見ることが出来ます。すると、「テッポウ」で押している手のひらが、ちょうど丹田に当たるのです。この手のひらと、お腹の丹田が連動していることがよく分かります。

明日は、興居島!今日はこれにて、おやすみなさい💤

後頭部の痛み

「先生、やっと来れた・・・忙しゅうて・・・もう、いかん、フクラハギとカカトが痛うて・・・」

と2ヶ月ぶりの40才代男性患者Aさん。
いつものように、膝の診察をして頭に鍼14本。その中でも、後頭部にあるフクラハギの治療点に2本が、効いたようです。そこで、足ウラに見つけた治療点に鍉鍼(銀の棒)を押圧。すると、

「先生、そこ押すと頭の後ろが痛い!」

「後ろって、どこ?」

「あの、フクラハギに効くって刺したところ。」

「あああああーやっぱり、ここがフクラハギに効くんじゃね。」

と、患者さんに教えてもらいながら、新しい治療点を見つけています。

乾燥人参


ペンキを塗った缶に穴48個空け、腐葉土を入れ人参を育てました。この人参を乾燥させ、ミキサーで粉々にしたのです。ただ、葉っぱと根の部分の乾燥状態が違ったので、冷凍庫で保存することにしました。次回からは、葉っぱと根を切り離し、根も輪切りにして乾燥しなければならないと、分かったのです・・・・考えてみれば、当たり前なのですが、やってみないと分からないものです。そこで、生の人参と乾燥した人参、葉っぱと根っこどちらが、栄養素あるか調べてみました。

まず根っこ

『栄養も豊富で、ビタミンB1・B2・C、カリウム、食物繊維も多く含まれています。 カロテン類が豊富で、根菜類では唯一の緑黄色野菜に分類されています。にんじんは強い抗酸化作用を持つβカロテンの含有量が緑黄色野菜の中でも群を抜いています。 そのため活性酸素除去や抑制に効果的で生活習慣病の予防に役立ちます。 また、βカロテンは必要に応じてビタミンAに変換されます。 それによって皮膚や粘膜の組織を正常に保ち、結果的に美白・美肌作りと感染症の予防効果が期待できます。』

生と乾燥の栄養素の違い

『野菜を干すことで水分は蒸発しますが栄養素はそのまま残るため、生野菜よりも干し野菜の方が栄養価は高くなります。また、ビタミンDやビタミンB群、カルシウム、鉄分、ナイアシン、食物繊維などの栄養素は干し野菜にすることで含有量が上昇することが分かっています。』

次に、葉っぱと根っこはどちらが栄養価が高い?

『人参の葉っぱに含まれる栄養を、根の部分と比較したのでご覧ください。

可食部100gあたり
たんぱく質 カリウム カルシウム 鉄 βカロテン ビタミンE ビタミンC 葉酸

人参 葉っぱ 1.1g 510mg 92mg 0.9g 1700µg 1.1mg 22mg 73µg
皮なし人参 生 0.8g 270mg 26mg 0.2g 8300µg 0.5mg 6mg 23µg

人参の主な栄養を比べてみると、根より葉っぱのほうが含有量を多く含んでいることがわかります。
βカロテンは根のほうが多いものの、葉っぱも野菜の中ではトップクラスです。
栄養豊富な人参の葉っぱを、ぜひ料理に取り入れましょう。』

とあります。つまりは、人参に捨てるところなし!乾燥すればもっと良いという結論に達しました。

クスリ

私の患者さんだった方は、西洋医学だけを信じて医者の言う通り薬を飲み続けておられます。それは、その方の生き方なので医者でない私には、何も言えません。

ただ、その方は「ふらふらする・・・しんどくなる」と訴え続けておられます。それでも、薬を頼って飲み続けておられます。医学博士・真弓定夫先生監修のマンガ本 医者にいのちをあずけるな!〜クスリのムダと害〜の一節をご紹介します。

『「例えば その睡眠薬ですが、大箱にはこんな注意書きがあるんですよ」』

と、真弓先生が医者の立場から大箱に貼られた注意書きを紹介されます。

『連用により薬物の依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避ける事、本剤を継続する場合は、治療上の必要性を十分検討すること』

これは、睡眠薬ですが、それ以外のクスリに関して

『ほとんど全部です  コンスタン ルネスタ アモバン マイスリー リスミー デパス などの38種』

とあります。そのため、良心的な医師はクスリを出したがりません。またこのマンガ本では、依存性の問題が生じ、常習性のあるクスリを急に止めると『不安になる ドキドキする 手がふるえる 意識障害 ケイレン』などの禁断症状がでると指摘しています。

奇遇!

40才代の男性患者Bさん、左指に力が入らないことがあり、左胸部にも痛みがあるそうです。また、右首の張りが非常に気になります。病院に行っても異常なしとのことで、今回、初めての来院となりました。

1週間前から花粉症で鼻がヅルヅルしているので、オデコに2本置鍼。その後、頭への11本置鍼でそれぞれの症状が改善されました。初めての患者さんに鍼1本の効力を体感していただいたのが良かったようです。その後は、足に見つけた治療点を気持ち良く押圧したり、触れるだけの治療をしながら、少しずつ会話ができるようになりました。

「愛媛県って心疾患、特に男性は全国一なのを知ってます?」

「ええええっ、知らなかった!」

「でね、愛媛でも今治の男性が最も心疾患になっているんです。これはボクの偏見なんですけど、原因は焼き鳥・・・・造船業が日本一の今治では、鉄板で焼いて脂がジューシな焼き鳥を食べるんでしょう?ニワトリの体温は42℃、それが36℃の人間のお腹に入るとベタベタになりますよね・・・・だから、心疾患が多いと思うんです。」

「昨日のケンミンショーで、今治の焼き鳥を特集してましたよ・・・・」

「えっっっっっっ!そうなんじゃ・・・」

奇遇!