牛乳はモー毒 4

戦後、牛乳を飲むようになって日本人が生活習慣病になっていった、と官兵衛先生の説明。それに対しての子供たちの反応から始まります。

「でもなぜ牛乳を飲むと生活習慣病になる人が増えるんですか?」

の質問に対して、マシーンに乗って日本人の体に入って官兵衛先生の説明が始まります。

「ここは人間の血液の中だよ・・・見つけたぞ!アテローム効果。」

「何ですか?ボコボコして道が狭くなっている。」

「あれは全部悪玉コレストコレステロールのかたまりなんだ。アテローム効果とは悪玉コレステロールが血管壁の内側にたまり、それを食べようと白血球の一種であるマクロファージが血管壁の内側に入り込み出られなくなる。さらに進めば血栓を生じて細胞への酸素の供給が途絶える」

「すると、血液の供給されなくなった細胞は死んでしまう。驚いたことにアテローム効果は人間以外の動物には見られないんです。」

「えー!人間だけなの!牛乳を飲んだらアテローム効果でおっぱいが出なくなるなんてショック。」

「この病気は動物性脂質、特にコレステロール摂取量の多い現代人の食生活によって引き起こされるものなんだ。」

「じゃあ牛乳もアテローム効果の原因の1つなんですね。」

「その通り!」

続く・・・・