完全なる妄想

 

 

耳鳴り治療点を考える2

耳鳴り治療点は、耳の穴を中心にキレイな半円形を描いて存在します。これは、筋膜の中でも深部にあるデイープ・フロント・ラインという流れの終焉の側頭部にあります。

多分、山元式新頭鍼療法(YNSA)創始者・山元敏勝先生は、この美しい半円形を見て閃いたのではないか、と推測させていただきます。先生の感性、美意識は異次元なのであの形状を見られて、確信されたのではないかと思います。

耳は外界に触れなおかつ、デイープ・フロント・ラインと繋がりがある・・・・それならば、耳の穴から、当分に美しい位置の治療点がある・・・・と思われた・・・完全な妄想です。明日は、興居島絵を描いて寝ます。

耳鳴りを考える 1

耳鳴りに聞く治療点。

山元式新頭鍼療法(YNSA)では、しっかりとあります。耳中央部を中心に側頭部に円を描いた個所の圧痛を探し出すのですが、効きます。

なぜ、山元敏勝先生がこの治療点を見つけられたのか・・・先生が、天才だからなのです。

しかし、それでは前に進みません・・・考えます。

耳は特殊な器官、側頭部に穴を開けて脳中央部近くまで外気が入る構造になっています。こんな器官は耳だけ・・・今日はここまで、明日もう一度考えます。

感覚を磨く

感覚がどれだけ大切か。

やっと分かり始めました。感覚を磨くことが、良質の治療になるのです。山元式新頭鍼療法の創始者、山元敏勝(医師)先生の感覚に少しでも近づくこと・・・・・全くレベルが違う。この事実をしっかり分かった上で、無理せずやれる範囲でやればいいのです。

感覚を磨くには、趣味の「描く」なんです。

認定試験

(興居島出張で、IPad を忘れてしまい、IPad で描けずボールペンで描いた船中の目の前にあるもの・・・・ボールペン難しい・・・IPad 最高!)

 

 

10月27日に山元式新頭鍼療法(YNSA)の認定鍼灸師試験が東京であり、受けたのですが・・・1ヶ月以上経ったのに全く連絡がありません。たった2人の受験なのに・・・・

と、諦めていたのです。

しかし、今日「合格!」の連絡がありました・・・・・私にとって、1ヶ月が2ヶ月くらいに感じていたのですが、理事の諸先生方は多忙で、しかも生活圏が全く違うため、中々合流することが出来ない状態だったのだと思います。やっと、その機会を得ての検定だったのだろうと推測いたします。

愛媛県では、初めてのYNSA認定鍼灸師となります。これからもよろしくお願いいたします。

お灸って素晴らしい!

 


「先生、宅配の人が来て慌てて出て行ったら、転んでしもて膝打ってしもた。」

「あらら・・・そうなんじゃ、そしたら今日は、鍼しようか?」

「鍼は痛いけん、いかん。」

「そうか・・・分かりました。お灸をしましょう。」

ということで、足に見つけた膝の治療点3ヶ所に合計30壮。

「これで、どうですか?」

「・・・・・ホントじゃ、ようなっとる。まだ、強めに押したら、ちょっと痛いけど、ようなっとる。先生、ここにせんねん灸してもええん?」

「そうそう。」

「そしたら、印つけといて

ということになり、青マジックでしっかり3ヶ所印をつけて、お灸の効能を色々説明したのです。三陰交(さんいんこう)というツボにお灸をすると逆子が治ったり、妊婦の方はおへその周りにお灸をすると、首の坐った元気な赤ちゃんが生まれるとか・・・・ホントですよ!

描く楽しさ

久しぶりに目の前にある患者さんが座る籐(とう)のイスを描いてみました。描く感覚は、患者の治療点を見つける感覚と同じことが分かったので、ほぼ毎日絵を描くことにしたのです。やはり、描くことは楽しい・・・・その上、この感覚が患者さんのためになるのです。こんな素晴らしいことはありません。そうなると、毎日が楽しくなるのです!

全ては、気持ち!

 

山元式新頭鍼療法(YNSA)の治療を始めて、4~5年。初めて「これだ!」と感じたのです。気がつくと、もう70才が近づいています。しかし、これからなのです。これから、ますます大発見をしていきます。全ては、気持ち!

波動

最近の治療で感じる波動。膝の診断点を軽く触れ、頭部の治療点付近を中指で、頭皮から1cmほど上の空間から感じられる波動をを伺っていると・・・・・しっかり伝わってきます。その波動を感じると、膝の診断点に触れている指にも波動が伝わります。

こんなシンプルな現象を、やっと体得することが出来ました。山元式新頭鍼療法・創始者山元敏勝先生の感性がとんでもないレベルであることを、やっと実感出来ました。これからの20年が、私の勝負です!

嬉しい

今日は、興居島。8人の治療を終えて、15時40分。ちょっと休憩・・・・普段なら閉店のはずの、「島うどん」に営業中の看板が立っています。のぞいてみると、外国客4人が食事中。

「なるほど、店じまいの頃に駆け込んだんじゃな。」

と、納得。私は、外の小屋で、ワカメうどんを注文して海を見ながら、そよ風にあたっての食事。この後、フェリーで高浜港に向かい、2人の治療が待っています。ありがたいことです。興居島での治療で少しずつ変化が出てきました。鍼治療より、お灸の治療が増えてきて、8人中6人がお灸のみの治療でした。他の2人にもお灸治療をしましたのでお灸中心の治療といえます。その上、せんねん灸でセルフケアをする患者さんが増えています。お灸の文化が根強く残っている興居島ならではのことでしょう。

また、足のウラにある「失眠」というツボにせんねん灸をして、眠剤を飲まなくても眠れるようになった患者さんが現れました。

「先生、今度診療所に行ったとき、眠剤はお断りします。ホントに嬉しい!」

私も嬉しい!