木の瘤(こぶ)パワー

4本の大きな大きなクスノキが、小学校の校庭をおおいつくすほどの影を作ってくれました。その影の元、私達はジャングルジム、うんてい、ブランコ、砂遊び、相撲、石けり等の遊びに興じていました。

半世紀以上まえのことです。

運動会は、全員裸足。小さな石を踏んだ時の痛い事!みんな、変な動きをしていました。

実はこの小さな石が、私たちに変な動きを作り、カラダの歪みを正していたのです。これが、操体法の手技である圧痛操法の原点です。  

クスノキに見守られてスクスク育った私。

クスノキの生き様の象徴ともいえる瘤(こぶ)パワーをありがたく頂くことにしました。

この瘤が作り出す石ころの様な凸凹は、校庭の小石に似ています。これに触れると、変な動きのスイッチが、入ってカラダが勝手に治りそうな気がするのです。