10才代の男子スポーツ選手A君。4ヶ月前に膝痛で来院、1回の治療で良くなったのですが、再び再発。再発後2度目の施術となります。いつものように、膝診をして、5本頭に置鍼。次に、膝治療のため、頭に3本置鍼。すると、膝痛は半減します。その後、足ウラ、肘などの治療点に鍼やお灸をするのですが、今回はあまり効果的ではありません。
そこで、杉本練堂先生の天城流から足首でもアキレス腱周辺の圧痛部位と、大腿部内側の圧痛部位を筋膜はがし。
「これで、どう?」
「いいです。今日一番です。」
「2日前に来たときの痛みが10で、全く痛くないのが0なら、今は?」
「1です。」
という訳で天城流という引き出しは、玉手箱でした。