やってしもた

京都大徳寺で仕事を終え、近くのご夫婦で経営の食堂に立ち寄ったのは、午後の8時を回っていました。

食事を終えて、ipad でU-18W杯(野球世界大会)の日本対カナダの試合をゆっくり見ていたのですが、一つ気になることが・・・・配膳係の奥さん、右膝を触って、屈伸したり、揉んでみたり・・・

「足が痛いんですか・・・」

「そうなんです、膝が痛くてサロンパス貼って、サポーターもしているんです。」

「それは、困りましたね。私、鍼灸師なので、治しましょうか?」

「えっ・・・鍼?実は、興味あるんだけど・・・なかなか行けなくて。」

「じゃあ、やりましょう。」

0.5寸の5番鍼(1.5cmの長さで直径0.25mm)で、彼女の右肘(痛い膝ではありません)の圧痛点に3カ所、その跡にパイオネックス(円皮鍼)を3カ所。

「あれあれ???・・・歩ける痛くない!あんた(旦那様)、鍼してもろた!」

厨房から出てこられたご主人、

「あんた、いつから鍼灸やってるの?」

「そんなに古くないですよ、平成24年に免許取ってます。」

それを聞いたご主人は、あまり興味が無いようです、厨房に帰られました。膝が良くなった奥様は、ニコニコ顔で私と話そうとすると・・・お客様様が、入ってこられました。

一目散に食堂を出て行く私は、余計なことしたかな・・・でも喜んでもらったから・・・

ついつい出しゃばりをしてしまう、悪いクセじゃな~・・・まあ~~いいか‼️