7年前から、左母指球に痛みを感じるようになり、病院では、亜脱臼していると言われた40才代女性患者Bさん。
合谷診(人差し指と親指の間の触診)で左上腕診を選択すると、この上腕診では、頸椎に対応する箇所が反応しました。そこで、おでこの中央部の生え際A点の圧痛点に置鍼し、左上腕の圧痛点がなくなる事を確認します。
左上腕の圧痛点が消えると、頸椎の左側が緩んでくるのです。
それにしても、この原理を発見された山元敏勝先生の偉大さに、ただただひれ伏すだけです・・・・山元先生は、本当に凄い‼️。
Bさんは、左母指球が痛いので、そこに対応する左耳の斜め前上の圧痛点3カ所に置鍼。
「あれっ、母指球の痛みがなくなりました・・・あとは、ここですね~」
Bさんは、母指球から人差し指に向かうキワ(イラスト参照)を指さしました。これに対応する同側の足の親指(イラスト参照)に7本置鍼しました。
来られた時は、ギブスをされていましたが、左親指の可動域が普通になったので、ギブスをしないで帰られるBさんでした❗️