御神木・ウラジロガシの樹洞(うろ)エネルギー
私が小学校5年生までは、茅葺きの社務所(我が家は、神社のため)で生活していました。
物心ついた頃は、確か7~8人の三世代家族で、ラジオを聴きながら夕食をしていました。
台所は土間で中央部には、おくどさん。山水を引いた流しと、その横には井戸がありました。
風呂は五右衛門風呂。下駄履きのまま、はだかで外に出て薪を一本焚(く)べてから、飛び込みます。
かなり、ワイルドな生活です。そのころ最高の遊びが、「ウラジロガシ探検」。
樹齢数百年のカシの樹には大きな樹洞(うろ)があり、樹のてっぺんまで上れます。
友達数人と、ワクワクしながら何度も何度も上るのです。
この時の原体験が、今に続いているようです。クスノキのイボイボ、樹洞(うろ)に触れると、あの当時の感触がよみがえってきます。そして、どこかで安心しているようです。
御神木のウラジロガシから頂いたエネルギーを、患者さんに治療を通してお返しいたいと思います。