東京の吉祥寺で開業医をしておられる真弓定夫先生の「空腹健康法」という小冊子。
これはマンガで分かりやすく説明しています。その一コマを載せます。
『順序としてまずは空腹と健康の関係についてお話しましょう。健康の第一の基本は入れることよりも出すことです。
そういう能力が1番高いのが生まれたばかりの赤ちゃんです。産声と言うのはお母さんのお腹の中にいる間に肺の中に溜まったものを全部出しているわけですよ。息を吐いてから吸うから呼吸なんです。吸呼じゃないんです。
なるほど確かに出す方が先ですね。
それから◯◯ちゃんも生まれた後で真っ黒い胎便が出たでしょう。
はい胎便を出してから母乳を飲ませました。
そのように出してから入れると言う事は非常に大事なことなんです。
昔の日本では必ず家族は一緒に朝食を摂っていました。その時におじいちゃんが子どもたちに「朝食を摂る前に必ず排便をしなさい」と言っていたんです。
極端に言うと昔は便を出さなければ食事をさせませんでした。だから便秘なんかあり得なかったんですよ。
(中略)
サーチュイン遺伝子が働き、全身の細胞が活性化し少食でも元気と力が出るんです。
そして誰でも身体年齢と見た目年齢が若返るんです。
人間でも動物でもサーチュイン遺伝子のスイッチをオンにするためには、少食空腹になれば良いんです。
昭和20年以前の人たちは、お腹が空きサーチュイン遺伝子のスイッチがオンになってからしか食べなかったんですだから健康だったんです。
サーチュイン遺伝子とは
サーチュイン遺伝子は1999年に米国のマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ博士により確認され、全世界の医療関係者から注目されました。サーチュイン遺伝子は長寿の人だけが持っているわけではありません。すべての人がサーチュイン遺伝子を持っているのです。だからサーチュイン遺伝子を活性させると誰でも健康なまま長生きできるのです。100歳でも元気で若いそれも夢では無いのです。
サーチュイン遺伝子のスイッチがオンになるとすべての臓器の老化劣化のスピードが遅くなるのです。サーチュイン遺伝子はいろいろな病気の発症を抑えてくれるのです。
その結果、脳、血管、肌などの様々な器官の若さと健康が保たれ寿命が延びるのです。私たちもカロリー制限をして腹7分と空腹感でサーチン遺伝子のスイッチをオンにすれば、見た目年齢も身体年齢も、人が驚くほどの若さ得ることができるのです。』
空腹の気持ちよさを味わうのが、私の生活の真ん中にあります。