モゾモゾ体操(その18)

モゾモゾ体操(その15)のバリエーション(そのⅢ)。

前回は、半眼で目線を追うと、内眼筋である毛様体筋が動き、カラダの可動域をアップすると書きました。今回は、もうワンランクアップの体操。

テーマは舌と目線。

カラダのど真ん中にあって、呼吸、飲食、会話など人生の根幹に関わる舌。

生まれた時、舌を思いっきり出して、呼吸を開始し、静かに舌を引っ込め終焉を迎えます。

舌骨というカラダの中で唯一関節を持たない骨から生まれ、口の中を右往左往する筋肉の塊が舌(この舌にこだわって、言葉を並べて行くと、本題からそれるので、省略)。

今回は、もう少しこの舌を体操の中心に置いてみます。

仰向けになり、両膝を立てて足を開きます。左手はお尻の下、右手を立てて中指を軸として小指を外側に回します。ここまでは、前回と同じ。

肘→肩甲骨→まで連動してきた時、舌を意識しましょう。舌がソマトトープ(小さな人型)だと思い、カラダと同じように渦巻きの動きを作ってみましょう。

特に、舌の先端が両目の間に向かうようします。そして、舌の先端を半眼の目で見つめるようにします。すると、半眼の弥勒菩薩(みろくぼさつ)が、歌舞伎のおおみえをきった感じになります。

この状態が可動域マックス。

だと、感じています。一度試してください。ただ、人前でするのは、ご遠慮ください❣️