運転中に電話

5月12日は、父親の命日。昨日、弟の宮司が父親の30年祭を見事に司りました。準備が大変だったと思います。もし、私が宮司になっていれば・・・・とても、出来ません。弟に心より感謝です。

実家からの帰宅中、突然の電話、停車して。

「はい、あじさいの杜鍼灸院です。」

「以前お世話になったAです。腰が痛い知り合いを診てもらえないでしょうか?」

ということで、20時30分の予約となりました。Aさんの知り合いB(男性)さんは、右の腰痛と右股関節痛で右膝を上げるのが難しい状態です。そこで、膝診をして頭に置鍼をします。これは背骨の調整をして、自律神経を整える基礎治療。次に首診(内臓の状態を診断します)で、右消化器と右大腸の2本を頭に置鍼。

「これで、どうですか・・・・右膝上がりますか?」

「・・・・・・あれ?上がる!今まで全然上がらんかったのに・・・・どしたん、これ?」

 Bさんは、40才代で飲食業を営まれており、8時間くらい立っちぱなしの生活をされています。2日前には、39.2℃の高熱がありそれに伴い、腰に違和感を覚えたそうです。ということは、「内臓を整えると腰に効くのでは?」というあまり根拠のない思いが浮かんできたので右消化器と右大腸の2本を頭に置鍼したのです。結果、ずいぶん良くなったので、もう一本右側頭部に置鍼して鍼治療は終了。

次は、足に見つけた(開拓中というのが、正しいかもしれません)治療点に鍉鍼(銀の棒)押圧と、お灸をしながら、世間話をして右膝を上げてもらいました。

「左より上がるようになった!」

めでたし、めでたし!