足の冷え
この10日間くらいで、急に冬到来。
ほとんどの患者さんの足底は、冷えています。体調を崩している方もいらっしゃいます。
木火土金水の五行で冬=水。
陰陽で、カラダを見ると、足底は陰。しかも、腎経(五行の水)の始まりが足底にある湧泉(ゆうせん)というツボからです。
解剖学的に考えると、足底には、薄ぺらい屈筋がスルメの様にこびりついていますが、ふくらはぎ、太ももの様にタップリ血液をため込んでいません。そのため、冷えやすいのです。
どう考えても、冬は足底が冷えます。
そのため、ここ10日間、足へのお灸の割合が増えています。この時、足底をクスノキの瘤(こぶ)に置くと、効果があるようです。
五行で考えると、火(お灸)の親は、 木(クスノキの瘤)なので、相性が非常にいいのです。
木を擦(こす)り続けると、火が生じます。ですから、火の親は木となるのです。
まあ~、屁理屈かも知れませんが、そんな事を感じながら施術しています。
写真は、お灸をした後の様子。