山元式新頭鍼療法(YNSA)の認定試験を受けるため、今月末までに、35症例をまとめ上げなければなりません・・・・・出来るかどうか・・
で、ゆっくりと症例を見直す機会が出来ます。よくよく見直すと鍼が嫌いな中学生が、2年間、鍼以外の治療を受け、ついに鍼治療を覚悟。結果が出たため・・・・・今は、鍼灸師を目指して勉強している・・・・・という、事実。
ちょっとしたドラマですね。
山元式新頭鍼療法(YNSA)の認定試験を受けるため、今月末までに、35症例をまとめ上げなければなりません・・・・・出来るかどうか・・
で、ゆっくりと症例を見直す機会が出来ます。よくよく見直すと鍼が嫌いな中学生が、2年間、鍼以外の治療を受け、ついに鍼治療を覚悟。結果が出たため・・・・・今は、鍼灸師を目指して勉強している・・・・・という、事実。
ちょっとしたドラマですね。
本日は、興居島で8人治療。そのあと、帰ってきて2人治療。私にしては、非常に多い患者さんですが、5年前宮崎の山元病院で山元式新頭鍼療法(YNSA)の創始者・山元敏勝先生の治療を見せていただいた時、患者さんは全国から来院され、午前中だけで17人の治療をされておられました。少ない置鍼で効果をあげる治療・・・・・桁外れです。
少しでも近づこうと思います。
「触れないからよく感じる」ということが分かるようになりました。どうやら、カラダの痛い個所は、「痛い」という波動を出し続けているようです。それを私の指先にある指紋の渦中心部が感じ取るようです。それを感じ取った私のカラダは、患者さんの診断点(例えば、膝のウラ側)に軽く添えた私の指まで「痛い」という波動を伝えているようです。
診断点に添えた私の指が患者さんの反応を素早くキャッチします。私のカラダが患者さんの「痛い」という波動を伝えた瞬間なのでしょう。面白いね!
山元式新頭鍼療法(YNSA)の学会から認定される鍼灸師になるために、症例の発表や試験があります。その試験を受けるには、臨床経験が3年以上必要となります。私は4年目を迎えているので、今年受けることにしました。
四国では、香川在住のお医者さんが1人認定されているだけなのです。YNSAの普及のためにも、今年認定試験に合格するように励みます。
今月末までに、症例報告書をしっかり35例書きあげ、10月の東京での学会終了後、テストを受け、合否が決まります・・・・ここまで、書いたので・・・前進あるのみ!
「OKグーグル、タイマー30分お願いします」
と言って、置鍼(鍼を頭に刺すことです)してからの時間を機械にお任せしていたのですが、最近、上手く働いてくれません。そのため、グーグルに頼らず「適当30分」でやっているのですが、その方がいいように感じ始めました。
この30分は、患者さんがゆっくり過ごす時間。たとえ15分でもゆっくり過ごせれば、効果がある様に思います。必然的に多くの患者さんは、私と会話をすることになりますが、お疲れ気味の患者さんは、ベッドでゆっくり休んでいただきます。頭に置鍼すると、血流が良くなり眠気が襲ってくるので、置鍼後のお昼寝を楽しみにしている患者さんも、かなりいらっしゃいます。
また、話好きの患者さんには、私がしっかり話を伺うようにします。患者さんの話がやはり面白いのです。私の知らないことをドンドン教えてくださいます。
「私の息子は、50才になるのだけど・・・・ずいぶん昔から、1日1食にしているのよね。それで、頭に白髪が一本もないの!真っ黒。
「ううううん、凄いな!・・・・そういえば、ボクも1日1食にしてから、白髪が少なくなって黒髪がずいぶん増えた!胃や腸に行く血液が少なくなって、その分、頭に血液がたくさん行っとるんじゃろうね・・・きっと!」
などと、気づくことが多いのです。いい仕事にありつけました!
