

オステオパシーの治療を受け、頭部最下部にある蝶形骨が重要な骨であることが、分かりました。蝶形骨は、蝶々の形をした側頭骨や後頭骨と接合しています。そのため、蝶形骨がわずかに動くだけで、頭部に影響を及ぼします。また、蝶形骨の
上には脳幹という生命維持装置があり、下はヤジロベーの支点のような鞍(くら)がありバランスを保っています。
よく考えてみると、仙骨と尾骨自体、ヤジロベーのように見えます。それに腰椎、胸椎、頚椎が乗っかってバランスをとっているのが、人間です。そこで、この大切な蝶形骨を微妙に動かす操体法が出来ないだろうかと、色々人体実験をして、やっと「蝶形骨ヤジロベー操体法」ができました。この操体法を3部に分けて、ご紹介いたします。
①仙骨、腰椎の調整
仰臥位になって足を肩幅に広げます。左右の足を内側にねじって、ねじりにくい足をそのままにして、反対の足のカカトを第4指と第5指の間に置きます。下の足が外側に回ろうとするのを、上の足が食い止めると、わずかな動きが徐々に上へと伝わって蝶形骨あたりにまで来ます。手は軽く骨盤に当てておくといいでしょう。気持ちいい感じがあればそれを味わうだけで正中線が整います。(つづく)