天才・杉本練堂先生を解読

 

 

天才・杉本練堂先生を解読する。

先日、10才代の男子が寝違えで来院。色々治療し、そこそこの結果を残したのですが、ふと練堂先生の本を思い出し、肩甲骨下部を押圧してみました。すると、もっと効果が出ました。そこで、筋膜の教科書「アナトミートレイン」を調べてみると・・・分かりました!

アーム・ラインで説明できます。肩甲骨下部は、首にある肩甲挙筋につながっています。そのため、肩甲骨下部が緩むと首が緩みます。それだけでなく、デイープ・バック・ラインの小指側にある小指球筋の圧痛点に置鍼すると、もっと首が緩みます。また、首の前側の痛みにはスーパーフィシャル・フロントアーム・ラインの小指先の刺激で効果がありました。

今後、首痛にはこのアーム・ラインがポイントの一つと考え治療点を見つけようと思います。