モモの家出

4日前に私の飼っているメス猫モモが、家出をしてしまいました。これは、2つの部屋の境にあるドアをきっちり閉めていなかった私の不手際から起こったものです。玄関を出ると小道を挟んで雑木林が広がっているので、その天辺までいったと思われます。初めて山登りをして、大好きな木登りで遊び回っていたと思います。鳥やトカゲなどの小動物や、昆虫も沢山いるので自由を満喫しているものと思い、

「モモの第二の人生になる・・・・きっと幸せになるに違いない。」

と覚悟を決めていたのですが、夜遅く帰って来ました!山の生活では怖い動物にでも出会ったのかもしれません。少しエサを食べたあと、顔を上にしてゆっくりと寝ています。普段のモモは顔を上にして寝ることはないのですが、よっぽど安心したのだろうと思います。ちょっとした小旅行をして、外の怖さと家の心地よさを改めて知ったことでしょう。

これで、一安心です。

大谷翔平選手の痙攣

 

今や世界中から注目されているエンジェルスの大谷翔平選手。4回投げ途中で痙攣を起こし降板となりました。最近、痙攣というアクシデントが多いので、その原因を調べてみました。ご本人は、疲れているからだとおっしゃっています。もちろん、その通りだと思います。そこを、もう少し深掘りしてみました。

『肉のけいれんの最も一般的な原因は以下のものです。

明らかな理由なく起こる脚の筋肉の良性のけいれん(典型的には夜間に発生する)

運動に伴う筋肉のけいれん(運動中または運動後に発生する)

筋肉のけいれん(「筋肉がつる」とも表現されます)は、健康な人にもしばしば起こり、通常は中高年の人によくみられますが、ときに若い人に起こることもあります。筋肉のけいれんは、激しい運動の最中や後に起こる傾向がありますが、ときに安静時にも起こります。就寝中に脚の筋肉に痛みを伴うけいれんが起きる人もいます。 睡眠に関連する脚の筋肉のけいれんは、ふくらはぎや足の筋肉に起こることが多く、その場合は足や足指が下方へ屈曲します。このような筋肉のけいれんは、痛みを伴うものの、通常は良性の(重篤でない)けいれんです。

筋肉のけいれんは、ほぼすべての人に時折みられる現象ですが、特定の異常があると、けいれんのリスクや重症度が高まります。具体的には以下のものがあります。

ふくらはぎの筋肉の張り(ストレッチの不足、運動不足、ときに下腿への体液の蓄積[浮腫と呼ばれる]が繰り返されることなどに起因する)

脱水状態

血液中の電解質(カリウム、 マグネシウム、 カルシウムなど)濃度の低下

神経の病気または 甲状腺機能低下症(甲状腺の活動が不十分になった状態)

特定の薬剤の使用

電解質濃度が低下する原因として、一部の利尿薬の使用、アルコール依存症、特定のホルモン(内分泌)の病気、 ビタミンD欠乏症、体液の喪失(とそれに伴う電解質の喪失)を引き起こす他の病気などがあります。電解質の濃度は、妊娠の後期にも低くなることがあります。』

『レースやトレーニング中に筋肉が激しく収縮するけいれんは、カリウムやナトリウム(塩分)、マグネシウムなどのミネラルが、汗と共に排出されたために体内のミネラルバランスが崩れ、筋肉の収縮と弛緩がうまくいかなくなった結果起きる。ナトリウムは、通常の食事をしていればほとんど不足することはないが、ハードトレーニングなどで大量の汗をかいた時は意識して補給する必要がある。

■カリウム 

【効果的なとり方】

カリウムは体内ではほとんどが細胞内液に存在しているが、よくけいれんを起こすランナーは、日頃から果物を意識して食べるなど、カリウムを多く含む食生活を心がけるとよい。

【多く含む食品】

緑黄色野菜、ドライフルーツ、果実類(特にバナナ、メロン、アボカドなど)

