腰椎分離症で、3ヶ月静養が必要とされた高校生A君。1週間前から通院して、今回で4回目です。最初の2回は、左腰痛に対応する、左肩甲骨周辺の圧痛点に、置鍼する治療を中心に行いました。治療で痛みがなくなるのですが、翌日は痛みが再発するということが続きました。
そこで、3日目は全く違う治療をすることにしました。頸椎6番と7番の左側面の圧痛点に中指の指紋がある場所を軽く触れるだけの施術です。治療後の痛みが10→5になったそうです。
「この治療では、翌日がもっと良くなることもあるので、経過を教えてね。」
と、言って3日目の今日を迎えました。
「調子はどう?」
「痛みは全くありません。」
「・・・・うん?どんな感じで?」
「少しずつ、良くなって、今は痛くありません。」
「そしたら、前回と同じ方法でやろう!」
と、頸椎6番と7番の左側面の圧痛点に、中指の指紋がある場所を軽く触れるだけの施術を行いました。A君は、気持ちよさそうに40分ほど眠り、終了となりました。
次回はどうなっているのか楽しみです。