国家資格

 

整体、柔道整復師、接骨院、鍼灸院など、色々看板があります。

多くの人は、何が何だかよく分からないと思います。簡単にいうと、国家資格かそうでないかになります。

接骨院という看板を掲げている治療院は、国家資格を得ています。その資格を得ている施術家が柔道整復師です。鍼灸院は、鍼灸の国家資格を得ています。

ところが、整体という看板の元で施術をされている方は、上記の国家資格を持っている方と、そうでない方に分かれます。整体は野口晴哉先生という大天才が築き上げた日本独特の施術です。ところが、国家資格ではないのです。

私は、整体の世界について多くを知りませんが、優れた施術家が多くおられるのは分かっています。

これ以上は説明致しません。興味ある方は、インターネットで調べてみて下さい。

一本歯下駄

1週間前に、一本歯下駄を買いました。これは、優れものでバランス感覚を養ってくれ、インナーマッスルも鍛えると思います。歯はゴム底になっているので、室内を歩いて床を傷つけることもありません。ゴムがすり切れると、新しいゴム底と交換すれば良いので、一生使えそうです。チャットGPT からの引用が下記です。

① 体幹・バランス感覚の強化

  • 一本歯のため、立っているだけで常にバランスを取る必要があります。
  • これにより、**腹筋・背筋・足裏の筋肉(特に足指~ふくらはぎ)**が自然に鍛えられます。
  • アスリート(特に格闘家・陸上選手)もトレーニングで使用します。

② 姿勢の改善

  • 一本歯の高さがあることで、骨盤が立ち、背筋がまっすぐになります。
  • 猫背や前傾姿勢の改善に効果的。
  • 長時間立っても腰への負担が少なくなる人もいます。

③ 足裏感覚(固有感覚)の向上

  • 地面の傾き・重心の変化を敏感に感じ取るようになり、
    転倒防止や歩行の安定性がアップ。
  • リハビリや高齢者のバランス訓練にも応用されています。

④ 下半身の筋力アップ

  • ふくらはぎ、すね、太もも、足指がバランスを取るために常に働くため、
    自然と下半身の引き締め・筋力強化に繋がります。
  • 「ながら運動」で足腰を鍛えたい人に人気。

⑤ 血行促進・冷え性の改善

  • 足裏をよく使うため、血流が良くなり冷えやむくみの軽減に効果が期待できます。

⑥ 精神面への効果

  • 不安定な足元でバランスを取る感覚が、
    「心と体の中心を意識する訓練」にもなり、
    集中力向上・瞑想的効果を感じる人もいます。

定休日なし

看板が9:00~12:00 13:30~21:00となっていたので、本日、9:00~21:00に変更しました。当初は、9:00~12:00 15:00~22:00だったのが、9:00~12:00 1:30~21:00になり、現在9:00~21:00と変更。

9年前に開業し、手探りの状態から今の時間帯と変遷していきました。また、「定休日なし」と書いているのですが、「年中無休」と読む人が多いのです。定休日が特にないだけで、「臨時休業」はあります。今月も、千葉県幕張の関東鍼灸専門学校に刺絡治療の研修会参加のため、臨時休業でした。

さて、今日はこれから東温市での出張治療となるので、これから臨時休業となります。治療を受ける際は、予約電話をお願い致します。

天才・杉本練堂先生を解読

 

 

天才・杉本練堂先生を解読する。

先日、10才代の男子が寝違えで来院。色々治療し、そこそこの結果を残したのですが、ふと練堂先生の本を思い出し、肩甲骨下部を押圧してみました。すると、もっと効果が出ました。そこで、筋膜の教科書「アナトミートレイン」を調べてみると・・・分かりました!

