昨夜は、私の尊敬して止まない小名木善行先生の講演が松山市コミュニティーセンター(通称、コミセン)でありました。小名木先生のプロフィールは、「昭和31年1月生まれ、国史啓蒙家、静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり 」
とあり、戦後GHQに占領され身も心も骨抜きにされた日本にもう一度、原点に返って日本を見直そうと訴えられています。
コミュニティーセンターのエレベーターに乗り、3階でドアが開いた瞬間、小名木先生が立っておられ・・・・・「ビックリ!」。私のビックリ顔が小名木先生に映ったのか、小名木先生も目をパッチリのビックリ顔をされて一瞬お互いに氷ついてしまいました。その次、シドロモドロの歩きで会場に向かうも、エレベーターで同乗していた女性に、
「小名木先生いらっしゃいましたね!」
と声をかけると、
「私、握手してもらいました!」
「あああああ・・・・」
そこで、私も絶対握手してもらおうと心に決めたのです。私が1番前の席に座っていると、小名木先生がわざわざお越しくださって、
「ようこそお越しくださいまして、ありがとうございます。」
とお声掛けをしてくださいました。ありがたいことです。講演が始まると、
「ここ松山には、いつ頃から人が住んでいたかご存知ですか?」
と、質問から入られました・・・・全く分からないので、会場は静かなままです。
「2万年前からです。」
と、小名木先生が自ら解答されました。2万年前というと氷河期で地球の地表は、2000mの氷河に覆われ水分が地表にあるため、現在より海面が140m低くなっていた時期です。この時期はユーラシア大陸とアメリカ大陸が繋がり、寒流が下りて来ませんでした。そして赤道付近から暖流の黒潮が流れて来たので、中国大陸、沖縄、日本が1つとなって住みやすい地域となっていたのです。もうその頃に沖縄を中心として稲作が始まったようです。それが、中国や日本に普及したといわれています。(明日に続く)