
高校生の男性患者A君。今年の1月、左膝下の脛骨という大きな骨が骨挫傷と診断されました。骨挫傷をチャットGTPで引用してみます。
『骨は硬いですが、内部はスポンジ状の海綿骨と血管でできています。強い衝撃を受けると
骨の内部の微細構造がつぶれる
骨の内部で出血(内出血)が起こる
骨髄が炎症を起こす
という状態になります。「つまり骨の内部の打撲」です。回復には、中程度なら1〜2ヶ月、強程度なら3ヶ月以上』
とありますので、A君の場合、中から強くらいの程度だと思っていいでしょう。A君には、仰向けになってもらい骨盤の歪みをチェック。多くの患者さん同様、右脚が左脚より1.5cmくらい短いため、どうしても左足に重心が移り左膝に負担がかかりやすくなります。これを、肘(足ではありません)の圧痛点を押圧することで、左右差を少なくします。その後、操体法で同じ長さにして座椅子に戻ってもらいます。膝診をして膝ウラの圧痛点を確認します。そして、オデコの上にある冠状縫合あたりに中指を近づけ、頭からの波動を感じとります。そして押圧。
「ここ、痛くないですか?」
「痛いです!」
「膝ウラの圧痛点を押したら・・・・どうですか?痛いですか?」
「痛くないです。」
「ということは、ここ(オデコの上の環状縫合)にはりを刺すと、ここ(膝ウラ)がゆるむことになりますね。」
などと、説明をしながら治療。その後、左膝に対応する頭の治療点に5本置鍼。
「どうすると痛いの?」
「走ると痛いんです。」
「そしたら、この状態で走ってみて。」
A君は、靴を履いて走ってきました。
「どうだった?」
「痛くないです。」
どうやら最後の5本の置鍼が効いたようです。3日後の本日も治療に来られましたが、膝の痛みはないそうです。本日をもって治療終了となりました。