なんと、「紫雲膏」が300円も値上がりました。980円→1280円・・・・もう、限界です。
紫雲膏の成分であるシコン(ムラサキという植物の根)が、取れなくなって来ているのでしょう?何せ、ムラサキは絶滅危惧種になっているのですから。
そこで、友人から頂いた蜜蝋を精製して、紫雲膏モドキを作る覚悟ができました。今、YouTubeで蜜蝋作りを勉強しています。純度の高い蜜蝋をどう作るかがポイント。
紫雲膏モドキを作って、お灸をする際の皮膚とモグサの緩衝剤・・間接的なお灸治療をするのです。出来た暁(あかつき)には、ご紹介いたします。
今日は、朝から夜8時まで仕事ができました。ありがたいことです。
1日1食の生活をしているので、昼休みを必要としないのです。12時(正午)が来ると昼食という生活ではないので、連続して患者さんを診ることが出来るのです。
ですが、明日の日曜日は、治療予約無し。
この現実を楽しんでいます
「今日は、問題あり!左肩を上げると痛い。」
普段は、健康管理で週1回来院されている60才代の男性患者Cさん、五十肩ではないようです。肩はスムーズに上がります。ただ、痛みがあるのです。
「そうですか・・・・そしたら、お尻に鍼を刺しましょう。」
「ええ?お尻・・・・」
「そうです。肩の三角筋は、お尻の筋肉と対応していて、お尻の筋肉がゆるむと、肩の三角筋もゆるむんです。」
ということで、お尻に9本置鍼。
「どうですか?」
「・・・・痛くない。」
Cさん、イスに座りパソコンと向き合うことが2~3日続いたようです。それが原因で肩が痛くなったと考えられます。お尻がゆるむと、肩がゆるむってよくあります。
大柄のカラダを絞っている10才代のスポーツ男子A君。腰に痛みを感じて来院されました。以前に比べると15kgも体重が減ったそうです。
「どうやって、そんなに体重を減らせるの?」
「特に何もやっていません。普通に練習してたら減ってきました。」
「練習が厳しんじゃね。」
「はい!」
そんな会話をしながら左右の膝診をすると、腰椎2番~4番に圧痛点がありました。そこで、半年前に見つけた頭の治療点に置鍼4本。
「はい、これで腰どうですか?」
「・・・・痛くないです。」
「もうちょっと、腰をそらして・・・これで、どう?」
「痛くありません。」
「う~ん、そうか・・・じゃあ、いいか。」
ということになり、硬式ボールを床に置いて、
「あのね、仰向けになって肩甲骨あたりの痛いところ・・・探して、あった?そしたら、そこにボールを上手に当てて、痛気持ちいいところを見つけて・・・・どう?気持ちええ?」
「はい、気持ちいいです。」
と、自力自療の方法をお教えして終了。たった4本でしかも基礎治療(背骨を整える治療)で腰痛が無くなるなんて、若いって素晴らしい!
今日は、興居島出張治療。
明日から明後日にかけて台風がやって来そうな気配・・・・ただ、愛媛県は、石鎚山という霊峰があるため、台風の被害が少ないのは確かです。雨はパラつくものの、無風状態。台風接近の雰囲気はまだまだありません。
患者さんがいつの間にか、9人となり本日はそのうちの8人の治療。1人1時間以内で、朝8:00~16:00まで続けての治療となります。
「先生、姉がお灸がええゆうて言うんです。お灸してから、夜よう眠れてトイレで目が覚めんようになった言うんです。ほじゃけん、あんたもやっておもらい・・・って、姉が言うんです。」
「そしたら、今日はお灸だけにしましょか?」
と、本日の治療方針が決まりました。お姉さんは幼い頃からお灸をしてもらい育ったようで、手足にお灸の跡が白くたくさん残っています。ここにも、日本で最もお灸が盛んだった愛媛県が、色濃く反映されています。手作りのモグサの話をしていると、
「先生、そういえばここ(興居島)で、線香を作ってた所があって・・・・お寺の下のお店で売ってましたわ。」
「ええええっ、すごいな・・・」
と、自給自足的昔生活を、思い浮かべ・・・・ふっと私が幼いころ、「四国は、他のところより何でも遅れとるけん・・・・それで、ええんよ!」と思っていたことが頭をよぎりました。凄いぞ四国!興居島!