水仙

患者さんから、水仙の球根をいただきました。風通しのよい日陰に置くのが一番いいので、ガレージに写真のように吊り下げました。畑のヒマワリが咲き終わったら、水仙を植えるようにします。この可憐な水仙は毒があるので、気をつけなくてはいけません。下記をコピペしました。

『毒は水仙の葉や球根など全ての部位に含まれています。とくに水仙の球根には毒が多く含まれていて、球根の致死量は10g程度です。

球根を加熱調理しても毒の量は変化しないため、日頃からほかの植物の球根と間違えないように管理することが大切です。絶対に口に入れないように注意しましょう。水仙にはすべての部位に毒性が含まれるため、園芸作業の際は手袋をしておく方が安心でしょう。

土に毒性がうつることはありませんが、念のため素手では触らないことをおすすめします。

水仙の葉や球根の部分を食べてしまうことで、嘔吐や頭痛、発汗などの症状が現れます。症状が現れるのは食べてから約30分以内で、症状がひどくなると昏睡状態になることもあります。嘔吐して毒を全て吐き出してしまえば、重症化することはほとんどありません。

また、水仙にはシュウ酸カルシウムが含まれていることから接触性皮膚炎を起こす場合があるので、葉などに触れる際は十分注意しましょう。

水仙は人間には危険な植物であることが分かりましたが、実は危険なのは人間だけではありません。犬や猫などの動物も、水仙を口に入れてしまうことで中毒症状を引き起こします。猫は体が小さいので、水仙の球根などを少しかじっただけでも影響が大きく、場合によっては心不全になることもあります。

水仙を花瓶に入れて飾る方も多いとは思いますが、室内でペットを飼っている方は水仙をペットが届かない場所において管理する必要があります。万が一ペットが水仙を口に入れてしまった場合は、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。』