(絵と内容は全く関係ありません)
小学校5年生の女性患者Aさん、走り幅跳びの踏み切りが硬かったせいで、2週間前に左外踝を痛めました。最近になって、また痛くなったので来院されました。
「痛いところは、氷水で冷やすんが一番じゃけん、冷やしてあげるね。」
と、冷蔵庫の氷を袋へ、そして水道水を入れます。日本手ぬぐいを患部に置いて、その上から0℃になった氷水袋をツンツンと動かしながら気持ちよさ加減を聞きます。
「Aちゃん、気持ち良かったら、ゆっくり味わってね・・・・冷たいだけになったら、教えてください。」
「はい。」
「冷たいだけになったら、もう必要ないという事なんよ。」
「・・・・・冷たくなりました。」
「はい、ありがとう。これで、おしまい・・・・これは、覚えておいてね、何んかあった時、やっとうみいい。」
「はい。」
次は、鍼治療です。頸椎と胸椎の治療点に1本ずつ、そして腰椎の治療点に2本で終了。
「これで、どう?左足に重心かけてみて・・・・・どう?」
「痛くない。」
これで、終了してもいいのですが、足にみつけた治療点に軽く触れる操法を行い、左手首(患部の左足首に対応する治療点)にパイオネックス(円皮鍼)を3ヶ貼り終了としました。私が長女と別れた時、Aちゃんくらいの年でした。そして、Aちゃんは長女によく似ています・・・・・・今日は、奇しくも長女の32回目の誕生日です。
「誕生日おめでとう🎁🎉」