鍼が強すぎる。

「先生、先生の鍼強すぎて、翌日はダルなって休まんといかんのです・・_そのあとは、良えんで・・・しばらく来んかった(当院に)でしょう!」

来院された姿が、達者な口ぶりとは裏腹に、ギクシャク。

これは、操体法で施術するしかないと感じました。確かに最近の私の鍼は、強力なようです。そのため、本数を減らすように心がけています。60才代の男性患者Aさんは、屋根の修理で不安定なポジションを取っていたので、体全体が緊張していて、歩くことも大変な様子です。奥のベッドで、仰向けになってもらいましたます。

そこで、「おかしいな?」と感じるところから、触れていきます。そこには、必ず圧痛点があります。その部位を気持ちよくほぐしていきます・・・そんな時間を過ごしていると、Aさんのカラダが勝手に元に戻ってきます。

あとは、後頭部を私が、軽く両手で包み込んでゆっくりしてもらいます。

今回は、これで終了・・・・鍼以外でも治療できます。