正しいハンドルの握り方見っけ!

自動車教習所でハンドルを、10時10分の位置で握るように教わりますが、あれは間違いだと思います。F1レーサーがハンドルを10時10分の位置に置いて、猛烈なスピードに耐える事が出来ません。何故なら、脇が空いて余分な腕力を使ってしまうからです。究極のスピードレーサーが持つハンドルの角度こそが、正しい角度です。長距離トラックの運転手も同様に脇を締めてハンドルを持たなければ、簡単に肩こりになってしまいます。角度は3時43分位になるでしょう。

操体法の教えに重心安定の法則があり、「足は親指、手は小指」を使うことを説いています。「足は親指、手は小指」には解剖学的にも納得できる事があります。足の母趾球の中足骨頭には2個の種子骨があり、末節骨の鍵状先端と2等辺三角形を作り大地をしっかり蹴ることが出来ます。同様に手の小指側の手首近くには、有豆骨(ゆうとうこつ)、有鈎骨(ゆうこうこつ)という豆状とカギ状の骨が小指末節骨の鍵状先端とからんで物を持ちやすくしています。

最近、この小指側のこれらの骨を使って最も効率よくハンドルを握る方法を見つけたので、お教えします。非常に簡単です。力道山が空手チョップで相手の首に当てる個所に有鈎骨(ゆうこうこつ)、有豆骨(ゆうとうこつ)があります。この部分をハンドルの3時43分に当たる部分へ乗せるだけで、ハンドルがしっかり手に引っかかり安定します。後は、軽く軽くハンドルを握るだけです。脇も自然と閉まり全く力むことなく運転出来ます。

騙(だま)されたつもりで1度お試し下さい。