■ナトリウム【効果的なとり方】人間の体内ではナトリウムとカリウムは1対1の割合で存在し、ナトリウムの多量摂取はカリウムの低下を招く。ナトリウムのとりすぎは高血圧の原因になるが、汗を大量にかくランナーは多めにとる必要があり、特に夏場は気をつけたい。

【多く含む食品】

ほとんどは食塩(塩化ナトリウム)として摂取される。

■マグネシウム 

【多く含む食品】

アーモンド、魚介類、海藻類、豆類など』

とあるので、暑い夏で投手とバッターの二刀流は、大量の汗が出るためカリウム、マグネシウム、カルシウムなどが減り痙攣を起こしたようです。でもそれは、良性の痙攣なので心配することはないようです。

ヒマワリの歴史

ヒマワリに関しての記事があったので、記載します。元々、アメリカ大陸が原産だったヒマワリが、スペイン→ヨーロッパ→中国→日本と伝わったようです。本草学者の貝原益軒が色々と述べています。アメリカ大陸には、2万年前氷河期で海抜が下がっている時期、ユーラシア大陸からモンゴロイドに近い人々が移動し、南アメリカまで広がっていったので、日本のご先祖さまの縄文人も関係あるかもしれません。ただ、スペインのコロンブスらの、先住民虐殺、文明破壊、天然痘蔓延などの負の遺産の象徴がもしかして、ヒマワリかもしれないと思うと・・・・しっかり育てたくなります。

『スペインの医師ニコラス・モナルデスによって1564~71年の間に、アメリカ大陸からスペイン王立植物園にもたらされ、ヨーロッパに広がった。中国ではその半世紀後の『花史左編』(1616)に丈菊 (じょうぎく)の名で初見する。日本にもその名で伝わり、『訓蒙図彙 (きんもうずい)』(1666)には図とともに「丈菊、俗に言ふてんがいくわ(天蓋花)、一名迎陽花 (げいようくわ)」の記述がある。貝原益軒 (えきけん)は『花譜 (かふ)』(1694)では、ひふがあふひ(日向葵)、かうじつあふひ(向日葵)の和名をあげるが、15年後の『大和本草 (やまとほんぞう)』には「日マハリとも言ふ」と書いている。また伊藤三之丞の『花壇地錦抄 (ちきんしょう)』(1695)にも日廻 (ひまわ)りの名が出ている。したがって、元禄 (げんろく)(1688~1704)のころにヒマワリの名は広がったらしい。その名は、太陽の動きに花がついて回るとみられたことからおこった。益軒は、『花譜』では花が「日に向ふ」としか記していないが、『大和本草』では「日につきて回る」と述べている。ヒマワリはつぼみの間は太陽の方向に花首を向け、夜の間に西から東に向きを変える。その運動は花弁が黄色く色づくころから鈍り、開花期後、多くは東を向いたまま動かなくなる。しかし同属のシロタエヒマワリH. argophyllus Torr. et Grayは、開花後も太陽の動きにつれて回転することが観察されている。』

ヒマワリの水撒き

写真中央部のまだ背丈を伸ばして、1番高くなった中型ヒマワリ、4mは超えてしまったようです。しかもまだ花が咲いていないのです!このヒマワリの種は、特別なパワーがあるかもしれません。しっかり種を残して来年の目玉ヒマワリにしようかな?

ヒマワリの種の取り方を知らないので、コピペしました。

『1.開花してから2ヶ月ほど待つ

まずはひまわりの花が咲いたら、完全に枯れるまで2ヶ月ほど待ちます。早いと1ヶ月半ぐらいでも枯れる場合があります。

ひまわりの花びらもほとんどなくなって、茎や葉っぱが黄色く変色して枯れるぐらいになるのが目安です。

種の部分も乾燥して黒っぽくなっているのを確認してください。

2. 茎の部分で切り取る

収穫時期になったら、花のすぐ下の茎の付け根をばっさり切り取ります。

ちゃんと乾燥したものであれば、種のところを触るとぽろぽろと簡単に取れやすくなっていると思います。

まだ簡単に取れない場合は、そのままもう少し乾かしてください。ネットなどに入れて乾かすと鳥に食べられる心配もないです。』

完全に枯れるまで待つのがポイントのようです。つまり、土からの養分と太陽の光を取れるだけとって、立派な種作りをする必要があるのです。そのために、水撒きをどうする?私は、種を蒔いてからほぼ毎日、朝夕2回水をたっぷり撒いていたのですが、最近は、下記のコピペを見て朝か夕に1回水を撒いています。

