3年前からの頭痛に悩んでいる40才代の女性Bさんの続報です。
前回、治療したその日の夕方から、頭痛が再発。その後も左側頭部と顎関節が痛いそうです
(なかなか手強いですね~~)。
ただ、右後頭部にあった痛みは、指で触れる操法(約5分間)が効いたらしく、痛みがないそうです。1週間に3回の治療で、分かって来たことは、
①首のお灸は効果がある
②内踝(うちくるぶし)のお灸は効果がある
③皮膚に軽く触れる操法は効果がある
そこで、山元式新頭鍼療法(YNSA)で頭鍼したあと、まず首にお灸。お灸をした周辺がうっすら赤くなる(フレア現象といいます)まで施術します。頭の痛みが徐々に薄れていくそうです。今度は、左内踝(うちくるぶし)に鍼を刺し、その後お灸をします。
「Bさん、今はどんな感じですか?」
「こめかみの1点が痛いです。」
そこで、足の甲にある最大圧痛点を探し、軽く指先で触れる操法に切り替えます。しばらく経って、
「Bさん、今度はどんな感じですか?」
「痛みが、左目の下に移動しました。」
そこで、太衝(たいしょう)というツボと湧泉(ゆうせん)というツボに、指を軽く当てます。
これらのツボは、母趾球(ぼしきゅう)を足の甲とウラから挟(はさ)む感じで在ります。
「Bさん、今はどうですか?」
「痛みが無くなりました❣️」
頭の鍼を抜き今回の治療は、終了です。Bさんが帰る時、再び伺いました。
「Bさん、今痛みはどうですか?」
「ないです❣️」
「という事は、この状態が続けばいいんですね。」
「はい❣️」
20日、サザンオールスターズのコンサートまで、保(も)ちますように‼️