ヒマワリがグングン育ってきたのですが、これから花が開くまでに、1度追肥をする必要があるようです。調べていくと、花壇に直植えのヒマワリには、化成肥料がよいとありましたので、化成肥料を調べてみました。
『化成肥料は、肥料や肥料原料を造粒または化学的に加工して作られたものです。名前に化成とつくことから、原料も人工の物質だと誤解されがちですが、化成肥料の原料は空気中の窒素やリン鉱石、カリウム鉱石、一部の有機肥料など、自然界に由来する物質です。通常、販売されている化成肥料には、窒素・リン酸・カリウムが、それぞれどれだけ含まれているかが表示されています。三つの成分合計値が30%未満のものを「普通化成肥料」、30%以上の物を「高度化成肥料」と呼びます。
化成肥料の役割
化成肥料を使う場合、多くは短期間で土に養分を補うために利用します。ただし、化成肥料の中には、窒素を水に溶けにくい形にし、ゆっくり溶けて窒素の肥効が長続きする「IB化成」のような肥料もあります。また、化成肥料の表面を半透水性もしくは非透水性の膜でコーティングし、効果がゆっくり出るように加工した「被覆複合肥料」もあります。』
『化成肥料のメリット・デメリットをまとめると、一般的には次のようになります。
<メリット>
・粒の形や大きさが均一で成分も同じなため、施肥量を管理しやすく、むらなく散布できる
・植物の生育に欠かせない3要素がバランス良く含まれていることが多く、扱いやすい
・失敗することが少なく、初心者でも安心して扱える
・高度化成肥料の場合は、普通化成肥料に比べて散布量が少なく、作業時間も大幅に短縮される
・工場で大量生産されるため、安価で手に入りやすい
・有機肥料と違って、においやガスの発生がない
<デメリット>
・有機肥料のような土壌改良効果はない(堆肥等を併用し、土壌の有機物を維持する)
・高度化成肥料の場合、均一にまくのが難しい場合がある
・有機肥料に比べて、過剰使用によって根が傷む肥料やけが起こりやすい』
これで、化成肥料に対する偏見がなくなりました。後日、購入し早速撒(ま)いてみようと思います。