河原の砂利道を歩いていると、足底に痛みを感じ思わず、無意識のうちにカラダが勝手に動きます。これは、ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「屈曲反射」の解説によると、
『四肢の皮膚を傷害を起すほど強く刺激したとき,その部位の屈筋が収縮する反射をいう。 四肢をもつ脊椎動物の基本的な反射形式の一つ。 ... この反射は危害から逃れるのに役立つので,逃避反射,防御反射,侵害受容反射とも呼ばれる。』
とあります。そのメカニズムはややこしくて説明出来ませんが、ごく自然な自己防衛反応だと考えます。この状況にしばらく身(み)を委(ゆだ)ねておくと、カラダが勝手に歪(ひず)みを取りなががら健全なベクトルへと向かって行きます。これを操体法で「無意識の動き」とか「自発動」と呼んでいます。
今回は敢(あ)えて、やや不安定な状態を作って「無意識の動き」が生じやすくなるセルフケアの方法を考えてみました。私は、長年操体を学び実践しているため「無意識の動き」が生じやすいカラダになりました。そのため勝手にカラダが動き出すのですが・・・・興味ある方は、挑戦してみてください。
ポイントは、ブルースリーの名言「考えるな、感じろ!」です。