アーム・ラインで説明できます。肩甲骨下部は、首にある肩甲挙筋につながっています。そのため、肩甲骨下部が緩むと首が緩みます。それだけでなく、デイープ・バック・ラインの小指側にある小指球筋の圧痛点に置鍼すると、もっと首が緩みます。また、首の前側の痛みにはスーパーフィシャル・フロントアーム・ラインの小指先の刺激で効果がありました。

今後、首痛にはこのアーム・ラインがポイントの一つと考え治療点を見つけようと思います。

ナス料理

今週は、患者さんからナスをたくさんいただきました。あまりの多さに料理の仕方が思いつきません。そこで、料理の得意な患者さんに相談したところ、

「コガラシにするといい。ナスを斜めに輪切りして、ビニール袋に入れ、お塩で揉むと、黒っぽいお汁が出てくるからそれを流します。カラシ、砂糖、お醤油に米麹を混ぜてからめると、保存食になりますよ。」

と、教えてくれました。幸い、米麹に代わる奈良漬用の麹を患者さんからいただいているので、それを使ってみました。

写真のように出来たコガラシ、冷蔵庫で眠っています。

もらい物で何とかやれていることに、心から感謝いたします。これからは、私がドンドン差し上げなければなりません。

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畑仕事

 

来年の畑は、カボチャとヒマワリだけにします。といっても、シソ、ミョウガ、フキは日陰よりのところから、自生してくれるので5種類の畑になります。冬は全く太陽が当たらないので、春まで畑は休んでもらいます。

冬でも太陽が当たる場所に、一斗缶を置いて野菜を育ててみるつもりです。そのための土作り・・・・発酵した鶏糞、バーク堆肥それに石灰を入れてしばらく置いて・・・何を植えるか、思案中です。

畑には、バーク堆肥を追加するので、たくさんのカボチャと、巨大ヒマワリが育つのでは・・・と想像だけはしています!一昨年の巨大ヒマワリは、3m85cm!

足の治療点3

 

足指の治療点の続きです。

指の内側に沿って図のように存在しています。解剖学的に筋膜の流れから考えると、ウラ側が効果的ですが、お灸をする都合上、足指表の内側で十分です。

また、お灸をすえる前に、施術者の爪を当てるだけで膝ウラがゆるむ事が数多くあります。今日は、ここまでです。

足の治療点2

足の第1趾(親指)が下肢の治療点と分かったので、第2~5趾が何の治療点になるだろ?・・・・・と、考えます。

そこでキーになるのが膝診です。膝診は、頸椎、胸椎、腰椎仙骨、脳の状態を診断するのですが、頸椎は膝の内側、胸椎は膝ウラ(膝窩横紋)、腰椎は膝の外側が診断点となります。

そこで、第2趾が頸椎、第3、4趾が胸椎、第5趾が腰椎の治療点であろうと推測し、患者さんの声を聞きながら数年かけて実験したところ、その通りでした。

明日は、興居島出張なので、このくらいにして早めに寝ます。次回に詳しく説明します。

足の治療点1

 

系統立てた治療点の列挙をする前に、どのようにして足の治療点を見つけていったかを時間軸とともに説明します。

山元式新頭鍼療法(YNSA)の見方で足の治療点を探そうと「ボーッ」とトンスケ(人体骨格標本)の足下を見ていると、親指(第1趾)の第1関節が「膝ソックリ」なことに気づきました。その次に第1中足骨が、膝下に見えてきました。そうなると基節骨が大腿部(太もも)になります。

YNSAでは、膝の治療点が、乳様突起の下にあります。乳様突起は膝の形によく似ています。また、胸部ソマトトープ(小さな人型)は、胸骨を体幹と見て全身の治療点を示しています。つまり、よく似ているというのは、治療点を見つけるキーになるのです。

このようなソマトトープ(小さな人型)が、足に存在する事を感じ、足の親指(第1趾)と第1中足骨を骨盤から足までの治療点ではないか、という推測で数年間検証してきました。結果、基節骨が大腿部、第1関節がソケイ部、中足骨が下腿部の治療点が存在することが、分かりました・・・・(つづく)