高校のスポーツ選手にとって、冬場の筋トレは、春夏の活動を左右する大切な作業です。具体的に聞いてみると、「デッドリフト」「ベンチプレス」「スクワット」と名前が上がりました。調べてみるとこれらが、ビッグ3といわれるトレーニング方法のようです。
それらのトレーニングには疎いので、今回は語りません。そのトレーニングの最中に、右足首に違和感を感じた男性患者A君。半年ぶりの来院です。高校生のスポーツ選手の場合は、首が痛いという時以外、首診(内臓状態の診断)をしないことの方が多いです。理由は、外傷が多いためです。
A君は、コンクリートや砂の上を走ったための右足首痛。いつものように、膝診を行い、頭に見つけた治療点に7本置鍼。その後、右足首狙いで4本置鍼すると、右足首の痛みが随分なくなりました。後は、右足首の患部に対応する右手首の圧痛点を探します。見つかった右手首の圧痛点にお灸を13壮。改めて言います・・・・足首痛は、手首で治す・・です。
お灸施術を終えた後、指先を同じ治療点に添えて、野口整体のような「気を通す」施術を行い終了です。後日、A君のお父さんが来られ、
「家内が驚いていました・・・・翌日から、普通に走っていましたから。」
若いエネルギーは、素晴らしい!