宝島

 

高浜港8:08出航→興居島由良港8:23入港。泊(とまり)港10:05出航→高浜港10:20入港という短い船旅。往復500円、高浜港の駐車場で駐車代300円→合計800円の2時間旅となりました。気分転換に最高です。あじさいの杜鍼灸院から、高浜港まで13分。こんな身近に素晴らしい島があったなんて!天気は最高、海のブルーと空のブルーに包まれて、画家のゴッホが憧れた日本の景色を体感した感じです。

毎日、鍼灸院に籠(こも)って仕事をしていた私。松山市の宝島に800円旅行をみっけ!

患者さんが教えてくれました

治療方法は、患者さんが教えてくれます。今日も新しい方法を教えていただきました。「上腕診に替わる膝の診断方法」と題して11月19日(日)にYNSA学会で膝診を発表します。しかし、この方法の一部を訂正しなければならないと分かったのです。この発表は、もうすでにに動画で学会に送っており、動画自体を訂正することは出来ません。そのまま、東京の会場とリモートで参加される方々に見ていただきます。

動画終了後、新たな方法をお伝えしないといけないと思います。そのため、発表後の質疑応答の時間が少なくなることが必至となりました。事務局に早速連絡するようにします。

発表

足に見つけた手や前腕の治療点に、2日間で3人に軽く指を触れるだけの操法を行いましたが、非常に効きました。この治療点の発表には、あと1年時間をかけてじっくり研究する必要があります。ただ、芸術系の大学を卒業した頭で、そんな事ができるかどうか心配です。

来月19日のYNSA学会で「上腕診に替わる膝の診断方法」という12分の動画を音楽グループのメンバーに作ってもらい、発表します。私は東京まで行かなくてもリモートでその後の質疑応答に答えることができます。当初は東京に行くことを考えていたのですが、経済的なことを考慮してリモートでの参加にします。

今日も、右肘痛が半年続いている50才代の男性患者Aさん、自宅で週に5回は筋トレをしているそうです。仕事で重い物を運ぶことも多いそうです。頭にある山元式新頭鍼療法(YNSA)の治療点に置鍼すると、来院時、10の痛みが3~4になりました。次に足に見つけた治療点へ軽く中指指先を置く操法を3分、これを2回。次にお灸を7壮すると、来院10→1になりました。

これをどのように発表しようか?と、悩んでいます。

のボール野球

 

ねんりんピックが、愛媛県で開催され、そのプレイベントとして「のボール野球」のお披露目がありました。それに私もファーストの守備で参加しました。昨日の午前10時から、約10分間くらいのものでした。この「のボール野球」とは、アメリカからやってきたベースボールを、我が母校(松山東高等学校)の母体である松山中学を卒業した正岡子規が、故郷の松山で紹介したプレーを復元したものです。

この復元を提案実行したのが、私が松山東高等学校野球部に在籍していた時の監督、稲見達彦氏です。稲見監督の情熱で、当時のバット、グラブ、ボール、ユニフォームなどを復元し、ルールを研究し「のボール野球」が完成しました。

復元したルールから読み取れるのは、打者優先。打者が「ハイボール、フェアボール、ローボール」の高低を要求でき、要求通りのボールが来なければ、ボールとなります。また、フォアボールではなく、ファイブボールなので、ヒットを打つ確率が上がります。ピッチャーは、下から投げ、打ったボールをワンバイトでとるアウトになります。

このルールが子供用に普及したのが、「ロクムシ」だろうと思います。このルールを説明するとややこしいので、割愛しますが、私が子供の頃の遊びのほとんどが、「ロクムシ」でした。

それにしても、楽しいひと時でした。関係者の方々、本当にありがとうございました。

ワラの龍

昨日は、実家の神社の下にある公民館で、藁(ワラ)による龍作りに参加しました。作り手が頭作りと胴体作りの2組に分かれているようです。私は胴体作りに加わりました。円周32cmの胴体から徐々に小さくなって尻尾になる1体が12m。これを3体作り緩やかに三つ編みをしていくという構想です。

今回は、その1体作りとなりました。私は13:30くらいから参加し、17:30くらいの4時間の手伝いでした。地元の人たちと昔話や、世間話をしながらの楽しい作業でした。過疎化していく山間部が頑張ることが、日本を支えることになると思っています。時間がある時は出来るだけ、参加したいと思います。

それにしても、疲れた・・・皆さんが、お元気なのに驚きました。

内側側副靱帯

  

40才代の男性患者Bさん。左腰、左肩、左足首内側、右肘が痛くて来院されました。週に1~2回のペースで治療を受け、右肘以外は順調に良くなりました。高校、大学と野球に没頭し、現在もソフトボール、硬式野球、軟式野球をしておられます。全身が筋肉の固まりのガッチリした体躯の方です、と以前ご紹介した患者さんから色々なことを教わっています・・・・の続きです。

今回は、Bさんの肘。右肘C点(右のひたい)、右ソマトトープ(右頭頂部から少し後ろ)、Iソマトトープ(右側頭部)にそれぞれ1本ずつ置鍼をしました。今回は、右脚の外側の弓状膝窩靱帯の圧痛点を探り、0.16mmの直径の鍼を4本置鍼、雀啄(じゃくたく→鍼を刺してから、スズメがエサを食べる様に何度も上下に動かす方法)をすると、肘の痛みが全くなくなりました。