『地植えの場合は雨が降りますので、基本的には水やりは不要です。

ポット苗などを植え付けた場合は、植え付け時にしっかり水やりはしてください。そのあと1週間ぐらいは様子を見て水やりをし、ちゃんと根付いたらあとは基本的に水やりはしなくて大丈夫です。

例外として真夏は雨が降らず気温が高い日が続くこともありますので、土の乾燥がひどくヒマワリの葉っぱや茎がしなっと元気がない場合は、補助的に水やりをしてください。』

音楽合宿

 

昨日は、音楽合宿という名目で、キャンプをしました。野外活動センター(旧五明牧場)の一棟貸し出しの施設で1泊2日の夏休み。普段、肉は食べない私、肉焼き係で皆んなに肉の配給をしたのです。京都の山奥で秋から春にかけて毎日、ストーブを焚いていたので、火つけはお任せください!・・・・と、久々の「火焚き」を楽しみました。

非常に綺麗な宿泊施設なので、快適な2日間でした。フランスから来られた芸術家ポールさんと通訳のYさん、それから東京からはベースギターの上手なTさんも参加しての賑やかなバーベキューパーティーでした。今回は、あじさいクラブからは、えんちゃん、ヨッシャー、ヒラリと私が参加して合計7人。貴重な夏休みとなりました。

音楽合宿なので、2日目の午後、あじさいの杜鍼灸院で音楽練習。「スタンドバイミー」は、ある程度マスターできました。もう間違うことはあまりないと思います。ただ、簡単だろうと思っていた「上を向いて歩こう」が何と難しいのです。それを、いとも簡単に弾いたTさん!さすがです!

少しずつ練習します!

薬用植物と健康管理という項目を勉強中です。納得する個所があったので、引用します。

『食べ物には、熱・温・平・涼・寒の五性があります。おおまかに言えば、食べて、温かくなるものが温、熱という陽の素材で、食べてる涼しくなるのが涼、寒という陰の素材です。また、平の性質を持つ食べ物も多く、代表的なものが米です。だからこそ、毎日食べても何の影響もありません。他にも、常食に適したイモや豆、ゴマなどが平性です。ちなみにもち米は温性、小麦粉は涼性の食べ物です。陰と陽と中間にある平の性質の食べ物を、体質に応じ、組み合わせで食べることで、バランスの良い健康な体づくりができるのです。』

お米は平なので、毎日食べられるのですね!

クリムト・ヒマワリ畑

『1~1m60cm位に成長するヒマワリを2列植えたはずなのですが、1列目だけがそれくらいの背丈。2列目に植えたはずの1~1m60cm位のヒマワリが何と、3mになっているのです。それらの後ろに3~4列植えた背丈2mになるはずの2種類のヒマワリが、2列目の1番陽当たりがいいヒマワリの巨大化の影になり、今ひとつ元気がありません。

2列目に植えた中型ヒマワリが、背後に伸びる大型ヒマワリの成長を感じとり、焦って巨大化していったのでは・・・・と思ってしまいます。』

と、以前に書いたのですが、その前列の中型ヒマワリでも、最も大きいのが写真中央部に立ったヒマワリです。このヒマワリ、茎と葉が異常に大きく、まだ花を咲かす「生殖成長期」になっておらず「栄養成長期」を続けています・・・・何ということでしょう!

