
小学校6年生の男子患者C君。昨日午前中に、左足首を捻挫(ねんざ)してしまいました。そこで、お父様がインターネットで当院を探して、お二人で来院されました。
まず、氷水で患部を冷やします。「気持ちいい→ただ冷たいだけ」になると終了。
次に、歩いてもらいます。
「どう・・・・痛い?」
「はい、痛いです。」
「痛さを覚えておいてね。」
そして、膝診をして頭に1本鍼を刺すと・・・・
やはり、小学生。涙がこぼれそうになりました。
以前にも5年生の男の子を治療した時、泣くのが予想出来る雰囲気で、「お父さん!わ~ん・・・・」と泣かれたことがありました。結局、2本の置鍼でねんざと膝痛が治ったのですが、今回も、同じケースだと覚悟しました。
2本目で、決めないと大変なことになるので、痛いけど効く耳ウラを選択しました。小学生の感性は白か黒かがハッキリしています。耳ウラを丁寧に探っていると、痛い個所が1点見つかりました。仙骨の上方を治療する点です。そこに鍼を1本。
すると、C君の右肩が震え始め、大粒の涙が溢れ返ります。
「ごめんね・・・・痛かったな、ホントにごめんね。」
しばらくして、歩いてもらいます。
「どう・・・・痛い?」
「痛くないです。」
「ホントか?」
とお父様が驚きの声。
「うん。」
ということで、治療は終了となり、お父様には山元式新頭鍼療法(YNSA)の説明をしながら何とかC君が落ち着いてくるのを待ちました。そして、やっと落ち着き帰宅の途へ・・・・・罪悪感の残る治療となりました。C君ホントにごめんなさい。