この治療法は、肘の内側側副靱帯と膝の弓状膝窩靱帯が、共に小指側に位置しているためにに出来る治療法です。肘の内側側副靱帯が損傷していると、膝の弓状膝窩靱帯にも緊張した個所があり、そこが緩むと肘の内側側副靱帯も緩むという現象が起こるのです。カラダは常に治ろうとしているので、最終的には、この治療を継続して行けば、自然治癒すると考えます。大谷翔平選手も、この治療法を継続しておれば、オフシーズンで内側側副靱帯も完治するのではないかと思っています。

野球談義5

バッターボックスに立つ姿勢は非常大切で、その姿を見るだけで、いいバッターかそうで無いかが大体分かります。40年以上野球をやっていないので妄想で喋るのですが、立ち姿は大切です。そこで、今思うと、いかに脱力した姿勢をしているかが大切。

宮本武蔵は、四方八方からくる相手に対して、踵(かかと)重心の姿勢で臨みました。この姿勢こそ脱力の集大成だと思っています。そのため具体的にするのは、つま先をあげることです。つま先をあげると重心が踵にかかります。その状態でボールを待ち、ここだと思って瞬間、足の母指球に力を入れればいいのです。

これは、きっといい打法・・・・と妄想しています

野球談義4

40才代の男性患者Bさん。左腰、左肩、左足首内側、右肘が痛くて来院されました。週に1~2回のペースで治療を受け、右肘以外は順調に良くなりました。高校、大学と野球に没頭し、現在もソフトボール、硬式野球、軟式野球をしておられます。全身が筋肉の固まりのガッチリした体躯の方です、と以前ご紹介した患者さんから色々なことを教わっています。

その前に、Bさんの左腰、左肩、左足首内側、右肘の痛みですが、ずいぶんと良くなり、今日は背中から腰にかけて特に右側に張りが気になるたそうです。そこで、右耳の外側と内側に1本ずつ2本の鍼を刺しました。

「これで、どうですか?」

「・・・・・あれ?ゆるみました・・・・不思議ですね。」

ということで、今回は治療を終了しての野球談義となったのです。Bさんによると、最近の内野守備では、正面でボールを取らなくなっているそうです。例えば、サードの守備をしていたとしましょう。正面にゴロのボールが飛んできた・・・・普通なら、左のグラブを広げてすくう様に取って、右手でボールを取って投げます。ところが、最近では、ボールの正面には行かないで、グラブをシングルキャッチできる位置、つまり、やや1塁側に寄って右側で取るようにするそうです。

理由は、ボールを取ってからスムーズに投球出来、ランナーをアウトする可能性が高くなるからです。野球は確率のスポーツですから、これは理にかなっていると思います。皆さんはどう思われますか?

長女似のAちゃん

(絵と内容は全く関係ありません)

小学校5年生の女性患者Aさん、走り幅跳びの踏み切りが硬かったせいで、2週間前に左外踝を痛めました。最近になって、また痛くなったので来院されました。

「痛いところは、氷水で冷やすんが一番じゃけん、冷やしてあげるね。」

と、冷蔵庫の氷を袋へ、そして水道水を入れます。日本手ぬぐいを患部に置いて、その上から0℃になった氷水袋をツンツンと動かしながら気持ちよさ加減を聞きます。

「Aちゃん、気持ち良かったら、ゆっくり味わってね・・・・冷たいだけになったら、教えてください。」

「はい。」

「冷たいだけになったら、もう必要ないという事なんよ。」

「・・・・・冷たくなりました。」

「はい、ありがとう。これで、おしまい・・・・これは、覚えておいてね、何んかあった時、やっとうみいい。」

「はい。」

次は、鍼治療です。頸椎と胸椎の治療点に1本ずつ、そして腰椎の治療点に2本で終了。

「これで、どう?左足に重心かけてみて・・・・・どう?」

「痛くない。」

これで、終了してもいいのですが、足にみつけた治療点に軽く触れる操法を行い、左手首(患部の左足首に対応する治療点)にパイオネックス(円皮鍼)を3ヶ貼り終了としました。私が長女と別れた時、Aちゃんくらいの年でした。そして、Aちゃんは長女によく似ています・・・・・・今日は、奇しくも長女の32回目の誕生日です。

「誕生日おめでとう🎁🎉」

野球談義3

 

今日は、広島の野球強豪校、広陵高校が愛媛県高野連の招待で、愛媛県の中予(松山周辺)のベスト8に残った高校との練習試合をしてくれました。母校の松山東高校は、1対9のコールド負け、つづく第二試合は、愛媛県NO.1チーム松山商業が、0対14で破れたそうです。

どうやら、これが愛媛県の高校野球の現状のようです。私は部外者なので何も言えないのですが、対戦して敗れた選手がそれぞれ自覚して、この冬を実りある充実したものにしていただきたいと思います。

話は、それてしまいますが、母校の筑波大野球部、秋の明治神社大会に出場出来る可能性が出来てきました。関東の他のリーグとの対戦に勝ち残った場合、2校選出されるようです。応援しています。