来年に備えて、種を保存してどこでどのように咲いたヒマワリなのか、しっかり記録して名前を作る必要があるようです。やはり、あじさい小学校ヒマワリ組1番A子ちゃん、2番B子ちゃん・・・・などと、写真で記録して来年は、エゴンシーレやクリムトを連想させる、きらびやかな平面的なヒマワリ畑を目指します。

薬膳料理

私は、料理らしい料理を作ることはありません。かといって、外食をするわけでもありません。最近の料理は、玄米に沢山の野菜(大豆、黒豆を中心に)を入れ、ぬかパウダー、芽ひじき、乾燥生姜、乾燥青ジソ、昆布、煮干しなどを加えて、電気釜で炊くのです。味付けは、醤油、ヒマラヤ岩塩、塩麹などを入れます。

そんな私ですが、薬草を勉強し始めて、「薬膳料理で健康管理」の章を読んでいます。その一部をご紹介します。

『薬膳料理とは・・・薬膳料理というと漢方の生薬が入った料理を連想するかもしれませんが、実際はそれだけではなく、幅広い意味を持っています。たとえば風邪を引きそうだからネギや生姜を使う、というのも薬膳料理です。つまり、薬膳料理とは、日ごろから病気にかからないように配慮して作る料理といえます。

薬膳は、中国の陰陽五行説の思想に基づいて生まれました。これは、宇宙の万物は、陰と陽の2元の変化によって生成すると言う陰陽設と、万物を支配する木、火、土、金、水の五元素の盛衰によって変転する、という概念が合わさった世界観です。太陽が昇ると陽、月が現れると陰と言うように、自然界のサイクルは陰と陽のバランスで保たれています。体も同じで、陰陽のバランスが崩れると病気が生じます。それを調整するのが薬膳なのです。』

母校、惜敗

母校・松山東高等学校が、野球選手権愛媛大会3回戦で惜しくも今治工業高等学校に敗れました。午前9時の切符購入まで、30分前に到着し「野球通」の人たちと会話を楽しみながら、開門を待ちました。早く来た分、ネット裏の最上部の心地よい風を感じる席に座る事が出来、同級生3人、先輩1人と楽しい会話が弾みました。

試合は10時から始まるので、シートノック(両校7分ずつ)も見ることができました。両校ともしっかり鍛えられており、守備は互角。不運にも母校はエラーが3、今治工業は1。しかし、野球にはエラーがつきものです。選手を責めてはいけません。守備が下手だった私にとって、いつもこの事は心にあります。

敗れたから言えるのですが、先発投手のN君は、私の患者さんでした。6月15日から7月20日まで、9回の治療で先発完封出来るまで良くなりました。第一試合で腰を痛めたO君、2回の治療で、今日は3安打(3塁打1本)の大活躍でした。

試合が終わって、普段無口なN君が、涙ながらに

「先生、本当にありがとうございました。先生のおかげでここまで投げられるようになりました。」

「ありがとう、本当にありがとう。ようやった、ようやった。」

涙声になりながらN君をたたえました。N君ありがとう。

 

ヒマワリについて

ヒマワリについて語る前に、中学校レベルの理科の授業に戻り、植物分類から始めてみようと思います

植物の中で種子をつくる「種子植物」のなかで胚珠が子葉に包まれている植物を「被子植物」といいます。

被子植物のなかには、子葉を2枚もつ「双子葉類」と1枚しかもたない「単子葉類」があります。

そして、双子葉類は、さらに「合弁花類」と「離弁花類」に分けられます。

タンポポやヒマワリの花は確かに、花びらが1枚1枚離れているように見えます。

 しかし、これらの1枚の花びらのように見える部分は、何枚もの花びらがくっついた花なのです。このような花の1つ1つを「舌状花(ぜつじょうか)」といい、タンポポやヒマワリは舌状花がたくさん集まってできています。ヒマワリの周辺に黄色く咲いている花ビラ一本一本が、舌状花となります。そして、中央部の種が出来る部分が、筒状花と呼ばれる上の写真にある様な独立した花の集合体になるのです。大きなヒマワリになると、1500個もの種が出来るそうですから、巨大な花の集合体であることが分かります。

実際にヒマワリを育てて、ほんの少しヒマワリが分かってきました。ありがとうございます!