腰痛は肩で治す

高校生男子患者B君、3日前から、左臀部の中央部に痛みあります。特にサイドステップをすると、痛みが生じるそうです。ベッドで仰向けになってもらい、右脚が1cmほど短くなっているのを確認します。全体のバランスをみると、両肘に張りを感じます。その肘を軽く押圧して肘の張りを少しずつとっていきます。すると、両脚差がほぼなくなりました。

次に、山元式新頭鍼療法(YNSA)の治療理論「腰は肩で治す」の実践。

骨盤と肩甲骨は、骨格が構造的によく似ています。B君の左臀部の中央部の痛みは、肩甲骨の中央部にある「天宗=てんそう」を軽く押圧することで、軽減できます。

大臀筋、中臀筋、小臀筋と、肩の三角筋の後部繊維、中部繊維、前部繊維が構造的に似ています。そこで、B君の左臀部の中央部の痛みは、肩の三角筋を押圧することで軽減できるのです。

「どうですか?オシリの痛み?」

「・・・・・いい感じです。」

次に、座椅子にすわってもらいます。膝診をして頭に6本置鍼しました。これは基礎治療であり、脊柱を整えたのですが、オシリの痛みがサイドステップをしても、軽減しました。そして、B君の左臀部をねらって耳のウラに1本置鍼。

「これで、どうですか?」

「もう、いいと思います。」

B君自ら、治療の終了を教えてくれました。ありがとうございます!