「先生、今日空いてます?」
「はい、今日は一日空いてますよ。」
と、電話での会話。
「そしたら、知り合いがギックリ腰になったんで、お願いします・・・・午後1時で大丈夫ですか?」
「はい大丈夫です。午後1時、13時でお待ちしています。」
ということになり、50才代の男性患者Aさんの治療が始まりました。
「明日から稲刈りが始まるのに、ギックリ腰をやってもうて・・・階段上りが、痛とうて、痛とうて・・・若い頃、ギックリやった時は、手と足の指を揉んでもろうて、治ったことがあったんです。」
と、以前の経験を語ってくれたAさんには、足の刺激が効くようです。そこで、頭に14本置鍼。
「これで、どうですか?」
「・・・・だいぶ、良うなった・・・けど、まだ怖ごわ歩く感じは、残っとる感じ。」
というので、足に見つけている治療点を鍉鍼で押圧することにしました。この治療点は、学会で発表していないし、認められるかどうかも分からないので・・・どうなるのでしょう?
Aさんのギックリ腰の痛みが10→2となり、終了しました。